こんにちは。本記事では、7年間で英検5級から1級まで全級取得した私が、各級での勉強にかかった時間について解説します。

参考までに私は、中学1年生のときに初めて英語の学習をはじめ、留学経験なしの、純日本人です。

 

本来は中学、高校での英語の授業時間や宿題に費やした時間も考慮すべきなのですが、あくまでも自主的に英検の取得のためにかけた勉強時間のみの記事になります。

 

個人の感想ですので、参考までにご覧ください。

 

 

また、勉強方法については以下の記事を参照ください。

 

 

①5級~2級

 

5級から2級までは、あまり英検のために勉強しませんでした。

 
 
 

ただ、中学の勉強はしっかり頑張っていましたので、そのベースがあれば5級から2級までは特別な勉強をしなくても合格できるといえるのかもしれません。

 

②準1級

 

5級から2級まで何も勉強せずに合格できたのをいいことに、私は英検準1級の学習もサボり、3回落ちました。

 

4回目の受験で合格できたときは、1か月間毎日1~2時間くらいの勉強をしました。結果は1次試験+6でした。

高校3年生でしたので、既に高校英語の内容が定着していたこともあり、あまり多くの勉強時間はかかりませんでした。

 

③1級

 

8か月間、1日3時間くらい勉強し、1次試験+7という成績で合格できました。(大学のテストがあるときは、英検の勉強をしないときもありましたが、夏休みには5時間以上勉強することもありました。平均すると3時間くらいだと思います。)

 

ちなみに、大学では理系の学部なので英語の授業に縁がなく、週1の簡単な英語の授業(TOEIC系)があっていました。

 

まとめ

 

このように振り返ると、中学英語、高校英語の基礎ができていれば、特別な勉強をたくさんする必要はないのかもしれません。

もちろん、これ以上の勉強時間を費やすことに越したことはありません。

 

ただ、勉強時間がかかるからという理由で英検に取り組むのを躊躇している方がいれば、そんなに気を重くせず挑戦してみてほしいと思い、この記事を書きました。

 

 

他にも英検やTOEICに関する記事を載せていますので、ぜひ参照ください。↓

 

 

 

 

こんにちは。本記事では、私が中学1年生で英語学習を始めてから、7年間で英検5級から1級までとった方法について書いた記事をまとめました。

5級から1級まですべての記事がありますので、ぜひ参考にしてください。

 

3年間で5級から2級までとった方法↓

 

準1級をとった方法↓

 

1級の学習方法(4技能別)↓

 

 

 

 

おまけ↓

 

 

 

他にも様々な記事を投稿していますので、ぜひ参照ください。

こんにちは。本記事では、現在英検1級、TOEIC900点以上を取得している私が、英検1級の学習で使うべき必要最低限の参考書を4冊に厳選して紹介します。

 

私は英検1級で9冊の参考書を使用しました。

その中で良いものもあれば、使わなくてもよかったというものもあります。

そんな私が、必要最低限の参考書4冊を以下に紹介します。

 

①パス単

 

文単より、パス単の方が単語数や効率性の面からおすすめです。

私は、これで対策し、21/25点でした。

 

 

②過去問

 

言わずもがな必須の過去問です。

 

 

③ジャパンタイムズの英作文

 

対策すれば、英作文は大きな得点源になります。

私はこれで対策し、30/32点でした。

 

 

 

④面接大特訓

 

ライティングの補助教材としても優秀な参考書です。

 

 
 
 
 
 

 

 

以上、英検1級の学習で使うべき4冊の参考書の紹介でした。

 

具体的な使い方や学習法については、下記の記事を参照ください。

(下記記事では、他の参考書も紹介しています。)

 

 

 

 

こんにちは。本記事では、現在英検1級、TOEIC900点以上を取得している私が、英検の学習計画の立て方について説明します。

 

①受験日設定

 

まず、いつ受験するか設定します。

 

過去問を解いてみて、自分がどれくらいできるか確認してみてください。

 

2級までであれば、半分くらいできていれば、すぐに次の回での受験を考えてよいと思います。

 

また、次の回での受験を目指しながら、途中で対策が間に合わなそうだと思ったら、申し込みを先送りすることも可能です。

 

