「魔法使い」の弟子 -25ページ目

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

予告。

 

特に恋には落ちません。

つか、通常状態から師匠に対してはほぼ恋に落ちております。

いや・・・恋とゆーか・・・なんだ?まあそんな感じのもんだ。師弟関係というものはえてしてそんなものだ。盲目な部分も含めて。

 

ええと・・・

 

・発表会が無期限延期になりました。

・モチベーションが駄々下がりました。

・仕方がないのでこれをチャンスととらえ、曲を弾かずカイザーと小野アンナやりまくってます。

・モチベーション駄々下がり組が多かったらしく、当初の発表会予定日が急遽、オンライン発表会日に決定しました←NEW!!

 

無期限に延期されたはずの発表会が・・・

 

もう残りレッスン二回ほどしかありません。

しかも無伴奏です。こっちのほうがハードル高いし。

 

というわけで、いきなりの仕上げに入りましたよ。オンラインで。

曲の流れとか曲想をねるねるねるねなレッスンがいきなり始まりましたよ。オンラインで。

 

いやぁ。

 

・・・・・・無理。

 

だってさ、今日だって弾いてる最中に三回ほど「あれ?調弦狂いましたっけ?」ってなってたよ?音程悪すぎて。

ヴァイオリンって五度調弦ですっけ?四度ですよね?うんうん。みたいになってたよ?音程悪すぎて。

 

モチベーションゼロからの、本番二週間前。

しかも完全体でなく無伴奏。ぼくの曲、無伴奏やったら全く意味不明ですけど?けど?!


まあとりあえず。

頑張るしかないな。

対面レッスンも一回だけ戻るみたいだし。でも毎月一回だけとかなんだって。師匠め、オンラインのラクさに気づきやがったな(っち)


あー。


早く師匠に会って、フラペチーノのみたい。

(つまりはヴァイオリンケースにフラペチーノ二ついれてレッスンにいくととても楽しい時間が過ごせる、ということだな。まともにレッスン受けたらまた殺されるからな。うんうん)



いやぁ。

 

いやぁあっはぁ。

 

 

モチベーションが全く上がらんですばい。

 

まあ、KKが完成してるんかと言われたら、まったく完成していません。未完の無完。

でもそれで、いつまでに仕上げるのか?と聞かれたら・・・実際いつまでかわかんないんだよね。これだけ自粛あけぅわーーーい♪とかやってたら来週くらいには感染者ン十人とかってなってそうだしさ。

 

発表会はいつできるんだろうか?

 

ぼく的には、働いている業界が自粛とかあんま関係ない、むしろクラスター出ても早く戻して開けないといけない業界なので、発表会でもなんでも気を付けてやったらいけんじゃね?と思っていたりする。

 

しかし、師匠が身を置く音楽業界的には、たぶんプロの演奏会とかいつになるんだろうという話で、そこでヴァイオリン発表会でクラスター!とかなったら他の楽器も音楽業界やばいってなりかねないので、とても慎重だ。

 

慎重になるのはすごくわかる。

しかし、そこで「やったねふーた!発表会までの練習時間がたくさん増えたよ!」となるようなメンタルの持ち主では、ぼくは、ない。

 

完成してしまった!という曲の曲想をねちねちこねくり回すのはしんどい。

しかし、もう限界やんという技術的な部分をねちねちこねくり回すのもしんどい。

とりあえずねちねちこねくり回すのはしんどい。

 

ここからねちねちこねくり回したら、面白くなるんかなぁ・・・

なんか、ザイツの4番3楽章を弾いてるときみたいな「さわやかな高揚感」が全くないねんなぁ・・・

八分の六拍子とか四分の三拍子が好きなんかもしらん。

いや難しすぎて弾けてる部分がないから面白くないんやと思うし、弾けてる部分の曲想をこねくり回すためには対面の生音で曲想を練って練って練りまくるレッスンを受けなきゃいけないんやと思う。(←これはこれでしんどい)

 

何が言いたいかというと・・・

 

師匠からレッスンで

 

「オマエ弾けてもおらんくせにKKをおざなりにしすぎだ弾けてると思ってんのか?完成などないぞ?よりよくなるように努力し続けるのが音楽家の務めではないのか?ん?ん??」

 

と、釘刺してハッパかけられて30分ほど重音の指の形を見づらいオンラインで指摘され続ける地獄のレッスンとなりましたとさ。

という、お話。

 

