こころの玉手箱 囲碁棋士 小林光一 氏 ① | フーバーのブログ

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気がついたことなど

日本経済新聞 2011/04/11 夕刊 文化欄

今週の「こころの玉手箱」は、囲碁棋士の小林光一9段、囲碁ファンなら言わずと知れたコバコウの登場です。

第一回目の今日は、「妻の書き遺したもの」。

故 禮子夫人は小林9段の師匠 木谷實9段の娘であり囲碁棋士でした。


「妻の禮子は、とにかく筆まめだった。私にあてた手紙だけでも大きな段ボール一箱分くらいあった。」


中国各地を転戦していたときに毎日のように届いた手紙のこと、結婚前の手紙のことなどのエピソードが続きます。


「いずれは本を出そうという思いもあったようだ。父親譲りの「囲碁にかける思い」を、どんな形の文章に仕立て上げたのか。一度、読んでみたかった。」


今も小林9段を支えていることを感じさせるエッセイでした。

さて、その小林9段は時期棋聖戦リーグに登場します。どのような活躍をされるか楽しみです。