実際に私は、英検1級を2月に勉強しはじめて、6月での受験を希望していましたが、ライティングの対策が不十分であったのと、リーディングの点数も半分くらいしか取れていなかったので、10月での受験に変更しました。

 

②学習計画

 

受験日を設定したら、それまでに自分がつけるべき力をリストアップしてください。

 

過去問を解いて特に正答率が悪い場所から以下のようにリストアップします。

 

・語彙問題の正答率が低い

・リスニングのpart2で聞き取れない

・ライティングで書く内容が思いつかない

 

次に、それを改善するために必要な勉強を以下のように考えます。

 

・語彙問題の正答率が低い

→パス単をマスターする

・リスニングのpart2で聞き取れない

→1度解いた問題の音読、どこが聞けていないか分析

・ライティングで書く内容が思いつかない

→ライティング専用の本での学習、解答例をみて参考にする

 

そして、逆算して細かい途中目標を決めていきます。

 

仮に、試験まで3か月あるとすると、

 

3か月後には語彙問題の8割とれるようにする→1か月後には単語帳をひと通りみて語彙問題の5割はとれるようにする→毎日100単語のサイクルで単語帳を何周もする

 

このように、最終目標を達成するために、小さい目標を立て、実際に自分が学習を適切に行えているかをモニタリングしやすくします。

 

③学習計画の修正

 

学習しながら、予想通りに進まなかった場合、学習計画を見直します。

 

例えば、他の勉強で思っていたより、英単語の勉強時間が確保できないとき、1日50単語に減らすなどといったようにです。

 

また、時間をとって学習しているにも関わらず、あまりにも伸びが悪いときは、学習法を見直します。

 

例えば、英単語のスペルをすべて完璧に書けるように学習しているのであれば、それは英検向きの学習ではありません。

英単語をみて意味が分かることの方が重要です。

 

それにも関わらず、スペルをかけるように勉強していても、演習で成果が出ないということが考えられます。

 

そのようなときは、自分に必要な力とその達成に必要な学習方法を見直し、改善してください。

 

以上、英検の学習計画の立て方でした。

他にも英検やTOEICの学習法の記事をあげているので、ぜひ参照してください。

 

 

 

 

 

 

こんにちは。本記事では、現在英検1級、TOEIC900点以上を取得している私が、中学1年生で英語学習をはじめ、3年間で5級から2級まで取得した方法を説明します。

 

私は、5級から2級までは特に英検専用の勉強をしませんでした。

それにもかかわらず、全級一発で合格しています。

 

その理由は、中学校の授業の復習を徹底していたからです。

 

もちろん、英検2級くらいになると中学で習わない文法も出てきますが、英検に合格するためには、全問分かる必要はありません。

 

以下、私がどのように中学校での英語の復習をしていたかを解説します。

 

①教科書をノートに写す→音読

 

教科書をノートに写し、音読を繰りかえすことで、単語(意味&スペル)や文法を自然と覚えます。

 

また、英語学習初心者であれば、教科書をまるまる暗記してしまうのも効果があります。覚えた文章に似た文章を見たとき、反射的に意味が分かったり、自分がライティングやスピーキングでその文章を使ったりすることができるからです。

 

②文法の徹底

 

中学1年生の時は、そんなに難しい文法はありませんが、徐々に文法が複雑になっていきます。その文法は、高校英語でもベースになるものであり、おろそかにすると後で困ります。

 

中学では文法の知識を、主にテストの文法問題で使いますが、高校になるとその文法をマスターし、長文読解などで使う必要があります。

 

中学では、単語の知識があれば、勘で文章の内容を推測できるかもしれませんが、高校になるとそうともいきません。

 

中学レベルの文法をしっかりマスターして、その文法の知識を生かすことで、長文が読めるようになるはずです。

 

③ライティング、スピーキングに慣れる

 

上手に文章を書いたり、話せたりするようになるよりは、分からなくても書いてみる、話してみるということを心掛けてみてください。

 

間違っても落ち込むことはありません。

 

私は、英検1級をもっていますが、それでもスペルや文法を間違えることがあります。

 

多少、単語や文法を間違っていても、相手にその内容が伝われば、英検2級まではそれなりに点がもらえます。

 

 

 

以上、私が3年間で、5級から2級までとった方法でした。

 

そんなに、難しいこと、大変なことはしていないと思います。

 

