うちのよめはんは、料理ができない。
調理はできるが、献立がつくれない。
以前は「ベターホーム」などという結構な料理教室に通って勉強してたのだが、現場からはなれると完全に腕前がなまくらになるらしい。
殊に、オキャクサマのオモテナシ、というのが壊滅的にヘタ。
以前に来客があった機会など、枝豆を出したあとに、インゲンをゆでたものを出し、とどめに空豆を出すという、わけのわからないメニュー構成。
あるいは、ニンジンの刻んだものを酢漬けにしたものを出したあと、カブの酢漬けを出し、最後にピクルスを出す。
普段の食卓でも、「サラダが食べたい」と言うと、キャベツを刻んだものが出てくる。
冷蔵庫の中には、ハムも、ツナも、ピクルスも、新ショウガも、レタスも水菜もキュウリもニンジンもコーンも入ってるのだから、それらを混ぜ込めばいいではないか。
・・・と、何度言ってもわからない。
要するに、冷蔵庫の中にあるものが単品でしか目に入らないらしい。
大根とブリがそこにあったとしても、この女は「大根を煮たもの」と「ブリを焼いたもの」をつくるにちがいない。
「ブリ大根」という発想が、そもそもない。
このかしこいひとが、と不思議に思う。
これは一種の脳機能障害なんだと思う。
・・・と考え、オレはもうなにも言わないんである。

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粗忽な上に、粗暴です、うちのよめはん。
わが家のバスルームのドアは、二つ折り式のスライド構造なのだ。
引き戸のようにスライドさせると、ドアがまん中から折りたたまる仕組み。
高いレールを深々とした車輪がサイドからはさんでなめらかに動く「絶対に外れるわけがない」モノレールのような噛み合わせになっている。
これが、よめはんが扱うとしょっちゅう外れる。
折りたたまるドアと壁のすき間にバスタブのフタをはさんだまま、無理やりにこじ開けようとするからなのだが、いったいどんなすさまじい負荷をかけたらこの美しい噛み合わせ構造が脱輪するのか、力学的に理解できない。
直すのが深刻に大変で、ほんっとにメーワクきわまる。
さらにいつだったかは、外の駐輪場から「がんっ、がんっ、ががんが、がんがんががん」ととてつもない大響音が聞こえる。
なななんだ?と思って駆けつけると、よめはんが一生懸命にチャリのスタンドを蹴っている。
「なんでかな?ちっとも上がらないんだよ~」
そして、渾身の力を込めてスタンドを後ろ蹴にし、跳ね上げようとするのだ。
「まてい、そのスタンドにはロックがかかっている」
オレが指摘すると、はたと気づいたよめはん、
「あ、忘れてた」
とすっとぼけたことを言う。
「スタンドって、左に来てるときがロックだっけ?いつから変わったのかな?」
どアホか、昭和初期のチャリスタンドができた当時からその構造は変わっとらんわ(たぶん)。
また、真新しいスーツケースをコロコロコーロコロとスムースに引っぱって海外出張に行ったかと思えば、一週間後、ゴンララゴンゴンガンガラガンガンととてつもない異音をまき散らして帰ってくる。
うっるさいなー、何事か・・・と話を聞けば、
「キャスターのブレーキロックをいっこ解除し忘れて引きずり回してたら、そのタイヤだけすり減っちゃった」
と言う。
スーツケースをひっくり返して見てみると、タイヤがいっこだけ十七夜(たちまち)の月のように欠け(きれいな表現つかうね、オレも)、バーストしている。
こんなになるまでか?おかしい、車輪が動かへん、なんかヘンかも、と思わんか?
まったく、このかしこい女がなぜ「なぜ?」と考えないで、すべての難儀ごとを力ずくでもって解決しようとするのか、オレには理解できないのだった。

