弦楽修行〜腐れ音感〜 | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

さてはて。

レッスン行ってきたぜ。


カイザー20番、初めて見せました。


いやまあ酷い。これは譜読みすらできとらん酷さ。なんで持ってきたと言えたもんだかよくわからんが、とりあえず、途中までは聞いてくださったのですが、そこからまあ・・・まあ。


ええまあ。


珍しく、師匠が顔を真ん前に突き合わせてまいりまして・・・


「長期戦になるからな。進まなくて当たり前だからな。諦めずに先に進めるやつは進んどけ。進まないもんなんだからな。絶対進まないぞ。」


と、切々と目を見て話してこられたので、たぶんすごい単位で進まないと思います。まあカイザー1番の3年かかったことを思えばまあ2年くらい頑張ろうかな。と。21番をやっといて、20番を同時進行だってさ。21番なんかフラットみっつだよ?なんか開放弦封じられると萎えるよね。


セブシックも重音なので、しばらくの間は死ぬほど重音です。死のダブルストップ。


でもまあ。

最近聞いた、ヒラリー・ハーンのバッハの無伴奏。音が透明感があるのな。たぶん音符ヅラはそんなに難しくないやつなのだけど、とてつもなくクリアなの。ぼくが弾くとどんな曲の重音もガチャガチャしてうるさいの。びーーがーーー、みたいな。

まあ、ヒラリーの透明感が得られるのなら、頑張ってみようと思うの。ほら、ヒラリーみたいにヴァイオリンめちゃうまやのに美人でキュートになれるかもしんないし(それは別の話だ)


とりあえず。


重音の音程があう、ということは、ちゃんとした音程があう、ということにもつながるので、頑張ってみてもいいかなと今は思います。(このへんが、ピアノをやってた人はレイトでも別格だと思うゆえん。音感ってもうどーにもなんないもんね。感覚だから。でっかいハンディキャップだと思う。)

無理ーってなったらもういいや。一生ガチャガチャ弾こ。ガチャガチャメンコン。


あとは、お楽しみ会があるのでそこで弾くの。簡単なやつ。ピツィカートがやりたかったの。ほら、プロオケの人のピチカートかっこいいやん?ああいうのやってみたかったの。本当はソリストがダブルとかトリプルをピチカートで力強くやるのやってみたい。弦ぶち切りそうで怖いけど。


ま、お楽しみ会と来年の発表会をエサに、重音がんばろっと。


本日のスイーツ!!

ハーブスのでっかいメロンケーキ!!

うまいよねー。ぼくさ、音感という感覚は人一倍劣ってるけど味覚という感覚は少し優れてると思うんだよね。
ほら、レストランとかでソースにこれとこれ入ってるよね?ってお話したら合ってたりするし。こーゆー能力はいらんので少しでも音感がほしいのだけど。

生クリームがかなり多いのだけど、クリームとメロンと少しのスポンジを食べていると思ったら全然いけます。紅茶が合うー。
どこを切ってもメロンがゴロゴロ。ならメロン食べろって?いやー、メロンと大量のクリームと少しのスポンジ、がいいのよ。

季節の美味しさ。おいしゅうございました。

では。

音感、育ったらいいのだけど。腐ってないかな。大丈夫かな。ぼくの音感。