目指せ!森林インストラクター。 -16ページ目

目指せ!森林インストラクター。

日本の山を元気にしたい!
そんな思いから、森の案内人「森林インストラクター」の資格を取りました。

自然は私達に、たくさんのメッセージを投げかけています。
その声は、あまりにも小さく儚いものです。

そんな「森の囁き」を、お伝えします。

前回が小っ恥ずかしいものでしたので、被せて更新しようかと思います。

大晦日である今日は、一日データと写真の整理で潰れてしまいました。

あとは、恒例の浴室掃除。
身長の理由で、毎年我が家は私が担当しております。
普段フィールドで相棒を務めるレインウェアや長靴が、今日はお掃除のサポーターとなります。

考えてみれば、ほとんど家にいない私を支えてくれているのは家族。
私が好き放題に活動できるのも、家族が会ってのことです。

時にはお小言もいただいたりしますが、家族のありがたみを感じざるを得ないこのごろです。

今年は大きな動きのある年でした。
社会的に見ても、3.11があり全国的に影響が及ぶ中で、構造や危機管理についての見直しが進んだ年でした。

私適には、震災の影響もさることながら、新居への引越しで多くを費やしてしまいました。
色々な意味で、人生の転機になりそうな予感がしています。

ようやく落ち着いたのが7月ぐらいから。
今度は本業が忙しく、楽しい夏の時期はお預け(哀)

その間、宮城へボランティアへも行きました。
職場の方のつてで、被災された農家のかたのお手伝いに入る機会をいただきました。

不謹慎ながら、現状を目の当たりにし、何ともいえぬ感触を覚えました。
自然の偉力・文明の儚さ、それでも前を向き歩き始める人々・・・

心ある人々の活動に触れ、自分の無力さと共に何か熱いものが込み上げて来ます。
日本人も、まだまだ捨てたもんじゃない!と。

9月を過ぎ、残暑と呼ぶには面白くない暑さの最中ぐらいから活動を再開できました。

その前には、身内向けのイベントを一本企画。
結果はまずまずですが、もう少しまとまりある内容にできたかもしれません。

秋の親子観察会はエントリーしつつも雨で中止に。
正直、やっていたらボロボロだったかもしれません。

段取りや意思の疎通の大切さを学んだイベント準備でした。

今年は、森林施業にご縁のある年となりました。
以前から通っていた鳩ノ巣では、参加者からスタッフ入りすることができました。

とはいえ、まだまだ見習いですが・・・

昨年お世話になった技術講座も、事業部補佐という形で勉強しています。
指導者の資質はまだまだ不足しておりますが、基礎を体に叩き込んで行きたいと思います。

観察系のイベントでは、秋の親子観察会にエントリーするも、雨で中止に。
思いの先走った形だったので、やっていたらひどいことになっていたかもしれません。

やはり、やりたいこととできること。
参加者のニーズを考えないといけないと、反省しております。

今年の春にネイチャーゲームリーダーとして講習を追え、登録したままでしたが、晴れて「むさしのネイチャーゲームの会」へ所属することとなりました。

まだ正会員ではないものの、来期からはお邪魔させていただこうと思います。

まだまだ知らないことだらけではありますが、いつまでも見習いというわけにもいかず・・・
来年は、表立った活動を増やしていけたらと思います。

旅の恥はかき捨て。

失敗して覚えることもあるものです。

今年もいよいよ、あと数分を残すばかり。
私は、来年も予定が目白押しです(^^;)

皆様も、良いお年をお迎え下さい。
引っ越してきてから、あっという間に師走を迎えてしまいました。
気付けば今年も残すところ数日、年末のせわしなさに追われる時期ですね。

冷え込みが厳しく、被災地では大変な冬となるかと思います。
穏やかな新年を迎えられることを、願うばかりです。

先日の日曜日、久々にボランティアとして施設を訪れました。
埼玉にあります、自然学習センターです。

ここではインストラクターになる前の数年間、お手伝いさせていただきました。
今でも登録はしているものの、自身の予定のためになかなか顔を出せずにいます。

ようやくイベントが落ち着くこの時期が、ちょうど一年に一度の節目のように参加します。

センターでは年末にかけて、竹林整備のための門松作りを毎年行っています。

一般の方に伐採していただき、伐った竹で門松を作って飾ろうという企画です。
竹とはいえ、伐出や鋸を使用する作業なので、イベントスタッフは猫の手もの時期です。

せめてもという気持ちもあり、飛び込みでお手伝いすることにしました。

イベント前にスタッフミーティングを行い、要領や段取りを確認して参加者を迎えます。
子供たちも参加するイベントですので、事故や怪我・ヒヤリハットも無く無事に終えることができ、良かったと思います。

