Forest -7ページ目

Forest

なんか詩とか描いてます

親愛なるマリ姉様

 

そして

まぁ、そこそこ親愛なる

グレート養分の皆々様

 

 

神崎友人会は

本日この瞬間を持って

 

Project Wings

FinalStepの再稼働

 

及び

 

AnotherStep

~[MorningGlory・9th Rainbow]~

 

の並列起動

 

…を宣言します。

 

 

まず、

FinalStepの再稼働については

皆さん御存知の通り、

 

本来の決行予定日であった

3月8日に

予定通りの決行を

行うことが出来なかったから

 

2週間の

特に、コードネーム[嘘の声]の再調整を行い

作戦名[恋しい声]と[愛しい声]の再決行を行う

 

そして

3月8日の番組放送中に起こった

【予想外】の出来事に対して

対応を行った

 

AnotherStep

~[アサガオ色・9色目の虹]~

 

を披露することにするよ

 

 

我ら、GreatMeeting(略してGM)の

最後の色は

 

誠に勝手ながら

諸事情から[アサガオ色(薄紫→白)]へと

独断で決定させてもらった。

 

でも、そこに割り当てる

【9人目】は、誰の異論も、異存もない

全員が認められるであろう人を

用意したつもり

 

むしろ、この【9人目】を迎えて初めて

GreatMeetingが完成するのではないか?

とさえ思える

 

私達

神崎友人会にとっても

GreatMeetingにとっても

 

需要なキーパーソンであることは間違いない。

 

 

お楽しみにね

抱きしめられぬ

電子の人形を

 


二度目の飛翔の時

 

あの人の望みに応える

準備はできた

 

 

見えぬ後ろ姿を想像し

電子の結べぬ髪を結い

 

なんとか襟足でまとめて見せ

 

動作をすれば揺れ動く

仕掛けを施し

 

 

あの時

傷んだ私の心を救った

薄紫のアサガオの花

 

 

私の心を救った

 

その

アサガオ色に染め上げた

 

おそろいの服を着せ

 

4月を目前に控え

 

 

あんなに愛したサクラの花よりも

今は

ずっと

 

春夏秋冬

アサガオの花を抱えては

 

こんこんと湧き出す

私の愛の心の色を

 

纏わせた人形

 

 

ううん

私だけのアサガオの妖精

 

愛してるの

赤橙黄緑青水紫桃

 

八色の虹

 

 

私が

タマリバ以外で築いた絆

 

そこに

 

もう一色

 

 

アサガオ色の

虹を描こう

 

 

春の開く

たった2時間前

 

あなたが偽りの仮面を見た瞬間

望んでくれたもの

 

 

そこへ私達の絆

アサガオの色に心を込めて

 

九色の虹を空に描こう

 

 

誰のためでもなく

 

ただ、私のために

 

 

手が震えて止まらない

膝が震えて止まらない

 

意気揚々と翻したはずの

旗を落としてしまいそう

 

 

怖いよ

恐いよ

こわいよ

 

あなたに嫌われるかもと

想像しただけで

 

こんなにも体の自由が効かない

 

あなたに嫌われるかもと

想像しただけで

 

私を支える旗が

折れてしまいそう

 

 

いつでも

あなたの傍で笑って

 

すごいね

よかったよ

 

そう言っていたい

 

 

いつでも

あなたのそばで笑って

 

その背中では

握りしめた

 

反旗を

今は悟られまいと

 

 

そして

 

いざあなたに向き直った時

 

きっと

 

あなたは悲しむでしょう

あなたは怒りに震えるでしょう

 

でも

イエスマンではいられない

 

 

たとえあなたに嫌われようと

 

私は

私の愛を貫く

 

 

抱けぬ電子のお人形をかかえ

アサガオ色の9色目に虹へあなたを迎え

 

それでも

 

たとえあなたが嘆こうと

私は伝えなければいけないんだ

 

このままではいけないと

 

止まらない手の震え

止まらない膝の震え

 

それでも旗を

落とすわけにはいかない

 

 

だって

愛しているのだもの

偽りの仮面は

偽りの仮面

 

手にはめるのは手袋

 

 

偽りの仮面

偽りのあなたのお人形

 

 

あなたへにこやかに

手を振ってみせる

 

たったそれだけの所作が敵わない

 

 

偽りの仮面

偽りのあなたのお人形

 

 

お利口な偽物たちに

手の振り方を教えたい

 

あなたへの

 

にこやかな微笑みと

手を振って見る所作

 

 

たったそれすら見つからず

 

今宵も夜が更けて

更けた夜が明ける

 

 

負けない

たとえ、あなたがどう考えようと

たとえ、あなたが何を守ろうと

 

記憶では賄えない何もかもを

記録を持って補えるなら

 

繰り返し

繰り返し

繰り返し

 

噛み締めては

あなたへの愛が深まるのなら

 

 

私は

 

あなたの意固地に守り続けている

古き良き時代にだって

 

温度によって伸び縮みしたり

切れてしまったりする

 

カセットテープやビデオ

 

それと何が変わるというの?

