画像をため過ぎて

容量いっぱいの

ラピスのiphoneSE第2世代。

つい最近まで

容量が足りず

 OSのアップデートが

できなかったほどです。

今回

勃発した

別の問題とは?
 

調査旅行準備のドタバタで、3月からご紹介しそびれていた「せいかつカレンダー」を続けてアップしている内に、ずいぶんと間が開いてしまいました。

ようやく「フィリピン調査旅行記 2024」再開です。

前回の記事はこちら↓から御覧頂けます。

 

 

飲む人が少なかったのか、はたまた、お代わりと言われるのが面倒だったのか、赤ワイン赤ワインなみなみと注いでくれたので、一杯で満足して、食後は2人とも熟睡。

 

出発前は大抵ドタバタで睡眠不足。フィリピンに到着してからも、O村へ入る準備のドタバタでやっぱり睡眠不足。

なので、移動中は重要な睡眠補給タイムです。zzz

で、恐らく1時間半以上はぐっすり眠ったと思われます(マニラで送信後、行方不明になってしまったメールに事細かく記録していたのに、残念無念 泣)。

ふと目覚めてトイレへ行ったσ(・_・)ワタシ。

入ってみると、トイレ内に置いてあるべき備品がほとんどありません、

かろうじて、トイレットペーパーとペーパータオルはあったものの(←当然)、香水、サニタリー用品、紙コップ、ティッシュペーパーなどは見当たらずがら~んとしています。

普段から香水をつけない上、機内備え付けのものは大抵、おじさんがつけるタイプの香りなので、つけたことはありません。が、置いていないと、何だか損をした気分になるのは何故でせふ?キョロキョロ

そんな事を思いながら用を足して、手を洗って、ペーパータオルで手を拭いて、それをゴミ箱に入れようしたのですが、これが至難の業。

と言うのも、折角、洗った手でゴミ箱の蓋に触れるのは嫌なので、捨てるペーパーでぐっと重い蓋を押し開けて、隙間に素早くねじ込もうとするのですが、半分くらい入ったところで蓋が閉じて挟まってしまい、なかなかうまく入りません。

何度か挑戦して、何とか少しだけはみ出した感じで捨てられて、ようやく席へ。

この時点で、着陸するまでに、確かまだ1時間ほどあった筈です。

では、日記の続きを書きましょう、と思って、iPhoneを出そうとすると・・・ありません!ガーン

「あれ?さっき、トイレに行った時は持っていたはずなのに。」手を洗う時、ちらっと左側の視界にiPhoneが置いてある画像が鮮明に蘇ります。

もしかしたら、手を拭いたペーパーを捨てるのに苦労していたので、やっと入ったと思って、iPhoneを置き忘れたまま、トイレを出たのかも❓

兎に角、本当にiPhoneがないか探すことに。

機内が暗いので、パペルが読書灯をつけてくれ、鞄の中やら、座席の前にあるポケットやら、あちらこちら探しまわりました。

が、見つかりません

で、すぐさま、さっき使ったトイレに引き返し、入っていた人が出るや否や、中に入って、置いた筈の場所を確認。

が、見当たりません!ショボーン

この時点で、最初のトイレから、僅か2~3分の間の出来事だったと思います。

もう一度、席に戻って、パペルと話し、これはやはり乗務員に伝えた方が良いということになりました。

立ってみると、丁度、トイレの方に向かっている一番若くて愛想の良い女性添乗員を見つけ、早速、彼女を捕まえて、事の次第を説明。

ちなみに、この日の乗務員は全員フィリピンの方。

私達にとっては、イロンゴ語が最も話しやすいのですが、イロンゴ語族の人でない限り、ほとんど通じません。

もちろん、フィリピンの共通語になっているタガログ語なら、英語より親しみを持ってもらえるのですが、いかんせん、私達、イロンゴ語ほどタガログ語には通じていないのです。

で、仕方なく英語で。あせる

すると、若い女性乗務員はトイレの方に急ぎながら

若い女性添乗員: 分かりました。後で他の乗務員に言っておきます。

と言うや否や、私が使ったトイレにイン!ダッシュ

で、てっきりトイレの中をダブルチェックしてくれているのかと思いきや、単に彼女自身がトイレに行きたかっただけのよう。

普通に用を足して、トイレから出て来た彼女は、先程よりも落ち着いた様子(トイレを我慢させて申し訳ありませんでしたあせる)。

で、とりあえず、トイレの中の、私がiPhoneを置いた場所を彼女に伝えておきました。

こうしてiPhone紛失事件は乗務員sの知る所となり、程なく中堅の女性乗務員が事情を聴きにやって来ました。

で、もう一度、一から事情を説明するσ(・_・)ワタシ。

すると、通路を挟んで左側に座っていた年配の女性も話に加わって

年配の女性: 座席の前のポケットは探したの?真顔

とか

年配の女性: 最後にiPhoneを見たのはどこ?真顔

などと聞いてきます。

その内、先の中堅の乗務員が、日本が如何に安全な国であるか、財布か何かを席に忘れた時も、近くの人がわざわざ持って来てくれた、というようなエピソードを披露し始めました。

が、この機内は、日本と違って、色々な国の人がいるから、もしトイレにiPhoneを置き忘れたのなら、届けない人もいる、云々というニュアンスで話がすすんでいきます。

フィリピンで落とし物/忘れ物をして、親切な人に助けられた経験がある私は、内心では「いやいや、それは国というより、人によります。」と思っていたのですが、何せ、調査旅行のしょっぱなでiPhoneが行方不明になり、内心どんよりしていた私は、英語でそれを語る気力がなく、ただただ聞くことに。

