ネグロスに到着後

初めての食事は

フィリピンでは

珍しいピザ。

はてさて

トッピングは?
 

台風1号が発生し、昨日から日本に雨を降らせています。大雨が降っている地域の皆様、どうか被害に遭われません様に。お願い

さて、フィリピン調査旅行記 2024の4回目です。1~3回目はこちら↓

 

 

 


から御覧頂けます。

もうすぐ発車しそうなシャトルバンに乗り込もうとしていた矢先、運転手に私達がこの日に泊まる予定のベンション近くにある大聖堂の名前を告げると、僕はそこまでは行かない!ときっぱり言ったと思ったら、ふいに誰かの名前を呼ぶ運転手。

 

すると、遠くからいそいそとタクシードライバーが登場!

空港からのタクシーがどれだけ高いか知っているので、心の中で、いやいやいやいや、それはない、それはない!ガーンガーンと叫ぶ私達。

そんな私達の心の叫びも知らず、タクシードライバーはニコニコして、ペンションの名前を聞いてきます。

 

で、仕方なくペンション名を伝えると

タクシードライバー: それは僕の守備範囲だグッ

と言うではありませんか。

※後で分かったことですが、このタクシードライバーは、私達が予約を入れていたペンションの客をいつも乗せているらしく、この次の日も、私達が出かけようとすると、新たな客を乗せてペンションに到着し、クラクションを鳴らして、嬉しそうに私達に挨拶していました。

仕方なく料金を尋ねると、なんと800ペソ!びっくりびっくり シャトルバンならひとり150ペソなので、3倍近い料金です。波

で、2人で必死になって600ペソと言っても700ペソと言っても、全く動じません。

恐らくいつもそのペンションの客は800ペソと決めているのでしょう。

私達は荷物も多いので、タクシーで行けば楽なのは確かです。

 

と言うのも、シャトルバンでも、ドライバーによっては、荷物代を上乗せすることがあるからです。

というわけで、仕方なく800ペソで交渉成立。泣

 

これまでバコロッド空港から市内までの移動で支払った中で、断トツに高い料金です。
 

とは言え、兎に角、早くペンションに着いて、夕食に出かけなければなりません。

 

で、荷物を積んで乗り込むと、すぐに発車。ダッシュ

発車するや否や、ドライバーがマニラから来たの?と聞いてきます。

どうやらマニラに住んでいる中国系のフィリピン人だと思っている様子。

そう思われても別にいいのですが、道中、ずっと中国系フィリピン人を演じるのも疲れるので、正直に日本から来たが、前にネグロスに住んでいて、何度も帰ってきていると話すと、今度は2人とも日本人?と聞きます。

 

どちらかがフィリピン出身で、里帰りしてきたのだと思ったのかも知れません。

私達がどちらも日本人だと分かると、そこから延々と日本人の話を始めるドライバー。

1) 村上さんは70%が日本人で、セブで商売をしている。
 ※70%が日本人って、どういう計算?

2) 森さんは火山研究者で、カンラオンの研究をしていて、いつも彼のタクシーで送り迎えをしていたのだが、森さんが帰国する時、20,000ペソくれた。

3) バコロッド・シライ空港は竹中工務店が作ったが、日本人は部品の細部までこだわって、日本製しか使わないので、完成までにとても長くかかるが壊れにくい。一方、中国人が作ると、早くできるが、すぐに壊れる。

それから話はどんどん派生していって、この頃ミニバスが出始めたことから、もともとあったジプニーの話になり、どういう理由かわからないのですが、自分は彼らが嫌いだど言ってみたり

※庶民の足であるジプニ-はエアコンなし。一方、ミニバスはエアコンがついていて、料金も高く、高級な乗合自動車といったところ。

信号機ができたおかげで渋滞するようになったと言ってみたり

※マニラ中心部は別として、ネグロスで信号機を見かける率は、日本に比すればかなり低いかも知れません。


夜になってもまだブルドーザーを使って道の工事をしているのを見て、フィリピンでは少しずつしか工事が進まないので、いつまでたっても終わらないと言ってみたり

※辺りはすっかり暗くなっている中、道のど真ん中でブルドーザーが一台、作業をしていました。他に作業員の姿は見当たらず、何だか居残りさせられているようで、可哀想な感じがしたほどです。

信号機のない交差点では、みんなそれぞれ好きな方向に行くから、統制が取れないと言ってみたり、兎に角、延々話し続けています。目目

イロンゴ語の上、歯が抜けているのか、滑舌が良くないので、7~8割くらいしか聞き取れませんでしたが、適当に相槌を打つ私達。

そんな話を聞きながら30分くらい走ったでしょうか?

 

ようやくペンションに到着。ヤレヤレあせる

すると、ペンションから私達よりは年上に見える男性が出て来て、ドライバーと親し気に挨拶を交わしています。

が、その男性、荷物を運ぶのを手伝うわけでもなく、ドライバーがひとりで私達の荷物を車から下ろして、ガレージにある長椅子の傍に並べています。

このドライバー、まぁ、悪い人ではなかったので、800ペソの他にチップとして100ペソ渡すと、彼は嬉しそうに帰って行きました。

しばらく待っていると、今度は中年の女の人が登場。

 

パペルがアゴダで予約していると告げると、彼女は自分のスマホをスクロールしながら、のたまいました。

女性: ちょっと予約をアップデートしていなくて。真顔

ラピス&パペル: (心の声) え?私達が今晩、来ることを知らなかったの?

