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フーバーのブログ

気がついたことなど

コンビニで売られている「JUMP REMIX」でヒカルの碁が出ています。


ヒカルの碁/ヒカル佐為と出会う-小学生編-

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囲碁棋士の方も読んでいる方が多いようです。これまでずっと気になっていましたので、これを機会に買って読み始めました。

いやー、ジャンプの王道ですね。少年の挑戦、成長、ライバル、友情。主人公が特殊な能力を持っているところもジャンプらしい(幽霊がとりついているのですが)。

囲碁がテーマですが、盤面が大きく取り上げられるわけではなく、人間ドラマとのバランスが秀逸です。

週刊誌連載時には、みんな次号が待ち遠しかっただろうなあと思います。

4歳の子供に「囲碁の本なんだよ」と言って見せたら、ぱらっとみて「囲碁全然出てないじゃん」と言われました。まあ詰碁の本ではないからね…
日本経済新聞 2011/02/24 朝刊 11面


「住友商事グループは情報サービス大手のCSKを小会社化する。住商本体と小会社の住商情報システムがTOB(株式の公開買い付け)を実施、グループでCSKの発行済み株式の過半を取得する方向だ。」

「住商はCSKと住商情報システムの経営統合も視野に情報システム事業の規模を拡大、生き残りを目指す。」



独立系情報サービス最大手のCSK。金融システムをはじめとして、業界の黎明期からシステム開発を行ってきました。

今ではSEやプログラマは3K業種と言われますが、ある意味そう言われるようになった原因の一つの会社かもしれません。ベンチャーの気風が残り、体育会的な雰囲気だったと聞きました。

創業者の大川功氏はベンチャ-の雄として扱われた方でした。

かつてIT業界を目指した身としては、住商傘下に組み込まれていくのは不思議な感があります。


「CSKは証券や不動産証券化など、経営の多角化で進めてきた金融関連事業が失敗。2009年3月期には不動産証券化事業で抱え込んだ不良債権処理などで1615億円の最終赤字に転落した。」


IT業界も景気にもまれ浮き沈みはありましたが、何よりも金融関連事業の大失敗が効いたようです。

やはり事業拡大は本業の延長で行うべきということでしょうか。

記事では「CSKをめぐる主な動き」として2000年以降の主な出来事が記されていますが、2000年に社長就任・2009年に会長辞任と青園氏の動向が触れられており、金融関連事業に大きく舵を切ったその責任が示唆されています。
日本経済新聞 2011/02/17 夕刊 9面 「ニュースな人」


インテル・ミラノに移籍した、長友選手が取り上げられています。

その能力・魅力・実績が語られ、無名時代・学生時代のエピソードが続きます。そしてチーム内での立場、これからの壁。

そして最後は

「「世界一のSBになる」と公言してはばからない。世界でトップレベルの戦場に何を刻めるか。どう戦い抜くか。それは、日本が何を武器にして世界と向き合うかのヒントにもなる。」

と結ばれています。

記事を書いた岸名記者は、長友選手にこれからの日本を見たようです。
日本経済新聞 2011/02/15 朝刊 文化面 「かぶりモノで「人形劇」」 大塚ムネト 氏


福岡で活躍する「ギンギラ太陽's」が主宰の大塚ムネト 氏により紹介されています。

私はこの記事で初めて知りました…

「登場するのは福岡にまつわる百貨店や乗り物たちだ。ターミナル駅、デパート、バス、地下鉄などを模した「かぶりモノ」を役者が身につけて擬人化し、流通・運輸業界の趨勢を人情劇に仕立てる。新規参入、競争、撤退と町の移り変わりに潜む栄枯盛衰と喜怒哀楽が、私の主宰する劇団「ギンギラ太陽's」のテーマだ。」

ギンギラ太陽's OFFICIAL WEB

かぶりモノで擬人化された、地元福岡の百貨店や乗り物達のヒューマンドラマだそうです。とても惹かれます。

DVDもあるようなので、見てみたいと思います。→南国から来た寒いヤツ [DVD]/ギンギラ太陽’s,演劇(Amazon.co.jp)

福岡の人は、いいですねえ。
私がエジプトのカイロにいたのは今から20年以上前なのですが、町の治安も悪くなく、人々も気さくなところでした。歩いていてよく話しかけられたりしました。

対日感情もよく、年のいった人からは「トーゴー、トーゴー」と言われました。日本海海戦でバルチック艦隊を破った東郷平八郎のことを言っているのだと後から聞きました。

民法はイスラム教に基づいており奥さんを4人までもてたりしますが、酒も普通に売っています。その一方で敬虔な人たちは欠かさずお参りをしていました。

今から思えば居心地の良いところでした。


ムバラクが辞任するという大きな政変がありエジプトが日本のメディアを賑わす中、毎日.jpに掲載されていた記事にエジプトの人々の雰囲気を感じました。

「18日間で群衆が変化していくのに驚いた。爆発的に膨れあがっただけでなく、初期の暴力状態が消え、最後は家族連れも交じるお祭り状態になった。

 一人で広場へ通っていた父親たちが、11日夜は「歴史的な日を子供たちにも見せたい」と、家族と一緒に広場へ押し掛けた。」→記事はこちら

子供を戦車にのせて記念撮影している写真も見かけました(^-^)

私が会った多くのエジプトの人たちも、ちょうどこんな、ちょっとのんきな人たちでした。