弦楽修行~遠隔版 ぴえんの極み~ | 「魔法使い」の弟子

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シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

いやぁ。

 

いやぁあっはぁ。

 

 

モチベーションが全く上がらんですばい。

 

まあ、KKが完成してるんかと言われたら、まったく完成していません。未完の無完。

でもそれで、いつまでに仕上げるのか?と聞かれたら・・・実際いつまでかわかんないんだよね。これだけ自粛あけぅわーーーい♪とかやってたら来週くらいには感染者ン十人とかってなってそうだしさ。

 

発表会はいつできるんだろうか?

 

ぼく的には、働いている業界が自粛とかあんま関係ない、むしろクラスター出ても早く戻して開けないといけない業界なので、発表会でもなんでも気を付けてやったらいけんじゃね?と思っていたりする。

 

しかし、師匠が身を置く音楽業界的には、たぶんプロの演奏会とかいつになるんだろうという話で、そこでヴァイオリン発表会でクラスター!とかなったら他の楽器も音楽業界やばいってなりかねないので、とても慎重だ。

 

慎重になるのはすごくわかる。

しかし、そこで「やったねふーた!発表会までの練習時間がたくさん増えたよ!」となるようなメンタルの持ち主では、ぼくは、ない。

 

完成してしまった!という曲の曲想をねちねちこねくり回すのはしんどい。

しかし、もう限界やんという技術的な部分をねちねちこねくり回すのもしんどい。

とりあえずねちねちこねくり回すのはしんどい。

 

ここからねちねちこねくり回したら、面白くなるんかなぁ・・・

なんか、ザイツの4番3楽章を弾いてるときみたいな「さわやかな高揚感」が全くないねんなぁ・・・

八分の六拍子とか四分の三拍子が好きなんかもしらん。

いや難しすぎて弾けてる部分がないから面白くないんやと思うし、弾けてる部分の曲想をこねくり回すためには対面の生音で曲想を練って練って練りまくるレッスンを受けなきゃいけないんやと思う。(←これはこれでしんどい)

 

何が言いたいかというと・・・

 

師匠からレッスンで

 

「オマエ弾けてもおらんくせにKKをおざなりにしすぎだ弾けてると思ってんのか?完成などないぞ?よりよくなるように努力し続けるのが音楽家の務めではないのか?ん?ん??」

 

と、釘刺してハッパかけられて30分ほど重音の指の形を見づらいオンラインで指摘され続ける地獄のレッスンとなりましたとさ。

という、お話。

 

ちなみに、「完成という終わりが見えなくってつらみがつらたん。ぴえん。」

と師匠にかわいくキュートに愚痴ったら・・・

 

「ん?なんだやんのかコラ?そんなに嫌だったら曲変えるか?終わりゃいーじゃんかよ誰も続けろなんか言ってないぞオイ。そんなできとらん状態で終わりが見えないんだったらさっさと終われ終われ」

 

と、冷たく言い放たれましたとさ。

・・・だれもこの曲終わりたいなんか言ってないじゃんかよ。

やってもやっても全然進歩がないのがしんどいだけなんだよ。

それを一ミリくらい共有してくれてもいいじゃんかよ。

 

西島秀俊みたいに優しく笑って隣に座って・・・

「つらいのはわかる。でもここが頑張りどころだよ。一緒に頑張ろう!」

とかって言ってくれるだけでテンションマックスなんだよ。明日から練習も生活も全部がんばれるんだよ。

 

ん?

 

・・・師匠が西島秀俊の・・・甘々の励まし対応・・・

 

・・・・・・いや、そうなったら師匠の体調心配するわ。うん。優しさは妄想だけでいいや・・・。

 

でもなぁ。今回・・・

 

・・・カイザーがんばったのに。

第二変奏までやったのに・・・

音はきっちり(当社比)取れてるし、アレグロで弾けるように頑張ったのに・・・

 

だってさだってさ。カイザー弾き終わるなり

「このままカイザーやるのか?ん?KKはいいのか?ほう。カイザーだな。して、KKはいいのか?ふむ、カイザーか。KKもあるぞ?」

って言われて、それでもカイザーやりますという反骨精神は、ぼくには、なかった。ふぅ。

 

とりあえず。

がんばってみる。

やっぱ小品むずい。テクニックすらすらできないと、大げさに歌えへん。やっぱコンチェルトかソナタにすりゃよかった・・・(と、いつもこんなことを言っておりますふーた的通常営業でございます)