迷コーチング -3ページ目

走り込みはしない

サッカーの練習と言えば走り込み。

でも、本校のサッカー部ではほとんどしない。

雨の日にグラウンドが使えないときに健康増進のために走るぐらい。

なぜ走らないか?

もちろん答えは時間が無いから。

放課後の練習時間が短く、走り込みをするぐらいなら別の練習メニューを全力でこなす。

必要なのは試合で走れる体力。

精神面を鍛えるだけのトレーニングは楽しく無い。


じゃ、何で体力をつけるのか?

もちろんミニゲーム。

コートの半分の広さで6対6+ゴールキーパー。

時間は10分間を数本。

ゲームの展開が早く、本気でゲームすれば相当体力はつく。

もちろん自由にやらせると良く無い。

例えばマンツーマンとか、ツータッチ、シュートのみダイレクトなど。

自分も一緒にゲームに参加するが、相当しんどい。

このゲームの中で走らない事は厳禁。

このゲームの中でシュートを確実に決める。

このゲームの中でワイドに展開したり、戦術を覚える。

大きなゲームにも対応できる。

試合の一部を切り取った練習ばかりしても、なかなか伸びない。

それをどう試合で実現するかという事に重点を置いている。

正直、ついてこれない子も多い。

ただ、やりつづけるといつかはゲームで実現する。

ある生徒が、高校になってはじめて試合が面白いと感じたといっていた。

今までは、勝つ事だけに目標を持ち試合を行っていた。

どう勝つか?自分の役割は?

それが曖昧なまま試合をこなしていた。

一つのアドバイス、方向性を示してやるのが顧問、監督の役割だと思う。

それを受け止め、自分の個性を出して実現するのが選手。

勝利を喜ぶのはチーム全員。

チームプレーってすばらしい。

今日は試合

今日は試合でした。

リーグ戦の試合です。

春に三年生が引退し、新チームとなって半年ちかく経つので、毎回試合に向けて何かしらトレーニングをしてから臨みます。

今回は、ディフェンス面で、中盤でのプレッシャーを強くし、「意図的にロングボールを蹴らせる」を実践しました。

ミニゲームの中で、フォーメーションを意識し、ファーストディフェンス、セカンドディフェンスで追いつめて、前に突破させない練習、さらにディフェンスラインを整える練習をしていました。

追いつめられるとサイドチェンジかバックパス。その後ロングボールとなるわけです。それにラインで対応するというものです。

もちろんロングボールを蹴らせる訳ですから、センターバック、ゴールキーパーはそれを予測したディフェンスをする必要があります。

といっても用意したディフェンスですから、十分に対応できるレベルです。

もちろん対戦相手も超高校級では無いので、ロングボールの精度も低いです。


で、今回の試合では・・・

前半ではファーストディフェンスが甘く、ロングボールを余裕で蹴らせてしまい、危険な場面が何回かありました。

数回のピンチ以後はファーストディフェンスが良くなり、意図的にロングボールを蹴らせる事ができました。

先に先制点をとりましたが、その後グラウンドのイレギュラーからもったいない失点。

引き分けてしまいました。


言い訳ではないですが、今回の試合は期末考査あけ。

体力もまだもどっていない状態。

ゴール前での後一歩が出ずに追加点を取る事ができませんでした。

まだまだリーグ戦は続くので、より徹底したディフェンスを完成させたいです。


チームでディフェンスをしかける。

高校サッカーというカテゴリー

高校サッカーは微妙。

選手権大会(国立)を頂点とするサッカーのように見えるが、すべてのチームがそれに当てはまるとは限らない。

1つのカテゴリーとして考える事は難しい。



本校は一応普通科進学校。

テスト一週間前、テスト期間は部活が出来ない。

7時間目まで授業があり、長期休業中は補習もバッチリある。

部員の多くが塾にも通っている。

3年生の引退は選手権ではなく、インターハイ予選。

地区予選で負けてしまえば6月で高校サッカーは終わる。

どこに目標を置くか?

本当にチームにより様々だと思う。

サッカーを通じて何を教えるか。これもチームにより様々。

自分が伝えたいのはチームプレーの良さ。

個の力が劣っていても、チームの力で勝ち進む事が出来る。

事実、先日の高校サッカー選手権大会予選でも、ノーシードからベスト8をかける試合まで進めた。

みんなで勝ち取った戦績。

これに価値がある。

ベスト8よりも、ノーシードから1つ1つ勝つごとに成長していくチーム。

それに応じて個人のメンタル面も大きく成長していく。

目標はどんな大会ではなく、どんな順位ではなく、どのように試合に臨めたか?

ここに本校サッカー部の目指すところがある。

結果はそれについてくる。

きれいごとのように聞こえるかもしれないけど、本当にそう感じる。

自分もそのような経験をさせてもらった。

今の子供たちにも経験させてやりたい。


チームプレーってすばらしい。