愛知県名古屋市にはヤマトタケル由来の古墳が2基あります。
↑まずは5年前に訪れた名古屋市熱田区の白鳥古墳。ヤマトタケルの御陵という伝承あり。
今日アップするのは、傷ついたヤマトタケルを尾張まで運んだ白鳥が葬られているという伝承がある名古屋市守山区にある白鳥塚(しらとりづか)古墳です
↑白鳥塚古墳、南東側より
左側が前方部、右側が後円部、墳長約115メートル、4世紀前半築造の前方後円墳。
場所はこちら: 35.255187, 137.044183
↑「国指定史跡 志段味古墳群 白鳥塚古墳」の解説板
↑白鳥塚古墳の名前の由来について
白鳥塚古墳は、石英で白く飾られた古墳の外観や、伊吹山で傷を負ったヤマトタケルを、尾張まで運んだ白鳥の墓であるとする伝説から、その名でよばれるようになったと言われています。
↑墳丘上、色んな所に石英の葺石を確認できますよ。
↑墳頂へ
↑振り返って
↑墳頂は平坦です
↑築造当時、墳頂は石英の小礫が敷き詰められていたようです。
↑白鳥塚古墳の埋葬施設について
レーダー調査によって南北方向を主軸とする2つの埋葬施設が東西に並んで存在する可能性があるようです。
↑後円部から前方部方向
↑前方部から後円部方向
↑墳丘北側、くびれ部あたりには再現された葺石があります。
↑白鳥塚古墳、北西側より
左側が後円部、右側が前方部。
オススメな古墳です