株式に限らずあらゆる相場には強気派と弱気派がいます。相場は今後も上昇するので買だというのが強気派です。どちらかというと証券会社など業界関係者に多いと言えます。一方、こんな脆弱な基盤の上に成り立っている相場はいずれ大きく崩れるというのが弱気派です。知的レベルが比較的高い人達が主たる支持者です。


今回のアメリカ発の世界金融危機では、以前からアメリカ経済の危うさに警鐘を鳴らしていた人たちの見解が一応正しかったということになっています。しかし、どんな相場でもどこかでクラッシュすることは歴史が物語る通りです。弱気派の暴落説はいつかは当たるのです。


NYダウが6000ドルにも乗っていない10数年前から暴落を唱えている人たちがいました。この人たちの見通しに従って先物を売ったりプットオプションを買った人たちは、この十数年間おおむね負け続けてきたのです。当時、こうした弱気派の言説に乗り、アメリカ株のプットを大量に買って大損した日本人がいたと聞いたことがあります。


つまり、弱気派の見解はいつかは当たるんですが、当たるのが来週なのか10年後なのかが良く解らないのです。弱気派に盲従して投資するととんでもないリスクを負うことになります。


かといって強気派の見解にそれほどの根拠があるとも思えないのが相場の難しさです。



昨夜、NHKスペッシャ「沸騰都市 第7回 シンガポール 世界の頭脳を呼び寄せろ」を興味深く見ました。最近のデータではシンガポールは一人当たりのGDPは日本を抜いてアジアでNO1になったようです。東京23区ぐらいの広さしかなく、資源もなく、水もマレーシアから買っているこの国がなぜ豊かな国になりえたのでしょう。


それは世界中から優秀な頭脳を集め、その研究成果をビジネスとして活用し国の収入を上げることを国家戦略として取り組んでいるからです。現在はバイオに力を入れていて、高い報酬と恵まれた研究環境を提供することで、優秀な研究者を世界中からハンティングしています。当然それなりの予算を用意しています。数十年後には癌に掛かったらシンガポールで治療することが世界の富裕層の常識になってるかもしれません。


定額給付金で国民に金をばらまいてもたいした効果は期待できません。前回のばらまきの時もそうでしたが、しばらくすれば何に使ったかも覚えていません。定額給付金なんかやめて金はこういうことにこそ使うべきという見本のような話です。


尊敬するジム・ロジヤーズもニューヨークの自宅を売り払い、家族4人でシンガポールに移り住んでいます。いつの間にか子供が二人に増えていましたが。世界中を旅したジム・ロジャーズがニューヨークを捨ててまで、晩年になって移り住むくらいですから相当魅力があるということです。


番組ではそうした表の姿の裏にある出稼ぎ単純労働者の厳しい現状も紹介していました。金融危機で建設現場が減り仕事が激減しているようです。


国営の不動産会社が投資先として注目しているのが、価格が下がった東京のようです。渋谷とか新宿という名前が挙げられていました。東京からは欧米系の不動産ファンドが撤退し、今度はシンガポールのようなアジア系が買っていくのでしょうか。



小泉元総理が麻生総理大臣を厳しく批判したとテレビや新聞で報道されています。その日の夕方、料亭から出てきた森元首相に記者達が小泉発言についてのコメントを求めると言葉を荒げて「うるさい」といって車に乗り込んでいきました。


選挙が近いし政界再編の動きも出てきていますから、有力者の発言は政局を大きく動かす要因として注目されているんでしょう。しかし、この政局というのはいったい何なんでしょうか。どうも不可思議です。


会社にたとえるなら、会社の運営を担う役員達の最優先の仕事は、売り上げを伸ばすとか新商品の開発といったことです。どの役員とどの役員が仲がいいとか、専務が親しい人間を集めた飲み会で社長批判をしたというようなことは副次的なことに過ぎません。しかし、その副次的なことが最優先されているのが、残念ながら日本の政治の現在のレベルです。


この政局を裏から表からを解説しているのがジャーナリストと称する人たちです。政局は詰まるところ人事話です。日本のマスコミは人事話が大好きなんです。昼間は社外の政局を論じ、夜は社内の政局を肴に酒を飲んでいるんです。


100年に一度の金融危機なんですから、つまらない次元の人事話は止めて大局的な政策の議論をすべきではないでしょうか。




昨日は新橋の牡蠣料理屋からスタートしました。昔の上司や関係者ら5人で焼酎を飲みながら楽しく歓談しました。このご時世ですから景気のいい話はほとんどありません。厳しいとか売り上げが大きく下がったとかそういう類の話ばかりです。


8時半ごろ一旦解散し、2人で神田までタクシーで移動しました。そこで新しいメンバー1人が合流し、また飲み直しました。今度は白ワインです。調子に乗って水のようにがぶ飲みしてしまいました。後半の話は良く覚えていません。


神田から参加した彼女は最近転職したばかりです。家賃8万円ぐらいのワンルームに転居したようですが、新しい勤務先の基本給与はその2倍ぐらいのようで、台所事情はかなり厳しいようです。私が所有するマンションに空きがいくつかありますので、2LDKを特別に4万円ぐらいにして貸出すというアイディアが頭をかすめました。


しかし、そんな提案をするほど親しくありませんし、自分が不動産投資をしていることは会社関係者には内緒にしておきたいので、頭をかすめただけで終わりました。


ビール、焼酎、ワインでかなりいい気分になってしまいました。帰りはタクシー。さすがに今朝は二日酔いで頭が重く、けだるい気分でした。今週は最近では珍しく週に2回も飲み会でした。



昨日は親しくしている方と有楽町のガード下でお酒を飲みました。ガード下にしては小洒落た和風のお店で、いい感じでした。先日テレビのニュースで新橋や有楽町のガード下も景気の悪化で閑古鳥と言っていましたが、この店は結構混んでいました。


芋焼酎を2人で1本ですからやや飲みすぎといったところです。久しぶりのお酒でした。この方は転勤等で長い間単身で生活していましたので、そろそろ実家に帰ってのんびりと暮らしたいとおっしゃっていました。


人生は短い。そのうち好きなことをしようと思っているといつまでたっても何もできない。やりたいことはすぐにやるべきです。お金をためてそのうちになんて言っていたら、そのうちはいつまでたっても来ません。自分のこれまでの人生を振り返って見ると本当にそう思います。