終わった後の反省会では、安全管理について意見が交わされました。
私も乏しい経験ながら、いくつかの指摘をさせていただきました。

昼食をはさみ、午後には竹関連イベントのMYはし作りを行いました。
こちらも、ナイフを使う気の抜けないイベントです。

何かと物騒なイメージの強いナイフだからこそ、小さいうちから正しい使い方を体験すべきだと私は思います。

便利さと怖さ。刃物は、使う人の心を映し出す鏡です。

イベント自体は無事終わりましたが、参加者に対する十分なフォローが前提のイベントで、フォローが行き届かない場合はどうするのかが反省会で課題として挙げられました。

道具の使用方法の説明や注意喚起のタイミングに工夫が必要なこと、場合によっては定員を絞ることも必要ではないかと思いました。

事前申し込みと当日受付の難しさを、改めて考えさせられます。

こんなボランティアをしばらくやっていたのですが、個人の思いとしては色々ありました。

本職(?)は木質内装家具の製作、平たく言えば家具職人です。
木材を扱う中で、樹木への興味から森林・環境へと視野が広がっていきました。

そして見えてきた日本の山の現状。
治水と森林保全の歴史、戦後の拡大造林に木材輸入自由化の功罪。
燃料革命に忘れ去られる薪炭林、里山の荒廃・・・

経済構造の変化に取り残され、本来手を入れられるべき森が放置されています。

伐っても売れない。育てる手間は、出る公算すらない。

聞くところによると、3寸角の柱材が一本3000円にもならないとか。
製材価格ですらこの値段、原木価格を考えると完全な伐り損。

搬出すれば間違いなく赤字なので、良くて伐り捨て間伐、実際には手を入れることを放棄された放置山林が各地に広がっています。

不在地主も多くはありませんが、一概に責められるものではないはずです。
各人には暮らしがある。家族もいる。

今や、高嶺の花と思われがちな国産材のほうが。外材よりも安くなりつつあるのです。
それでも売れないのは、零細林家が大半を占める人工林野の経営構造に一因があります。

統一品質の安定供給が求められる今、川上と川下のニーズが合致していないのです。

木で飯を食うものとして、何かできることは無いか。

国産材を使ったものづくりで、日本の山に還元すること。

各地で地産地消の試みがされ、地域経済に根ざした経営を目指す潮流が起きています。

私は、その流れには入れぬまま。いつかはそんな支流の一滴となりたい。
せめて、誰かに伝える・広めることで貢献できないだろうか。
次世代を担う子供たちに、木のぬくもりや森の素晴らしさを伝えたい。

工作体験を取り入れた環境教育を行う施設を探し、ボランティアに登録。
普段の経験を安全管理に役立てられるという理由からです。

お手伝いする中で、自分自身も学び、伝えることの素晴らしさ・楽しさ・難しさを目にしました。

一念発起して、森林インストラクターを受験。
今は、圧倒的に不足しているフィールドでの経験をつむべく、ドタバタした日々を過ごしています。

理想と現実にもがき続けた日々、夢に敗れたあの日。
伝えたい思いに気付かされた山行。

自分を見つめ、この世界に飛び込むきっかけとなった出会い。
たとえそれが、大切なその人との別れにつながっていたとしても。

―今ある自分と、引き換えに―

話がそれました。

どこへ向かっていくのかは手探りですが、来年はインストラクターに加え、ネイチャーゲームリーダーとしての活動も始まりそうです。

「森に元気を、地域に力を。」

私の軸は、そこにあります。

掲げた理想に対し、あまりに小さな声。わずかな力。
それでも、森と共に生きることはできる。

ここが、私の原点。

急に寒くなりました。



多摩では初霜も見られ、冬の訪れを感じるこの頃です。



 



の親子観察会が予定されていましたが、あいにくの雨のため中止となりました。



その他にも、毎月恒例となった高尾山GREEN CLEAN作戦にも参加し、自然の魅力をご紹介しながらのゴミ拾いを参加者の方と楽しんだりしております。



そんな中で見られたものを、いくつかご紹介します。



まずは実りの秋ということで、ジャケツイバラが実をつけていました。



サルトリイバラ

この形はどのように種子が散布されるのか、イマイチよくわかりません。



調べることも大切ですが、想像するのも楽しいもの。

むしろフィールドでは、そういった「何でだろう?」を、私は大切にしたいと思っています。



 冬が近づくと、赤い実が目立ちます。ヤブコウジです。ヤブコウジ



センリョウ科のセンリョウ(千両)や、同じヤブコウジ科のカラタチバナ(百両)、マンリョウ(万両)と並べてジュウリョウ(十両)とも呼ばれます



 



まだ花の残っていたツリフネソウ。確かに、船がぶらさがったような形の花です。



 ツリフネソウ



種子は自ら弾け、周囲に分散します。



 可憐なキッコウハグマ



キイッコウハグマ


「ハグマ」は漢字で「白熊」。

ヤクの白い尻尾の毛のことで、払子などの装飾に使われているのに花が似ているので、この仲間は「~ハグマ」の名を持っているそうです。



今度は変わりダネ。これは何でしょう?