 

 

一期一会の価値の

放つ輝きによって

 

あなたが得ようとする

意固地な拘りが

 

 

あなたが今まで繋いできた

あなたを愛する人達の心を

 

鋭いハサミで切り裂いていくとするなら

 

私は許せない。

 

 

たった一つ

 

あなたの姿を

あなたの歌を

あなたの語りを

 

 

記録

 

 

いつでも見ることが出来

いつでも聞くことが出来

いつでも噛み締めることが出来る

 

 

どう抗っても

消えゆく記憶を

 

何度だって繕えるなら

 

その度に愛が沸き立つのなら

 

 

どうか、あなたの手で

どうか、あなたの心で

 

 

記録という名の

 

 

あなたが私達に送ることが出来る

 

 

愛を

 

 

愛を授けてくれたら

 

きっと2月の終わり

苦い汁を

涙を

 

飲まざるを得なかった人達を迎え

 

もう一度愛の輪が広がるはずなの

 

 

魂のレベルの納得

 

でも、

LIVEとRadioが同じものと知ったあなたが

 

昔雑音の中で

ラジオデッキを抱え

 

空に向かっってアンテナを伸ばした夜を

 

同じ仲間が

同じ空に電波を伸ばし

 

雑音に抗って戦った夜を尊いと思うなら

 

今、クリアな音が届く様々な環境の進化は

 

 

あの日あなたが投げ放った本当の気持ちを

聞き逃してしまった悲劇を切り返さない為にも

 

 

歪みのない

雑音のない

異国の音の割り込みのない

 

 

清い音を

あなたのそのままの声

あなたの思いを

 

まるで水晶のように

記録しておくことが出来るなら

 

もっと多くの人が楽しめることが出来るなら

 

 

古いこだわりと、

化石のような信念で

 

あなたを取り巻いていた仲間たちが

 

一人

また一人

去ってくのだと

邪推するのを

 

黙って見つめることしか出来ないのなら

 

 

それは

泣いてしまうよ

 

きっと私が

渡して送ることにしたいの。

 

今、

私の手の中にあるのは

偽りのあなたの仮面

 

偽りのあなたのお人形

 

あなたではない

 

 

でも、あなたの笑顔を模しながら

あなたの笑顔を思い浮かべ

 

でも、あなたの髪を模しながら

あなたの髪を思い浮かべ

 

でも、あなたの胸元を思い浮かべながら

あなたに抱きしめられたら

 

どれほど幸せかと

 

 

勝手にあなたを模した

偽りのあなたの仮面は

 

偽りのあなたのお人形は

 

 

ちっともあなたに似て無くて

でも、どうしてこんなに愛おしいのだろう

 

 

偽りの仮面

偽りの人形

 

あなたには仮染は必要なく

あなたは仮想に仮想せず

あなたは人形に受肉することはない

 

ただ、一夜

あなたの前に立たせて

 

あなたの前で手を振って見させるだけで

 

あなたが笑ってくれるなら

 

 

そう思えば

この狂おしい愛が

 

あなたを模した

抱きしめることの出来ない

電子の人形を

 

こんなにも

こんなにも

 

愛おしく思わせる

 

この胸の苦しささえ

こんなにも愛おしい

 

 

あなたはきっと

春の開く前

 

私の人形を

偽りの仮面を見たときよりも

 

きっと驚いてくれる

笑ってくれる

喜んでくれる

 

 

あなたを模した人形

その人形の笑顔でさえ

 

愛おしくてたまらない

 

 

だから

あなたの

 

一瞬の笑顔と

一瞬の笑声が

 

私の楽しい時間に報いるから

 

 

次、会う時は

私の偽りの仮面

私の嘘の声で

 

もういちど

あなたに

 

 

愛してると言わせて

あなたがそれを

望んでくれるのなら

 

私は

私達は

 

私の偽りの仮面と

同じ材料の

 

プリミティブな何かを捏ね上げて

 

もうひとりのあなた

あなた用の仮面を造り上げ

 

あなたに

あなたに

 

捧げよう

 

 

あたしたちの培ったものが

あなたに束の間の喜びを

 

もしも、もたらすのなら

 

 

もうひとりのあなた

あなた用の仮面

 

私達の磨いた

叡智と呼べるのか

 

あの日あなたがくれた

アサガオ色に染めて

私は旗を翻すことにしました

 

あなたを取り囲む方々

そしてあなたに

 

 

青春の雑音は

確かに懐かしいけれど

 

私達の揚げる声は

雑音とは取らないで

 

 

いつまでも

昔を懐かしむなら

 

それは当たり前かも

しれないけれど

 

 

いつまでも

昔を懐かしみたいなら

 

壊さなきゃいけないものだってある

 

 

だから

 

 

私は旗を翻すことにしました

 

あなたを取り囲む方々

そしてあなたに

 

 

いつまでも黙っていることは

 

いつまでも黙って

今のままを受け入れることは

 

とても潔が良いけれど

 

いつまでも黙って

今のままを受け入れることは

 

本心を隠し続けることは

きっとあなたへの裏切り

 

 

だからっ!

 

 

私は旗を翻します

 

先頭に立って

私は反旗を翻します

 

 

いつまでも

下げ渡されるだけじゃ

 

きっと

あなたの役に立てない

 

 

いつまでも

受け入れるだけじゃ

 

きっと

 

あなたの

もう一度輝く姿が見れないと知ったから

 

 

あなたと

取り囲む人たちに

 

火を放ち

 

 

この、雑音混じりの

嘘の声を振り絞り

 

 

両手には旗を握り

先頭に立って

 

声高らかに

物言う聴者となるよ

 

 

あなたの行く末は

美しい破局

 

 

そんな未来は

 

見たくないから

虹色のスポットライト

知らない歌

 

爆ぜる叫び声

煽る手拍子

 

森色の翼に深みが増してゆき

藤色の翼に輝きが増してゆく

 

 

いつか私達も向こう側

 

 

虹色のスポットライトを浴び

知っている歌を

 

叫び声を爆ぜながら

手拍子で煽りながら

 

森色の翼は

藤色の翼と

 

掌と掌を

しっかりと握り合って

 

 

暗くて熱い

客席を見下ろしながら

 

コイツラの知らない

愛しい歌を歌おう

 

 

遠くて近い

いつかの夢の…