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自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

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2000年以上の悠久の時を使って生まれた美 翡翠やエメラルドより深く黒みを帯びた渋いダークグリーン この色はどうやって出来たのだろう。 はるか昔 ローマ時代に使用されていたガラス器。 壊れて砂漠などに捨てられ2000年以上の悠久の時を超えて自然は素晴らしい美を形成してくれました。 先日アンティークショップで見つけてきた美です。 ローマングラスはその落ち着いた渋味が男性でも使えるので、時々ウエアに合わせて愛用しています。 ---------------------- 『ローマングラス』は、「ローマ時代」に作られたガラス製品の総称で、B.C.27年からローマ帝国が分裂するA.D.395年までの約400年の間に作られたもので、ローマ時代の遺物として発掘されますが、その人気は高く、世界中に多くのコレクターがいます。 コレクターに愛されるその特徴は、経年変化、風化現象によってできた「銀化」により彩られた虹色の煌めきにあります! ガラスが砂や土中に長年埋まっていると、 ガラスに含まれる珪酸やアルカリ成分が土中に溶け出して、ガラス表面に無数の微細なクレーターを作るとともに、 周囲のミネラルと化学変化を起こして雲母状の極薄の膜を形成します。 時代を重ねて多層の膜が形成されると、膜が光を乱反射したり、光を偏光させるため、銀色や金色、玉虫色に輝きます。銀色になることが多いため、日本では「銀化」というようです。 しかし銀化はどこの土地でも起こる現象ではないようで、 気候や温度、適度な乾燥と湿度、土壌中の成分などの条件が合わさった時に見られる現象とのことで、残念ながら、多湿な日本のような環境だと銀化は起こらないそうです。 特に美しい銀化ガラスは、イスラエルやレバノン アフガニスタンなどで発掘されています。

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. 19世紀末から20世紀初頭 激動の時代に 美の新風を吹かせた 物語のあるグラスです。 蕎麦カクテルに使用したアンティークバカラ クープ シャンパングラスですが 1907年製純正カタログ掲載品商品No.3458 “CYLINDRIQUE” 6客セットです。 アンティークとは、もともと古美術や骨董品という意味で、100年以上前の芸術的なもののことを指します。 この19世紀末から20世紀初頭にかけてはヨーロッパを中心に開花したアール・ヌーヴォーの全盛期。 「新しい芸術」を意味するアール・ヌーヴォーは、花、草、樹木、昆虫、動物などや、自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった当時の新素材の利用などが特徴。 ガラスでは特にエミール・ガレ(1846-1904)が特出しており、1900年のパリ万国博覧会の頃が一番華やかだったのではないかとおもわれます。 その後アール・ヌーヴォーは装飾過多や退廃的になって行きます。 アール・ヌーボーに反する新しい芸術の流れアール・デコは幾何学的図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴を持っていますが、生まれるのは1910年代半ば頃からで、このグラスが生まれた1907年は、まだまだアールヌーボーの全盛期です。 この1907年に生まれたグラスと丁度同じ頃1904年にはセザンヌが最晩年作のサント=ヴィクトワール山を描いています。 印象派のセザンヌは最初期1880年〜1904年迄にサント=ヴィクトワール山を30数点描いていて、 最初期1880年の作品はいかにも印象派っぽいやさしい風景画ですが、 最晩年の1904年作のサント=ヴィクトワール山はほぼ全てのモチーフが角ばった 造形から構成されているような描き方になっていて、 次ぎに来る新しい美術のアール・デコの香りが少し始まっていますね。(その後セザンヌはやがて次世代の前衛美術キュビズムの基礎となっていきます。) それでも、セザンヌ最晩年のサント=ヴィクトワール山はまだ、前時代の印象を多少含んでいますが、 このアンティークバカラNo.3458をもう一度見て下さい。 装飾的なアールヌーボーの植物的で曲線的な装飾など全く否定する幾何学的図形デザインで、次ぎに来るキュビズムよりももっと現代的。斬新だと思いませんか。 まだアール・ヌーボー感の強い時代に果敢に前衛的な幾何柄をぶつけていったデザイナーはどんな人だったのでしょうね。 おそらく、新し物好きのパリジャンやパリジェンヌにこの斬新すぎる幾何学的なパターンのエッチングは反響が大きかったのでしょう 15型もの作品のシリーズとして作られています。 このシャンパングラスを作った作者も まさか100年後に日本で蕎麦用として使われているとは想像もできないでしょうね。 またこれを知ったら、どんなにか驚き、この斬新なデザイナーは面白がってジャポネへ食べに行きたいと思ってくれるでしょう。 こうやって歴史をひもときながら器を使う楽しみ 物語のある料理を 経糸に 物語のある器を 緯糸に 夢を物語るたのしみ どんな料理にもそれぞれの物語があり、 食材や料理、器や食空間、料理人にも、更には、お客様にもそれぞれ今日に至る迄の歴史と物語があり、 それらがここに一堂に介して調和して 更に新しい物語が生まれます。 野の花料理・恵那の野山の蕎麦懐石 ………………………… #蕎麦懐石 #十割蕎麦 #蕎麦 #超粗挽き蕎麦 #1日1組貸切 #グルメ #マクロビ #ベジタリアン

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. 針の様に 細くしなやか 心も涼し 『蕎麦カクテル・ルージュ』 とても暑い日 遊び心で 時々 思いつきで お出しする 冷たい蕎麦 素麺よりも細く もうこれ以上は細く出来ない 超々細打ち二八蕎麦 グラスは、 20世紀初頭の貴重な オールドバカラ  クープ シャンパングラス グラスもしっかり冷やし 冷たく繊細で抵抗もなくツルツルっと 喉をながれる この上ない喉ごし 清涼感たっぷりのおいしさをお楽しみ下さい。 物語のある料理 野の花料理・恵那の野山の蕎麦懐石 ………………………… グラスは、バカラがまだネームを入れなかった頃のクープ シャンパングラス 1907年製純正カタログ掲載品商品No.3458 “CYLINDRIQUE” 20世紀初頭 パリが繁栄したベル・エポックの時代の終わり頃の製品です。 ベル・エポックといえば植物的で曲線的な装飾のアール・ヌーボーが多いのですが、これはもう次に始まるアール・デコの雰囲気ですね。 ………………………… ベル・エポック(BelleÉpoque、フランス語で「良き時代」の意)とは、主に19世紀末から第一次世界大戦勃発(1914年)までのヨーロッパで戦争がなく、パリが繁栄した華やかな時代、またはその文化を回顧して使われる言葉です。 ………………………… #物語のある料理 #野の花料理 #恵那の野山の蕎麦懐石 #蕎麦懐石 #十割蕎麦 #蕎麦 #超粗挽き蕎麦 #1日1組貸切 #グルメ #マクロビ #アートのある暮らし #陶芸 #ミニギャラリー

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