この基礎が、その後準1級や1級をとることにも役立ちますので、地道に少しずつ英語学習をしてみてください。

 

他にも、英検やTOEICに関する記事を載せていますので、ぜひ参照ください。

 

 

 

 

 

 

こんにちは。本記事では、英検1級やTOEIC900点以上などの取得を達成した私が、勉強が嫌になったときどうしていたか(①勉強が嫌になる原因 ②克服方法)について説明します。

 

①勉強が嫌になる原因

 

私が勉強が嫌になったとき、その原因は主に3つありました。

 

1)勉強しているのに、伸びない

2)勉強して、自分自身が伸びてはいるが、周りの人の方が優れている

3)なんとなくやる気がおきない

 

どれも、誰もが経験していそうな心の動きだと思います。

以下、それぞれについて私が克服した方法を説明します。

 

②克服方法

 

1)勉強しているのに伸びないとき

 

このような時にするべきことは2つあります。

 

勉強方法の見直し、改善伸びないことを悲観しすぎないことです。

 

勉強時間をかけているのに、伸びないとき、根本的に勉強方法がよくないということが考えられます。

 

例えば、英検の勉強でいうと、長文読解問題を解いて、間違えて、和訳読んで終わりといったことです。

 

長文読解で和訳を読んで理解し、設問の答えは分かったというだけでは、当たり前ですが、新しい長文でその学びを生かせません。

 

新しい長文で点が取れるようになるには、自分がどこを読み間違えたか、選択肢の吟味でどのように失敗したかを分析する必要があります。

 

それにも関わらず、勉強時間をとっていて、その長文は理解したというだけで、勉強した気になり、勉強時間と英語力の伸びの差に苦しむこととなります。

 

そのため、勉強しているのに、全く伸びないというときは勉強方法の見直しが必須です。

 

ただ、伸びないことを悲観しすぎないことも重要です。

 

勉強はすぐに結果が出るものではありません。

特に、勉強している内容が難しくなればなるほど、その修得に時間がかかります。

 

すぐに伸びないからといって落ち込みすぎず、根気よく勉強方法を見直しながら、まずは続けてみてください。

 

2)自分自身が伸びてはいるが、周りの人の方が優れている

 

 

このようなときは、結果ではなくプロセスに重点をおいて、自分を褒め続けました。

 

「自分は、今日英語の学習をこれだけ頑張った」と、そのプロセスに自己満足し、周りの人の方ができていても、比べないように気をつけてました。

 

そのようなマインドで他人と比べないということで、そのストレスがなくなり、勉強そのものに集中できます。

 

3)なんとなくやる気がおきない

 

単純ですが、一番多く、厄介なのがこれです。

 

このようなときは、とりあえず10分でもいいから少し勉強してみてください。

 

勉強し始めると案外きつくないです。

 

「勉強しないといけないけど、したくない」とぐだぐだ悩む時間の方が以外とエネルギーを使っていると気づくと思います。

 

この記事が、学習に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

他にも、TOEICや英検の学習法について記事をあげていますので、ぜひ参照してください。

 

 

 

 

 

こんにちは。本記事では、英検5級から1級まで受け続けた私が、英検準1級の学習方法(①参考書 ②学習方法 ③学習につまずいている方へのアドバイス)について説明します。

 

参考までに私は、中学1年生のときに初めて英語の学習をはじめ、留学経験なしの、純日本人です。

 

①参考書

 

私が英検準1級の学習で使用した参考書は以下の3冊です。

 

英検1級と違い、単語帳過去問で充分だと思います。

 

2次試験も、面接完全予想問題だけでよいと思います。

 

 

 

 

 
 
 

 

ただ、私は英検1級の勉強の時に使った参考書で、「これは良い」と思ったものがありますので、そちらの準1級バージョンの方も紹介します。

 

 

 

 

 

でる順パス単は単語学習の定番ですが、英検準1級に関しては文単でもパス単でもどちらでもよいと思います。(英検1級では、単語数や効率性の問題からパス単をおすすめしています。)

 

文章を読みながら覚えるのが好きな方は文単、それがめんどくさい方はパス単です。

ただ、文単は読解力を伸ばせるというメリットがあります。

 

実際に私は、文単だけの使用で、最初の語彙問題の21/25を取得しています。

 

