「魔法使い」の弟子 -10ページ目

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

さてはて。

レッスン行ってきたぜ。


カイザー20番、初めて見せました。


いやまあ酷い。これは譜読みすらできとらん酷さ。なんで持ってきたと言えたもんだかよくわからんが、とりあえず、途中までは聞いてくださったのですが、そこからまあ・・・まあ。


ええまあ。


珍しく、師匠が顔を真ん前に突き合わせてまいりまして・・・


「長期戦になるからな。進まなくて当たり前だからな。諦めずに先に進めるやつは進んどけ。進まないもんなんだからな。絶対進まないぞ。」


と、切々と目を見て話してこられたので、たぶんすごい単位で進まないと思います。まあカイザー1番の3年かかったことを思えばまあ2年くらい頑張ろうかな。と。21番をやっといて、20番を同時進行だってさ。21番なんかフラットみっつだよ?なんか開放弦封じられると萎えるよね。


セブシックも重音なので、しばらくの間は死ぬほど重音です。死のダブルストップ。


でもまあ。

最近聞いた、ヒラリー・ハーンのバッハの無伴奏。音が透明感があるのな。たぶん音符ヅラはそんなに難しくないやつなのだけど、とてつもなくクリアなの。ぼくが弾くとどんな曲の重音もガチャガチャしてうるさいの。びーーがーーー、みたいな。

まあ、ヒラリーの透明感が得られるのなら、頑張ってみようと思うの。ほら、ヒラリーみたいにヴァイオリンめちゃうまやのに美人でキュートになれるかもしんないし(それは別の話だ)


とりあえず。


重音の音程があう、ということは、ちゃんとした音程があう、ということにもつながるので、頑張ってみてもいいかなと今は思います。(このへんが、ピアノをやってた人はレイトでも別格だと思うゆえん。音感ってもうどーにもなんないもんね。感覚だから。でっかいハンディキャップだと思う。)

無理ーってなったらもういいや。一生ガチャガチャ弾こ。ガチャガチャメンコン。


あとは、お楽しみ会があるのでそこで弾くの。簡単なやつ。ピツィカートがやりたかったの。ほら、プロオケの人のピチカートかっこいいやん?ああいうのやってみたかったの。本当はソリストがダブルとかトリプルをピチカートで力強くやるのやってみたい。弦ぶち切りそうで怖いけど。


ま、お楽しみ会と来年の発表会をエサに、重音がんばろっと。


本日のスイーツ!!

ハーブスのでっかいメロンケーキ!!

うまいよねー。ぼくさ、音感という感覚は人一倍劣ってるけど味覚という感覚は少し優れてると思うんだよね。
ほら、レストランとかでソースにこれとこれ入ってるよね?ってお話したら合ってたりするし。こーゆー能力はいらんので少しでも音感がほしいのだけど。

生クリームがかなり多いのだけど、クリームとメロンと少しのスポンジを食べていると思ったら全然いけます。紅茶が合うー。
どこを切ってもメロンがゴロゴロ。ならメロン食べろって?いやー、メロンと大量のクリームと少しのスポンジ、がいいのよ。

季節の美味しさ。おいしゅうございました。

では。

音感、育ったらいいのだけど。腐ってないかな。大丈夫かな。ぼくの音感。

ヤベェ。

順調すぎて怖い。

ナニコレ?このまま滑ってチャイコとか弾けるんちがうん?(それはないな)

何?なにこれ??


と、いうくらい。

順調にシューベルトが終わりました。

イェイ。


なんか、まあ、パリジェンヌで弾けたよ。フランスパンじゃなくてチャパティ袋に入ってたけど。オレンジじゃなくて台湾パインかじってたけど。(パリ在住2年目のアジア系パリジェンヌ。まあ、パリジェンヌにかわりはない。パリに住んでいる。それでもう既にパリジェンヌなのだから。誰がどう言おうとパリジェンヌだ。にーはーお、つぁいつぇーーん。すーし、てんぷーら。)


いやまじで。

待ってマジで怖いって怖い怖い。


なにがって・・・師匠が朗らかに微笑みながら「アマゾンから届いたら持ってこいよ〜」と言っているのが、一番怖いぜ。


そう。

結局、みっちり重音やることになったのだ。


もうトラウマしか残らぬこの名。


シェフチーク(セヴシック): ダブル・ストップの予備練習 Op.9 (2005年版)/ボスワース社/バイオリン教本 https://www.amazon.co.jp/dp/4636008421/ref=cm_sw_r_u_apa_glt_i_Y3TXXAEME8RZM18G2GHZ