 麦角菌



カミキリムシからカビが生えています。



これは麦角菌(バッカクキン)と呼ばれる菌の仕業。神経中枢を瞬殺し、そのまま寄生して成長します。



同じ仲間が、お馴染みの冬虫夏草です。



 



嬉しかったのが、念願のヤママユガの繭を見つけたことです。



 天蚕



ヤママユガは天蚕とも呼ばれ、薄黄緑色の美しく貴重な糸が取れます。



こうした自然の恵みを、昔の人は大切に利用していました。



 



“共生”というと堅苦しく聞こえますが、少し遡れば、それが当たり前の暮らしだったんだということに気付かされます。



野山に混じり親しみを取り戻していくと、人もまた自然の一部であった頃が垣間見えてきます。



 


急に寒くなりました。



秋のイベントが終わり、高尾の紅葉は見頃を迎えています。



多摩では初霜も見られ、冬の訪れを感じるこの頃です。



 



先週末はFITの親子観察会が予定されていましたが、あいにくの雨のため中止となりました。



私も班長としてご案内することになっておりましたので、残念です。



その他にも、毎月恒例となった高尾山GREEN CLEAN作戦にも参加し、自然の魅力をご紹介しながらのゴミ拾いを参加者の方と楽しんだりしております。



 



日付・場所は前後しますが、そんな中で見られたものを幾つかご紹介します。



 



まずは実りの秋ということで、ジャケツイバラが種をつけていました。



 サルトリイバラ



この形はどのように種子が散布されるのか、イマイチよくわかりません。



弾けて飛ばすのなら種は付いていないし、船のようにして水にでも流されるのでしょうか?



調べることも大切ですが、想像するのも楽しいもの。
むしろフィールドでは、そういった「何でだろう?」を、私は大切にしたいと思っています。



 



冬も近づくと、赤い実が目立ちます。ヤブコウジです。



 ヤブコウジ



センリョウ科のセンリョウ(千両)や、同じヤブコウジ科のカラタチバナ(百両)、マンリョウ(万両)と並べてジュウリョウ(十両)とも呼ばれます



 



まだ花の残っていたツリフネソウ。確かに、船がぶらさがったような形の花です。



 ツリフネソウ



種子は自ら弾け、周囲に分散します。



 可憐なキッコウハグマ

キイッコウハグマ
「ハグマ」は漢字で「白熊」。
ヤクの白い尻尾の毛のことで、払子などの装飾に使われているのに花が似ているので、この仲間は「~ハグマ」の名を持っているそうです。



今度は変わりダネ。これは何でしょう?



 麦角菌



カミキリムシからカビが生えています。



これは麦角菌(バッカクキン)と呼ばれる菌の仕業。神経中枢を瞬殺し、そのまま寄生して成長します。



同じ仲間が、お馴染みの冬虫夏草です。



 



嬉しかったのが、念願のヤママユガの繭を見つけたことです。



 天蚕



ヤママユガは天蚕とも呼ばれ、薄黄緑色の美しく貴重な糸が取れます。



こうした自然の恵みを、昔の人は大切に利用していました。



 



“共生”というと堅苦しく聞こえますが、少し遡れば、それが当たり前の暮らしだったんだということに気付かされます。



野山に混じり親しみを取り戻していくと、人もまた自然の一部であった頃が垣間見えてきます。


mixiのコミュニティーで紹介されていましたものを、転載します。

以下、本文。


【アンパンマンのエキス】献血ルーム・落書き帳に。

私の4歳の長男は小児ガンです。

10ヶ月の闘病生活の末、亡くなってしまいました。

その間、皆様の献血のおかげで安心して治療を受ける事ができました。

本当にありがとうございます。

あの子は輸血されると元気になる事を知っていて

『アンパンマンのエキスだ~』と言っていました。

一時は毎日のように輸血させて頂き ました。

輸血が必要な時
『今足りないので待 っていてください』
と言われ祈るような想いで待っていた事もありました。

届いたときは、本当に嬉しかったです。

献血して頂きました皆様になんてお礼を言ったらいいのか。

ありがとう! ありがとう!

医療スタッフと皆様のおかげで生きながらえる事ができて

どんなに《ありがとう》と言っても足りません。

今でも病院では、多くの子供たちが 輸血を待ってます。

これからも献血をお願いします。もちろん私も来ます。

子供たちの笑顔が消えませんようにと祈ってます。

(転載者註:引用タグここまで)

動画版はこちらです。
http://www.tss-tv.co.jp/news/anpan/

寒い時期は、風邪などによって献血者が減少する傾向にあるようです。

命のリレー、献血にご協力お願いします。