こんな時の為にパペルが印刷しておいたアゴダの予約確認書を出すと、女性はほっとした様子。

女性: じゃぁ、ルーム4に泊まって下さい。本当はルーム9の方がいいんだけれど、今、工事中だから。

と言いながら、4号室に案内されました。

部屋の様子はこんな↓感じ。



4号室の扉

4の文字が無暗に小さい。

何故か

ツインベッドが

壁に押し付けられています。

使い辛いので、分けることに。

もうとっくに

寿命が来ていると思われる

クーラー。

私達の子供の頃を

思い出させます。


このテーブルは割にしっかりしていて

ハンガーも割に沢山かけられていました。


トイレは便器が

とても低くて

子供用のようでした。


温水シャワーが

使えるのは

有難かった!
 

私達がそれぞれの荷物の置き場所を考えていると、なぜか女性も「そのバックはこっちに置いたらいい。」などと参加して来ます。

その後、一度、出て行った女性が再び戻って来て、5日分のカップヌードルとインスタントコーヒーの入った大きなレジ袋を渡してくれました。

このペンション、なぜか1人1日ひとつずつカップヌードルとインスタントコーヒーがついているのです。朝食のつもりでしょうか?

時刻は既に19時半になんなんとしています。

そこで、夕食を摂りたいが、どこか食べるところはあるかと女性に聞くと、近くにジョリビーもあるし、食べるところはいっぱいある、セブンイレブンもあるし、乗り物もまだあるから大丈夫とのこと。

※フィリピンのファーストフードチェーン店。ハンバーガーやフライドチキンなどのメニューがある。

でも、フィリピンに着いて早々、ジョリビーというのは、如何にも味気ない上、そんなに近いとは思えないので、タクシードライバーが話していたペンションのすぐ近くの通りに行ってみることに。

ドライバーがその通りにティノラン・マノックが美味しい店があると言っていたからです。

※鶏肉と青パパイヤのスープ↓

 

 

19時半過ぎにペンションを出て、大きな通りを渡り、すぐ近くにある通りに入って行くと、確かに道の両側に地元の人が集っている庶民的な店がいくつかあります。

が、どれがドライバーの言っていたティノラン・マノックの美味しい店か見当がつきません。

で、結局、1番小ざっぱりしていて、清潔そうなピザ屋さんのメニューをチェックすることに。

 


 

店に入った所にあるカウンターの様な所にテイクアウト・メニューがあって、結構、色々な料理の名前が書いてあります。

ピザの他に、朝食セットのようなメニューもあるので、そこに決定!

 

早速、カウンターに置いてあったベルを鳴らすと、突然、目の前に若い女性が出現!びっくりびっくり

どうやらカウンターの向こうで突っ伏して寝ていたようです。

鶏好きの私はホール・レッグ・チキン、パペルはトッシロッグ(tosilog)をオーダー。
 

※トッシロッグ

 

が、どちらにも野菜がついていないので、突然出現した若い女性に、野菜のメニューないかと聞くも、ないとのこと。

 

例えば、チャプスイ※1とかライン※2とかは無いの?と聞くと、何故か、笑われる始末。

※1 八宝菜のようなもの。
※2 タロイモの葉を唐辛子、ニンニク、ショウガ、豚肉や魚介類、レモングラス、バゴン(アミの塩辛)をココナッツミルクで煮込んだもの↓。

 

 

仕方がないので、フィリピンでは珍しい野菜ピザを取ることに。

19時47分、やっと夕食開始です。拍手

夕食

1) レッドホース 2本ずつ



まずはレッドホースで乾杯!
 

2) ヴェジタブル・ピザ ハーフ



このピザ、結構、美味で

満足しました。

 

3) ホール・レッグ・チキン ラピス用



本当にご飯とチキンのみ。

 

 

4) トッシロッグ(tosilog) パペル用


フィリピンの

典型的な朝ごはんのひとつ。

夕食を終えた私達は、飲み水を買いに、散歩がてらセブンイレブンに行くことに。

 

店を出た時点で、既に20時40分過ぎです。

 

途中、神学校やレストランを通り過ぎ



店を出ると

既に辺りは真っ暗です。


神学校

 

神学校

 

若者が集うレストラン

 

こちらもレストラン

 

大聖堂

 

通称UNO(ウノ)

と呼ばれている

University of Negros Occidental

柵に

国家試験に合格した学生の写真が

飾られていました。拍手

 

無事、セブンイレブンに到着。

 


後になって

ペンションの女性が話していたのは

もっと近くのセブンイレブンだったと

気付くことに。

 

セブンイレブンに着いたのが20時57分。わずか15分ですが、フィリピンの人なら決して歩かない距離です。

 


セブンイレブンの店内。

キャットフードと

ドックフードが売られています。
 

サンミゲルビールと水を買い、21時7分、再び、歩いてペンションへ。

21時16分、ペンションに帰着。

 

ペンションの駐車場兼

屋外ロビー?

 

部屋に戻り、手を洗ったり、うがいをしたり。

早速、iphoneの充電も。

 


 

22時頃、温水シャワーを浴びることに。

 

その前に、今回、出発間際に見つけて買った無印のメイクオフと洗顔フォームを使用。

 

今回初参加の

無印のメイクオフと

洗顔フォーム。

残念ながら

洗顔フォームは

使用後

ちょっと

突っ張りました。


パペルもシャワーを浴び、22時43分、サンミゲルビールと日本から持って来たミックスナッツで、追加飲み。

 

私達が

フィリピン大学に進学した

1993年頃は

6ペソ少しだったサンミゲルのピルスナー。

今では60ペソ近くに。

10倍近くの値上がりです。

 

出発間際に

あまり行かない

スーパーで買ったミックスナッツ。


23時07分、歯磨きをして、多分、23時半ごろ寝たように思います。

こうして、午前4時に始まり、19時間半に及んだ調査旅行第1日目はようやく終わりを告げたのでした。は~ヤレヤレ。おばけくん
 

2日目につづく