そう。


セブ・シッ・ク。


セブシックのダブルストップのやつやります。

家にはシリーズ・セブシック〜地獄のセルフエスティーム崩し〜opus1があります。

ま、そりゃさ、たまにやってるけど。音程とかガン無視して。

まあ今年は、重音強化月間にする。一年やってもなーんの成果もなかったら、もう諦めて重音は全部Divで弾くわ。オクターブもバッハも。


カイザーもなんかわからんけど、20番になったよ。サルタートの課題を残しつつ。

初心者の方々って右手の小指がピンと立ちがちよねー。とかって思ってたら自分の小指もサルタートになると立ちまくってることが判明。フツーに弾いてると丸く乗ってるのに、サルタート始めた途端、もう・・・シャッキーーーーン!!!と伸びる小指(笑)

まあ、弓の持ち方はいまだ発展途上なのでこの機会にもう少し改善させる。親指の爪が革で汚れるんだよねー。しかも超強力なトカゲ革にしてるのに2年ほどで革が削れるし。


んで。


待て。

カイザー、次、ダブルストップやん。

なに?これ?逃げられへんやん?待って怖い怖い。


次回、逃げられぬ重音。ちなみに音程感がまったくないオトナに重音なんか意味あるんか?自分でだいたい合ってると思って弾いてる重音、師匠から単音にしろって言われた男だぜ?


本日のスイーツ!!

メロンケーキ!そしてマンゴータルト!!

今年のお誕生日ケーキです。近所のデパ地下のケーキ屋さん。
ぼくはマンゴータルトをいただきました。マンゴーって南の島の味がするよね?なんか・・・日本的でない。トロピカル感?なにせとても好きです。
フルーツケーキ食べるときって、紅茶だよね?アールグレイがいいよね?アールグレイはストレート派でしたがミルク入れても美味しいと聞いたのでやってみたら断然ミルク派になりました。烏龍茶もジャスミンティーもミルク入れるとタピオカに合う!ミルクは正義だ!

あ。
トロピカルで美味しいタルトでございました。

はぁ。

現実逃避だ。

シリーズ弾けない楽譜を引っ張り出して遊ぼう。

楽興の時。


弾いたよ。

ああ、もう飽きるほど。


弾いたよ。


見よ!我が演奏を!!

表現がっつりつけまくりの、粘っこい演奏を!!!


「なんでそこの装飾を勝手に外しとるんだとゆーかシューベルトは古典寄りだ。スフォルツァンドから突然何かから開放されたような下品でテキトーな演奏すな。」


あ。はは。


バレテルーーーーー!!!


ええと。

師匠の言う「譜読み終了」段階なので、これから表現やります。うげー。嫌いな曲で表現やるのん??

もっとさ。


チャイコフスキー!!

ラフマニノフ!!

ストラビンスキー!!


みたいな。

ひゅー、うぃうぃん、ぐわわわわーん、みたいな。(奇しくも3人ともロシアだな)

ほら、打楽器で大砲撃っちゃうみたいな。

そーゆー曲で表現つけたいよね。バーンと。


「バーンとやりたいなら、オマエが逃げ続けてるそのシャープ5つからフラット7つまでの音階をきっちりやってから言え。」


ああすみません前言撤回します。


スフォルツァンドから歌っていいと思って歌い狂ってみたけど、なんだか、適当に歌うのではなくて、計画的で緻密で繊細で・・・そう。おしゃんてぃな感じ。アレだな。パリだ。パリのシャンゼリゼ通り。フランスパン袋から出してオレンジかじりながら歩いてるパリジェンヌだ。(なんか色々間違っている気が)


カイザーは引き続き、19番(まったくもって進まねぇ。)

音階はFDur。OKなどもらっておらぬが、次はdmollやろ。


あとは、藪をつついたら大蛇が出た。アミメニシキヘビクラスのやつ。なんか雑談してたらダブルストップの練習が加わりましたとさ。

師匠からはこれ幸いとばかりに、


「だいいちー、おまえはー、割と曲をガンガン弾いている割には基礎がついていってなくて、だなー。ワタシはかなりー、譲歩しているのだがー、重音に関してはそろそろ我慢ができん。」


と言うようなことを言われたので耳をふさいであーーーーと叫んでおきました。だって知ってるもーん基礎力はまだメリーさんなんだもーーーーん。てかぼくごときで曲をガンガン弾いてるなら、他の方々の5年でモーツアルトとか10年でメンコンとかいったい何なのさ?神童?神?ぼく基礎はめっぽう遅いが曲もそれなりに遅いんだぜ?どーやったらそんな猛スピードで進めるんかなぞい。なぞ。エニグマ。


まあ。


重音は苦手なのでここらでちょっと頑張ってみるよ。とりあえずは重音が間違ってるのに気付けるようにしよう。


・・・重音とハーモニクスの練習はご近所に厳しいんだけどな。わはは。