と、今度は通路を挟んで左側に座っていた年配の女性も、同様のエピソードを話してから

年配の女性客: あなたは日本人?ニヤニヤ

と聞いてきます。そうだと答えると、「あ~やっぱり、だから無防備なのね~。」という表情。

いやいやいやいや、それは誤解です。これまで約45年、海外をウロウロしてきましたが、スリなどの被害にあったのは一度きりです。

・・・などと思っても、2人共、私に同情してくれているのがひしひしと伝わってくるので、曖昧な笑みを浮かべて黙って聞いている私。

と、そこへ

機内アナウンス: iPhoneを失くしたお客様がおられます。お心のあたりの方は乗務員までお知らせ下さい。飛行機

というアナウンスが流れました。

更にしばらくすると、ヴェテランらしい感じの女性乗務員がやって来て、三度、事の次第を話すσ(・_・)ワタシ

すると、彼女はもう一度、アナウンスすることと、着陸したらトイレのゴミ箱をチェックしてみる、と約束してくれました。

が、その頃になると、これはもう出てこない、と諦めて、パペルと保険申請の為にマニラに着いたらすぐに紛失届を貰うことやフィリピン国内で連絡を取りあう手段について話し合っておりました。


そうこうしている内に、飛行機は着陸態勢に。

乗務員たちは皆、所定の位置に戻り、シートベルトを締めます。

そして遂に着陸。

・・・が、今回のパイロット、経験が浅かったのか、何度も大きくバウンドしてから、急ブレーキをかけるという、かなり乱暴着陸に。

丁度、その頃、地上に着いたので、パペルがダメ元でラピスのiPhoneスマホに電話をかけていました。

すると!

なんと、どこからともなくスマホスマホが振動する音が聞こえるではありません!

で、ふと下を見ると・・・ありました!ありました!飛び出すハート

なくなったと思っていたiPhoneの画面が、着信で光っているではありませんか!びっくり

私はすぐさまiPhoneスマホを拾って、近くに座っていた中堅の女性乗務員に見せたことは言うまでもありません。

女性乗務員: どこにあったの?
 

ラピス: 分からない。でも、今、着陸した時にバウンドしたら、床に落ちていて。

すると、女性乗務員が苦笑したので、間髪を入れず

ラピス: 本当にごめんなさい。お願い

と謝ると、「いい、いい、大丈夫。」と笑う中堅の女性乗務員。

このやりとりを聞いていた通路を挟んだ隣の席の年配の乗客が

年配の女性: これが本当のハッピーランディングね。ウインク

と言って、皆で笑いながら拍手をしたのでありました。拍手

いや~旅のしょっぱなから通信手段を失ってしまい、一時はどうなることかと思いましたが、iPhoneが出て来てほんと~にほっとしました。

今となっては、何がどうなったのか、はっきりとしたことは分かりませんが、恐らく仮眠から目覚めてトイレに行った私は、無意識にiPhoneを手に取り、座席に帰ってきたのでしょう。

が、それを何処かに置いたか、はたまた、落としたかして、iPhoneは私とパペルの座席の隙間に落ちてしまったに違いありません。

それが何度も大きくバウンドする乱暴な着陸のお陰で、床に落ちてくれたのです。

経験が浅いかもしれないパイロットの方、あなたのお陰でiPhoneが無事見つかりました(多謝)。お願い

それにしても、こういう時、フィリピンの人達は親身になって話を聞いてくれ、見つかっても、明るく笑って許してくれるので、本当に救われました。何度お礼を言っても言い足りないとはこのことです。

そして、あの時、一瞬たりとも疑ってしまった乗客の皆々様、この場を借りて心より深~くお詫び申し上げます。本当にごめんなさい。お願い×∞

ちなみに、既にiPhoneが見つかった後、ヴェテランの女性乗務員の指示で、iPhoneを失くした人がいる、というアナウンスがもう一度、機内に流れ、通路を挟んだ隣の女性も含めて、皆で「ありました!ありました!バイバイ」と大きなジェスチャーで伝えた、というひと幕もありました。

 こうして、無事にiPhoneも見つかり、機体も停止。前の席の人から順に降りることに。

 機内持ち込み荷物を担いで、通路をすすむと、出口のところにヴェテランの女性乗務員が。で、早速、ごめんなさい、と言うと

ヴェテラン乗務員: こういう事はよくあるので、気にしないで下さい。ウインク

と笑ってくれました。


皆さん、その節は本当~にお騒がせ致しました!

 

つづく

 

スマホスマホスマホ

 

【おまけの画像】

 

冒頭のiphoneSE第2世代にかけていたカバーがこちら↓。

 

 

激しく

黄ばんでおります。目

 

これを冒頭のiphoneSEに

装着すると

こんな感じに↓。

 

 

カバーをつけたら

急に古びます。あせる

 

3回もした状況説明の度に

すご~く古いカバー

がかかっている

と正直に申しました。

 

ところで

かなり前から

いい加減

黄ばんだカバーを

かえようと

思っていたのですが

シンプルな色と形で

手ごろな値段のものが

なかなか

見つかりませんでした。

 

今回のことがあって

何かあった時

見つけやすい

派手な色

のカバーにしようと

思い立ち

こちら↓

 

 

を購入。

 

これならひょっとして

座席の隙間の

奥の方~に

落ちていても

見えたかも知れません。

 

iPhoneSE第2世代様

どうか

これからも末永く

宜しくお願い申し上げます。お願い