フーバーのブログ -10ページ目

フーバーのブログ

気がついたことなど


先日の土曜日、家族3人で上野に行ってきました。

あいにくの小雨でしたが上野公園の桜は満開、お花見をしている人たちもいました。

さて行き先は国立科学博物館でした。

目当ては、4歳の息子が最近興味を持ち始めた恐竜です。

$フーバーのブログ
これはティラノサウルスの全身骨格。

その他、アパトサウルス(私の世代だとブロントサウルスと覚えたものです)・トリケラトプス・ステゴサウルスと有名どころがしっかり並んでいました。

東京科学博物館と言えば飛行機の形をした建物が有名ですが、恐竜の化石などはその奥にある地球館という新しい建物の方にありました。

博物館や美術館は、建物に入る時から楽しいのはなぜでしょう?子供に連れて行ってもらった気になった一日でした。

日本経済新聞 2011/04/11 夕刊 文化欄

今週の「こころの玉手箱」は、囲碁棋士の小林光一9段、囲碁ファンなら言わずと知れたコバコウの登場です。

第一回目の今日は、「妻の書き遺したもの」。

故 禮子夫人は小林9段の師匠 木谷實9段の娘であり囲碁棋士でした。


「妻の禮子は、とにかく筆まめだった。私にあてた手紙だけでも大きな段ボール一箱分くらいあった。」


中国各地を転戦していたときに毎日のように届いた手紙のこと、結婚前の手紙のことなどのエピソードが続きます。


「いずれは本を出そうという思いもあったようだ。父親譲りの「囲碁にかける思い」を、どんな形の文章に仕立て上げたのか。一度、読んでみたかった。」


今も小林9段を支えていることを感じさせるエッセイでした。

さて、その小林9段は時期棋聖戦リーグに登場します。どのような活躍をされるか楽しみです。
2011/04/08 日本経済新聞 夕刊 将棋欄


楽しみにしていた、芥川賞作家 朝吹真理子氏の将棋王座戦観戦記が始まりました。

なんと、全10回だそうです。

日経夕刊を買っていない人は日経Web刊のページで読めるのですが、ID登録が必要ですのでご注意を。

さて一日目の今日、棋譜は36手目まで進んでいますが観戦記の中では対局が始まっていません。

前回対局を見学したときのことなどが書かれています。

記者室で数人の棋士が検討をしている様子の描写に、いつもの観戦記とは違う「棋士たちを見る一般人の目」を感じます。


「盤を囲んではいるが、空で指尖を動かして話す棋士が多かった。思考のスピードに指が追いつかず、盤を動かすのは億劫なのだろうと思った。検討に夢中で、雪が降っていることにも気づかない。」


このあたり、囲碁でも見かける風景ですね。
また自粛ネタです。

すでにいろいろメディアで取り上げられているので今さらな感もありますが…


「お花見自粛やめて!」被災地の酒蔵さんからメッセージが話題に
石原都知事の「花見自粛令」によって今、首都圏はさまざまな行事の中止が相次いでいる。そんな中、蓮舫大臣..........≪続きを読む≫

岩手の蔵元の方が、youtubeに登場しています。

「このままでは経済的な二次被害を受けてしまします。」「我々としてはお花見を自粛していただくよりも、お花見をしていただける方がありがたい。」





居酒屋さんで、「東北のお酒、あります」などというのはどうでしょうかね。便乗だ!ということなら売り上げの一部を寄付するとか。

私は日本酒は飲まなくて、つい先日ウォッカを買い込んできたばかりなのですが、東北のお酒を買ってきて近場で(実は井の頭公園も近い(^-^))お花見をしようと思います。

東京は、ちょうど満開です。
花見自粛についてまた記事がありました。

日経Web版でも自粛ムードについて読者voteをしていますし、一つの流れですね。


果たして花見は本当に不謹慎なのか 呉智英氏が解説
 東日本大震災以降、日本中に「自粛」ムードが漂っている。その中でも「花見」を自粛する向きもあるが、果..........≪続きを読む≫

「確かに近年では、花見といえば酒に溺れて醜悪な姿を見せる酔客の姿ばかりがテレビなどで取り上げられている。だから“不謹慎”というイメージが伴ってしまう。しかしほとんどの人は節度を持って桜を愛でているはずです。震災後の花見であればなおさらでしょう。行政が率先して花見を自粛する必要はない」(上記記事より)


ふと思いましたが、自粛ムードが広まった一つの要因はプロ野球セ・リーグの開幕日騒ぎではないでしょうか。

電力消費のことも考えず、自分たちの論理「だけ」でいつもの通りのことをしようとしたプロスポーツが叩かれ、雰囲気が「とりあえず自粛」になってしまったようにも感じます。

社会の中の一員として自分が行うことを見失わずに、馬鈴薯さんのおっしゃる通り、後方支援をしたいと思います。