こんにちは。本記事では、私が英検1級をとった際にしたリーディングの勉強法(①単語 ②読解 ③当日の時間配分)について紹介します。
参考までに私は、中学1年生のときに初めて英語の学習をはじめ、留学経験なしの、純日本人です。
①単語
リーディングの学習で、まず必要なのは単語の学習です。
以下の2つが私が使った単語帳ですが、おすすめは1つ目のパス単の方です。
文単は英語の単語の学習というより、読解の学習に役立ちます。
単語を覚える効率性と掲載されている単語数がパス単の方が多いことを考えると、圧倒的にパス単の方が使いやすいと思います。
文単を使う場合も、パス単の学習のプラスアルファと考えて使うことをおすすめします。
私は最初文単のみを使っていましたが、なかなか覚えた単語が過去問に出てきておらず、点数が伸びなかったためパス単に変えました。その結果、パス単の単語を全部マスターし、最初の25問の21/25を取ることができました。
単語の学習はただ覚えるだけで大変ですが、ここでつけた単語力は最初の25問の問題だけでなく、その後の読解やリスニングに役立ちます。
読解やリスニングにおいて、わからない単語の意味を推測する力も重要ですが、その文章にわからない単語ばかりあれば推測もできません。
単語の学習はすればするほど点数が伸びていく分野でもあるので、徹底して暗記することをおすすめします。
②読解
読解の学習で使った参考書は以下の3冊です。
正直これは、過去問だけの利用でよいと思います。
集中ゼミは、英検1級の勉強のはじめに問題形式を知るためや、すでに英検1級に受かるくらいの英語力をお持ちの方が勉強するには良いと思いますが、この本だけで大きく実力を伸ばしていくことは難しいと思います。
長文読解120は、出版年はかなり前ですが、問題の質は今の英検と変わらず、時間がある方がさらに読解力を伸ばしていくのにはおすすめです。
私は、大学の図書館に何年分もの英検の過去問があったので、それを利用していました。結局、過去問が一番勉強しやすかったです。
英検の長文読解には、大きく分けて2つあります。
穴埋め式と文章の内容に答えるタイプのものです。
どちらの読解でも、結局1番重要なのは、自分に合った読み方を見つけることです。
私の場合は、だいたい段落ごとに答えとなるヒントがあるため、1段落読んで問題に1つ答えるという解き方をしていました。
そうすることで、最初に文章の内容を勘違いして最後まで曖昧なまま読むということがなくなりました。
また、私は英検の選択肢を選ぶ際は、必ず消去法で解いていました。文章の内容が分かっていても、選択肢内の少しの間違いに気づかないということを防ぐためです。
様々な読解方法を試してみて、自分にとってベストな方法を見つけてください。
③当日の時間配分
私は実際に問題を解くとき、以下のような時間配分で解いていました。
参考までに、ライティングのリスニングの先読み時間も書いています。
単語25問 10分
穴埋め6問 10分(1文章に5分ずつ)
内容合致2つ(3問ずつ) 20分(1文章に10分ずつ)
内容合致(4問) 15分
ライティング 30分
リスニングの先読み 15分
私はリスニングが苦手なので先読みに時間をかけて、いろいろメモしていました。(英検では、リーディングの試験時間中にリスニングの先読みをすることがOKとなっています。)
ライティングもリーディングやリスニングと同じ点数配分なので雑にはできません。
リスニングの先読みやライティングのことを考えると、リーディングは素早く解くことが必須になります。
そのために、単語や読解の基礎的な力をつけ、自分に合った解き方を見つけることが必要です。
この記事がその学習の参考になると、嬉しいです。