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なんでものの道理がわからんかな。
うちのよめはんのことだけど。
いい天気なので、布団を干して、掃除をはじめることにしたらしい。
それはいいけど、布団のないその部屋で昼寝をはじめる。
布団があるときに寝たらいいではないか。
日が暮れる頃に目を覚まし、布団を取り込もうと決意したらしいが、掃除が中途半端で、掃除機が出しっ放し。
そこにまず洗濯物を取り込むんで、部屋が非常にせまくなる。
さらに、空いた中央スペースに布団を二組積み上げる。
うちは万年床なんで、オレなどは「掃除機を片付けたのち、布団を敷きながら取り込み、その上で洗濯物を取り込んでたためばよいではないか」と思うのだが、その順序がこのひとには理解できない。
布団を敷くべき場所に当の布団が積み上がってるので、一から配置し直さなければならないではないか。
おまえがやると散らかるばかりだから布団は干さんでえーよオレが別の日にやるし、といっても、やらずにはすませられないらしい。
それで結局、オレが尻拭いをせねばならんのだった。
できんのなら、やらんでくれ。
やるなら、最後までやってくれ。
このあたりの道理が、このひとにはまったくわからんのだった。

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昔からガーシュインが大好きで、何枚も聴き比べてます。
ユーチューブで「ラプソディ・イン・ブルー」の鍵盤動画なんかをさがしては、コードをさぐりさぐりにピアノも練習中。
いつか弾けるようになってやる!
・・・ということもあり、オーケストラものでなくピアノ演奏の具合のいいやつを求めてたのです。
そこへ折よく、この新譜を発見しました。
「のだめデビュー」というタイトルで、マンガの主人公(野田恵)が弾いてることになってますが、それは劇中のお話で、実際はラン・ランさんという新鋭の中国人ピアニストが弾いてます。
ラン・ランと聞いて美女を想像した方・・・残念ながら、かわいらしいおっさんです。
以前に探し当てたユーチューブで、「ラプソディ・・・」を、オーケストラに交じってハービー・ハンコック大先生と連弾してましたが、それはあまりいい出来じゃありませんでした。
だけどこの新譜は上々。
「のだめが弾いてるものと想定して」とてもたのしげに、大胆な解釈で音に起こしてます。
遊んでる感じで、とてもよく指にのってます。
ただ、映画版としてつくられたせいで、尺が短くなってまして・・・
つまり、楽曲が編集されて、尻切れに終わっちゃってる。
こんなのありえない!
詐欺っぽ。
最後まで聴いてみたいのに。
ところでなんでこんなに譜探しに血眼になってるのかというと、実は数年前にテレビでチラリと見かけた上原ひろみさんの「ラプソディ・・・」のピアノ演奏が忘れられないのです。
イッソなんとかという和笛のひととコラボしてたのですが、実に驚愕のパフォーマンスでした。
あの狂人じみた才気が、上原さんの出すアルバムにはどこにも垣間見えないのが不思議・・・
やっぱしライブでこそ悪魔が取り憑くひとなのですよ、上原さん。
あの質に迫るものを見つけるまで、ぼかーもうしばらく散財せねばならないのかもしれません。
つか、上原さんはライブ版をこそ出すべきでしょう。
・・・なんの話かよくわかんなくなってきましたが。
つか、のだめの具現体こそが上原ひろみさんの存在なのデス。

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谷亮子さんが民主党から参院選に出馬、らしいです。
それはいいとして、二足のわらじでオリンピックも目指すらしいです。
そんなバカな。
ありえんだろ~。
政治やるなら、柔道しちゃだめだろ~・・・
柔道するなら、政治しちゃだめだろ~・・・
政治をなめつつ、柔道をもなめてますね、このひと。
この態度からは、どっちもテキトーにやりますから、という以外のメッセージはなにひとつ読み取れません。
ただ、どんなインタビューでもこのひとはいつも、どうでもいいことを絶対に挙げ足を取られないよう無難な言い回しを使って答えてたので(つまり、なんにも面白いことを言わないし、なんの意味もないことしか発しない)、政治家に向いてるな、とは思ってました。
がんばれ、と言いたいけど、がんばりません、と本人が言ってるも同然なので、どう対処していいかわかりません。
とりあえず、いくらなんでも票を入れるのは恐すぎるんで、そうはしませんが。
これ以上、日本を悪くされちゃ困るし。
どうイメージしても、この両立は無理。
つか、国民と柔道関係者に失礼すぎる。
ちゃんとどちらかを一生懸命にやってほしい。

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親父は生前、酔っ払うたびに「ばかやろー」「ばかやろー」と、うなされるようにつぶやいてました。
そんな姿を見るたびオレは、なにをそんなに憤ってんだろう?と思ってました。
ところがそんなオレも、酔っ払うと「ばかー」「ばかー」などとうめくようになっている。
親父のあれは、ひとに向けられたものではなく、自分の失態への悔恨、痛苦だったんだなー・・・
大人になって、よくわかりました。

