子供が自分の価値を認められるようになるために、大人の出来ること。
1つ目の提案は、
子供を尊敬すること
この世には、どんなにお金を積んでも、高い地位を得ても、強制では手に入らないものが、二つあります。「愛」と「尊敬」です。
大人の側が子供を尊敬し、受け入れないと、子供たちは大人に心を開きません。心を開いてもらわないと、信頼しあえる対等な関係を築くことは難しいです。
子供たちはとても敏感です。表面だけ理解のあるポーズを作っていても、大人の心の中を見抜いてしまいます。
大人であれ、子供であれ、相手に心を開いてもらいたかったら、こちらから、心を開いて、相手を受け入れる姿勢を示さなければなりません。
世の中には本当にいろんな方がいるので、信じられないような言動をする人もいますが、間違ったことをやっていたとしても、その人を人として受け入れて尊敬することは出来る。とおっしゃっていました。
尊敬できないのは、その相手の問題ではなく、尊敬できない自分の問題であるとおっしゃっていました。
パパにこの話をしたとき、パパは「間違った行動をしているときは、受け入れて、尊敬など出来ない。間違っていることは、間違っているときちんとつたえないとだめだ!」と言っていました。
私の伝え方が悪くて誤解させてしまったのだと思います。
これは放任するということでも、間違っていてもそれをいいと認めるということでもありません。評価し、批判するのではなく、まず人として対等に接するということです。
親は、しらないうちにたくさんのことを子供に期待してしまっています。そして、それは、言葉にしていなくても、子供たちにしっかり伝わっているものです。
子供を愛しているからこそ、子供に期待してしまい、だからこそ、出来ていないところが目に付いて、ついつい口うるさくなってしまう。
それは親の望みであり、大人の都合ではないでしょうか?
愛情の裏返しでもあるこの親の期待が、子供たちを苦しめていることもあることに、気がついていない親もたくさんいるように思います。
今回の講師の方はお子さんが小さいとき髄膜炎になり、命の危険があると言われたことがあるそうです。そのとき、苦しむ赤ん坊を抱えて、夫婦で「生きてさえいてくれたらいい」と真剣に願ったそうです。
そのときに、「生きてさえいてくれたら、自分はこの子の人生の邪魔はしない!」と決心したそうです。
それ以来、子供を評価することなく、子供の自主性を大切に育ててきたそうです。学校の通知表もぜんぜん見ないそうです。先生がどう評価しようとそれはひとつの意見でしかない。と言っていました。
子どもはくもりないすばらしい感性を持っています。生まれてからの期間が長いというだけで、大人のほうが優れているとは限りません。
子どもたちを一人の人として、尊敬し、受け入れること。まず大人のほうから心を開き近づくのです。
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