自分の好みに合わせてお選びください。

 

ジャパンタイムズの英作文問題は、英作文に困っている方はぜひ使ってみてください。

 

私は、準1級のとき使用しませんでしたが、1級で使用し、本当によかったです。

(1級用参考書では1番のおすすめ)

 

②学習方法

 

ここでは、高校英語の基礎がある程度できていることを前提にして説明します。

 

学習のコツはありますが、英検準1級は基礎ができていないと合格が難しい級です。

 

高校英語や中学英語で、基礎が抜け落ちている場合には、まずはそれを復習することが最重要です。

 

1)単語

 

準1級は、2級に比べて単語のレベルが大きく上がります。

 

2級までは、めんどくさくて単語の勉強をあまりしていなかった人も、単語の勉強を徹底してみてください。

単語を勉強することで、最初の語彙問題だけでなく、読解やリスニングでの理解力があがります。

 

分からない単語の意味を推測する力も大切ですが、その文章に分からない単語ばかりでは推測もできません。

 

私は、5級から2級まで特に勉強せずに1回で受かってきましたが、準1級は3回落ちました。

 

そうならないためにも、2級と準1級の難易度の違いを理解して、勉強に励んでいただければと思います。

 

2)読解

 

個人的に思うのが、2級まではキーワードを見つけて、そこからだいたい解釈していけば、文章全体の内容があまり分からなくても合格できますが、準1級は文章内容の把握ができなければ、ところどころ読めても選択肢を選べないと思います。

 

準1級での文章内容の把握の鍵は、単語、文法です。

 

とにかく、単語を覚えて、高校レベルの文法を完璧にすることで、1文が長い文章を混乱せずに読めるようにしてください。

 

本当に準1級は基礎が重要です。

 

基礎をおろそかにしなければ、文章内容の把握がうまくできるようになると思います。

 

問題を解き、間違えた場合は、文章をどこで勘違いしたのか復習することで力をつけてください。

 

3)リスニング

 

リスニングも基礎的な単語と文法をマスターし、演習してください。

 

演習したあとは、読み上げられる音声を繰り返し聞いたり、音読したりし、どこが聞こえなかったのか分析してください。

 

4)ライティング

 

ライティングは、個人的にあまりしっかり勉強しませんでした。

 

しかし、ライティングは英検準1級の合格の鍵となるほど、重要です。

 

なぜなら、問題数1つで、リーディングやリスニングと同じ点数をもつからです。

 

何度も英検準1級に落ちていて、ライティングの点数が悪い方は、上記のジャパンタイムズの参考書で勉強してみてください。

 

5)スピーキング

 

正直、英検準1級のスピーキングはそんなに難易度が高くありません。

 

私は、高校の先生や対面の英会話4回を利用して練習しました。

 

そんなにスピーキングの基礎がない方でも、しっかり練習し、慣れれば大丈夫です。

 

参考までに、私が英検1級のときに利用して、とてもよかったオンライン英会話のバリューイングリッシュのWEBサイトを載せておきます。

 

 

③学習につまずいている方へのアドバイス

 

先にも述べたように、2級と準1級の難易度の差は大きすぎます。

 

準2級から2級が受かったときのように、簡単には受かりません。

 

単語、文法、読解、リスニング、ライティングの多方面から基礎を鍛え、時間をかけて勉強してください。

 

また、英検1級やTOEICに関する記事も投稿していますので、そちらもぜひ参照ください。特に、英検1級の学習方法は4技能別にあげていますので、英検準1級で1分野が圧倒的に苦手だという場合は、その学習方法を参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

こんにちは。本記事では、私がTOEIC900点の壁を越えた方法(①参考書 ②学習方法 ③当日の解き方)について説明します。

 

参考までに私は、中学1年生のときに初めて英語の学習をはじめ、留学経験なしの、純日本人です。

 

①参考書

参考書は以下の4冊を使用しました。

実際にしっかりつかったのは金のフレーズ公式問題集の2冊です。

 

3冊目の「BEST PRACTICE FOR THE TOEIC」は学校の授業で教科書として使っていたので、一応載せました。どちらかというとTOEICを初めて受験する人用で500点くらいを目指す本です。

 

