奈良県高市郡明日香村真弓 マルコ山古墳 | 古墳探訪記

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関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

3月23日に訪れた奈良県明日香村の古墳、続きですニコニコ

 

↑マルコ山古墳、南東側よりカメラ

対角辺24メートル、見かけの高さ約5.3メートル、二段築成、7世紀後半築造の六角形墳。

場所はこちら: 34.460961, 135.790635

 

 

 

↑とてもキレイに整備されていますおねがい

 

 

 

↑マルコ山古墳の解説板

内寸法長さ271.9センチ、幅128.5センチ、高さ143.3センチ、凝灰岩製切石積の横口式石槨。床を含めた全体が漆喰で塗られていたようです。出土品は漆塗木棺の破片、釘、金銅製六花形棺飾金具、大刀金具など。30代の男性と思われる骨も一部見つかっています。

 

 

 

↑マルコ山古墳、東側の様子

事前に詳しく調べずに訪れたので、石槨・・見られるかと思い一周してみましたが、埋め戻されていたんですね滝汗

 

こちらのマルコ山古墳、天智天皇の第二皇子、川島皇子が葬られている可能性大。

 

 

↑天地悠久さんが、万葉集に載っている柿本人麻呂から川島皇子の妃、泊瀬部皇女(はつせべのひめみこ)への献歌について触れています。

 

この歌の内容と、マルコ山古墳から見つかった人骨から、川島皇子では?と推定されています。

 

 

 

↑のどかな田園の中にあるマルコ山古墳です。