こんにちは。本記事では、私が英検1級を取得してよかったこと(①英検1級のメリット ②デメリット ③TOEICとの比較 ④まとめ)について説明します。
①英検1級のメリット
私が英検1級を取得して感じたメリットは3つあります。
1)英検1級で英語力を評価してもらえた
就活ではTOEICが主流になっているものの、英検1級に対する評価は高いと感じました。
英検1級をもっていると言うだけで自然と、英語がかなり得意だという印象がつきます。
また面接で大学で頑張ったこととして、英検1級を挙げると、英語力だけでなく、その努力に関しても評価してもらえました。
2)英検1級取得のために勉強したプロセスで英語力、学習習慣がついた
私は、英検1級の取得のために8か月間勉強しました。英検準1級をとってから1年も経っていない状態で学習をはじめたので、最初は英検1級に合格するにはまだ程遠い英語力でした。
その後、4技能別に徹底した対策をすることで、かなり英語力が伸び、実際に本番では、1次試験+7、2次試験+1という成績で合格することができました。
英語を勉強しようにも、目標がないとなかなか勉強する気がおきない人は英検合格をモチベーションに勉強すると良いかもしれません。
また私は、毎日の学習習慣があるタイプではありませんでしたが、英検のために毎日勉強することが普通になり、英検取得後も、毎日大学の勉強や英語の勉強をするのが当たり前になりました。
そして、ずっと気になっていた高校の生物や化学、数学の学びなおしを実現することができました。
3)自信につながった
単純でありながら、自分にとってかなり大きい意味をもつのはこれです。
自分自身が一生懸命取り組んだことの結果が出たことで、自信がつきました。
私はどちらかというと根本的に悲観的な考え方を持っているのですが、英検1級の取得を成し遂げたことで、他のことにも挑戦してみようという前向きな気持ちに変わりました。
英検に対して、国際的な試験でないからと批判する方がいても、自分自身が頑張ったということに意味を見出し、ある意味自己満足しているので、全く気になりませんでした。
②デメリット
デメリットを挙げるとすれば1つ、時間がかかることです。
英検1級取得には当たり前ですが、かなりの勉強時間を要します。
それは、その勉強時間を他のこと(TOEICや他の資格の取得、サークル活動、アルバイトなど)にかけれなくなることを意味します。つまり、それらの犠牲をはらって英検1級の勉強をすると考えると、デメリットだと感じる人もいるかもしれません。
英検1級に固執せず、自分に必要なことやしたいことを優先するのも賢い判断だと思います。
③TOEICとの比較
TOEICとの比較、1)試験形式 2)周囲からの評価について説明します。
1)試験形式
| 英検1級 | TOEIC |
内容 | 学術的な英語 | ビジネス英語 |
2次試験 | あり | なし |
問題数 | Reading (41) Listening (27) Writing (1) | Reading (100) Listening (100) |
試験時間 | Reading & Writing(100分) Listening(35分) | Reading(75分) Listening(45分) |
国際性 | なし | あり |
受験機会 | 年に3回 | 毎月ある |
オンライン受験 | ない(英検準1級まではある)
| ある (大学院入試などではオンラインの点数を認めていない場合もあるので注意) |
結局、留学や大学院入試への使いやすさ、勉強しやすさはTOEICだと思います。