4冊目の、文法問題は有名な本ですが、TOEIC900点を超えることを目標としている人には必要ないと思いました。TOEIC950点以上といった、もっと高い目標を掲げている方には良いと思いますが、私はそこまで求めていなかったので、ほとんど使用しませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

②学習方法

 

私は、上記の金のフレーズをまず1通り読みました。もともと、英検1級の単語を勉強していたので、語彙力には自信がありましたが、TOEICはビジネス英語なので単語も毛色が異なり、知らない単語も結構ありました。

 

語彙力に自信がある方でも、軽く目を通すことをおすすめします。

 

そして、公式問題集を解きながら、問題形式に慣れていきました。

 

特に、対策したのはリスニングのpart3、4とリーディングの内容合致問題です。

 

TOEICではスピード感が大切なので、リスニングでは先読み→解く→先読みのペースを崩さないように練習しました。

 

リーディングの内容合致問題は、なぜ英検1級の長文を読んできた自分が、こんなに間違えるのだろうかと分析したところ、読み方に問題があったので、改善しました。以下に説明します。

 

③当日の解き方

 

1)リスニング

リスニングでは、スピード感が大切だと前述しましたが、part3、4では、まずそのパートについての説明の音声が流れているときに、1つ目の文章(3問分)の設問、選択肢を読みます。

設問の方が重要ですので、選択肢は間に合わなくても気にしなくてよいです。

 

また、ここで2つ目の文章の分まで読む必要はないと思います。頭が混乱するからです。

 

1つ目の文章が読まれ始めたら、早速設問をマークしながら聞きます。最初の挨拶のひと言でその人の職業や状況を話し始めることも多いので、最初から集中して聞きます。理想は、文章が読み終わる頃には、3問全部マークしてしまっていることです。

 

設問が読み上げられるときには、次の設問3つと選択肢の先読みをしてください。

1つ目の文章の設問で分からないものがあっても、時間をかけすぎずに諦めて次の設問の先読みをする方が良いと思います。なぜなら、文章を読み上げる時間はもう終わっていて、その時点で聞き取れていないのならば考えても無駄だからです。

 

問題数的にも、その1問より次の3問の先読みです。

 

これは、慣れなので、何度も公式問題集を解きながら練習するしかありません。

 

2)リーディング

 

ここでは主に内容合致問題について解説します。

先にも述べたように、なぜ英検1級の長文は読めるのに、それよりも内容的に簡単なTOEICがあまりできていないのだろうと分析したところ、読み方に問題がありました。

 

自分に合った読み方というのは、人によって違うと思いますので、結局は自分自身で見つけるしかありません。参考までに、私の例を書きます。

 

私は、学校で習った読み方は、設問を読む→文章を読みながら答えがあったら逐一マークする というものでした。

 

これが、自分にはあっていなかったようです。

 

というのも、英検は段落ごとに順番に設問に対する答えがありますが、TOEICはそうではありませんでした。

 

2、3個文章がある最後の部分でも、設問1つ目の答えが2つ目の文章にあるというような感じでした。

 

また、ひっかけがあります。最初の文章で家具の色は2色だといったにも関わらず、2つ目の文章で2色追加されたというようにです。

 

そのせいで、1問ずつ解こうにもあまり答えが文章中に出てこず、不安になりながら読み返したり、何度も設問をチェックしたりすることで効率が落ちていました。

その結果、

時間が無くなる→飛ばし読みする→解けなくなる→時間がなくなる

の最悪のループに陥ることとなりました。

 

そのため、私は、設問は読まずに文章を全部読んでしまう→設問を一気に解く

という解き方に変え、900点を余裕で超すことができました。

 

私の考察としては、学校で習った解き方は500点くらいを目指すのには、解きやすいのかもしれません。設問を見ながら、文章の内容を推測し、文章が全く分からないということを防ぐことができるためです。

 

しかし、TOEIC900点以上を越そうとしている人は、文章から読んでも内容が全く分からないということは恐らくないでしょうし、それよりも、完璧に早く最後まで解くことが重要ですので、設問→文章→設問の解き方は時間のロスになるだけかと思います。

 

以上、私がTOEIC900点の壁を越えた方法でした。

この記事がTOEICの学習に励む人の参考になれば幸いです。

 

他にも、英検1級の学習方法などの記事をあげていますので、ぜひそちらも参照ください。