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基地移設問題をこうまでこじらせた元凶は、実はアメリカにあります。
「ぼくら日本人が、アメリカを嫌いすぎてる」という単純なファクターです。
でなきゃ、ここまで激しく「出ていけ」「来るな」とはならんでしょう。
大きな顔をして、自分がいちばんえらいと思い込んでて、どこに行ってもいばり散らかしてて、こんなめんどくさいヒトビトをどう受け入れろっつーの?って話です。
日本の自衛隊がアメリカ国内に「日本軍基地」をつくっても、こんなにも毛嫌いされはしないと思うのね。
それに、日本人はアメリカ人をレイプしないし。(したらしたで、アッパレなもんだけど)
少なくとも自衛隊は、アメリカ軍よりは品行方正に地域に交われることは間違いありません。
鳩山さんのアホっぷりは置いといて、この混乱を見て、アメリカ人は反省してほしい。
今回のたらい回し劇は全部、アメリカ側の身から出たサビなのです。
つけ足せば、いちばん悪いのはブッシュさんです。
あいつは決定的に、世界中をアメリカ嫌いにさせた張本人ですから。
オバマさん、残念!

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日差しがきれい。
緑がまぶしい。
バーベキューの季節ですねえ。
毎年この時期、上京してすぐにお世話になったレストランのマスターが主催する「河原バーベキュー大会」に参加してます。
歴代のバイトや常連客さんたちが集まり、その子供たちも年々大きくなり、飲むわ、食うわ、遊ぶわ、笑うわの、ほんとにたのしい会なのですよ。
・・・しかしですね、周囲のバーベキュー客のマナーが悪くなる一方でして。
ときどき公的なものなのかボランティアなのか、パトロールさんがまわってきて、「ゴミ処理について」みたいなチラシを渡してくれます。
彼らの話を聞くと、最近ではなんと、バーベキューセットごと捨ててくやつが大勢いるんだそうで。
つまり、食い散らかしたそのまんまの状態で帰っていくらしい。
「昨日は7セット残されてましたよ」などという驚愕のレベル。
去年はオレも、そんな場面に遭遇しまして。
オレたちの隣に、仲よさげな若い家族三組くらいの団体さん。
幼い子供たちも笑い合い、夫婦らの仲もむつまじく、初夏の陽光にとけ合うすてきチックな光景です。
ところがこの連中、バーベキューが終わったあと、巨大なゴミ袋を10個ほどもその場に野積みにして、そのまま帰ってっちゃった。
オレはね、「死ね」とか行儀の悪い言葉は使わない人間だけど、心から「てめーらに生きてる資格はねえ」と思いましたよ。
正義感の強いよめはんなんて、それ見つけた瞬間「このヤロー」なんつって、走り出すワゴンを追っかけてったもんな。
どんなモラル感覚してんだろ?
やつらの笑顔が輝いてた分だけ、数倍にそのいやしい心根が気持ちわるい。
さぶいさぶいさぶいさぶいさぶい・・・
きっと子供に復讐されるよ。
だって、あんなクソ親のクソ姿を日々見せられて、ろくな人間に育つわけないもん。
あ~・・・なんでこうなっちゃったんだろうね、日本人。
つか、人間自体が。
本当に、本当に、くやしくてさ~。
「死ね」とか言えたらラクなのにな・・・

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伊保の糸が好っき。
愛してるといっても過言じゃない。
硬めにゆでて、湯気の立ってるやつを冷水でさっと引き締め、ザルに盛る。
煎りたてのゴマをさっとふる。
永谷園のお茶漬けを伊藤園の麦茶で溶かし(このへんはチープ)、練りユズ胡椒をたっぷりと投入。
つるつるっといただきます。
この風味・・・この舌ざわり、のどごし・・・
はよこんかな~、夏~。

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朝起きてスカッパレだと、なぜだか元気が出るね。
日光をあびると、よどんだ血液がきれいになる気がする。
新緑が光合成ではきだすできたての酸素。
汚れたオレを浄化しろ。
自然という大きな営みの中で、小さな構成物であるオレが更新されてるぜ。
樹も人間もいっしょ。
今日も一日、自然の秩序にしたがって生きるのだった。

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