ちなみに、「完成という終わりが見えなくってつらみがつらたん。ぴえん。」

と師匠にかわいくキュートに愚痴ったら・・・

 

「ん?なんだやんのかコラ?そんなに嫌だったら曲変えるか?終わりゃいーじゃんかよ誰も続けろなんか言ってないぞオイ。そんなできとらん状態で終わりが見えないんだったらさっさと終われ終われ」

 

と、冷たく言い放たれましたとさ。

・・・だれもこの曲終わりたいなんか言ってないじゃんかよ。

やってもやっても全然進歩がないのがしんどいだけなんだよ。

それを一ミリくらい共有してくれてもいいじゃんかよ。

 

西島秀俊みたいに優しく笑って隣に座って・・・

「つらいのはわかる。でもここが頑張りどころだよ。一緒に頑張ろう!」

とかって言ってくれるだけでテンションマックスなんだよ。明日から練習も生活も全部がんばれるんだよ。

 

ん?

 

・・・師匠が西島秀俊の・・・甘々の励まし対応・・・

 

・・・・・・いや、そうなったら師匠の体調心配するわ。うん。優しさは妄想だけでいいや・・・。

 

でもなぁ。今回・・・

 

・・・カイザーがんばったのに。

第二変奏までやったのに・・・

音はきっちり(当社比)取れてるし、アレグロで弾けるように頑張ったのに・・・

 

だってさだってさ。カイザー弾き終わるなり

「このままカイザーやるのか?ん?KKはいいのか?ほう。カイザーだな。して、KKはいいのか?ふむ、カイザーか。KKもあるぞ?」

って言われて、それでもカイザーやりますという反骨精神は、ぼくには、なかった。ふぅ。

 

とりあえず。

がんばってみる。

やっぱ小品むずい。テクニックすらすらできないと、大げさに歌えへん。やっぱコンチェルトかソナタにすりゃよかった・・・(と、いつもこんなことを言っておりますふーた的通常営業でございます)

 

 

家でレッスン受けると・・・

 
家に来た薬売りのおっちゃんから・・・
 
「リコーダーですか?」
 
って訊かれたよ~。
もうぼく、十何年ヴァイオリン弾いてんだよ~。
いまだに、リコーダーの音しか出せねーんだよーー。
 
割と、ショックだったぜ。ちくしょうコロナめ。(コロナ:え?わたし?関係ないやん?!)
 
つーわけで、オンラインレッスンも数回目。
パソコンを導入したのでもう百人力!何よりスマホより画面がでかい!それだけで勝利!優勝!!
 
「音がおかしい。設定したんか?」
 
あーーーうーーーー。
設定がまずくてレッスン時間を10分も使ってしまった・・・ちくしょうコロナめ。
 
小野アンナのポジション移動の練習をやったのですが、まあはがゆいはがゆい。
指の位置とか押さえる角度とか、そんなんオンラインでわかる?わからんよな?
なんかこんなんでみんな、レッスンまともに受けれるん?受けてるん?
まあ、雑談でもなんでも師匠にお金が入ったらええと思ってやってんねんけど、これはわからん。
形はわかるが力の入り具合が全くわからん。
ちくしょうちくしょうコロナめぇぇぇぇ!!!
 
はぁ。
 
まあ、歯がゆいというよりも今日の敗因はリコーダーの音、だな。
せめて「へたくそなヴァイオリンの音」くらいまでは進化させたい。
ぼくなんかヤフオクで一万円もしないヴァイオリンで充分なんだよ十三年ほど弾いてるけど。
せめて、量産品三万円のイーストマンくらいは、持てるようになりたい・・・。
物欲炸裂。

仕事はいつもより忙しく、しかもコロナ怖くて自主休業や子供がいるから給付金もらって休業のひとたちの皺寄せもくる。そんな色々ストレスを発散させるために毎週のレッスンがあるのにそれもはがゆいオンライン。

もうストレスが半端なく、そんなときにジンベイザメのかわいいクッションを見つけ、よし買おう!!

と思っていたら、気づけばバナナを買っていた。
わたしがやりました。後悔はしていない。

肌触り最高。抱き心地最高。枕にしてもよし、腰枕にしてもよし。足首においてもよし。もちろん抱きついてもよし。
黄色いバナナと青いバナナがあるよ。

あーあ。
早く対面レッスンに戻って帰り道にいつものケーキ屋さんで桃のケーキ買って帰りたいなぁ。