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foo-d 風土

自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

 

 花にあそぶ

 江戸時代に高遠藩によって築かれた農業用の貯水池で、高遠城址公園で咲く固有種の桜「タカトオコヒガンザクラ」約120本のの大木が、大きな堤の周囲を取り囲むように咲き誇ります。

 「天下第一の桜」と称され、日本さくら名所100選に選ばれた高遠城址公園から、車で約10分の場所にありますが、高遠城と違い、桜見物の人はこんなに広い場所なのにいつも数十人しかいなくて、私の大好きな場所です。コロナの時は誰一人いなくて、独占で観られましたよ。

長野県伊那市美篶南割 笠原

 

 青空の

  白き峰々

   そよ風と

  甘き香りの

   紅染めの城

    周之介

 

 

花にあそぶ

 

 何十年も前から毎年の様に桜を見に来ていますが、今までは桜祭り提灯や行燈など無粋なものが付いていたのが、そういうものがなくて、最高。

 今まで来た時は、咲き始めや、散る最中の日、一部葉桜等の日で、今日の様に全部が揃って満開に咲き誇っている日は初めて。

 更に、春霞もなく中央アルプス(木曽山脈)もスッキリと見え、

全てが揃った素晴らしい桜見学ができました。

 ただし人の出も最多

大型観光バスは20~30台駐車していて、これだけで1000人~1500人これに無数の自家用車

凄い人出ですが、それでも東京の上野公園などと比べるとゆったりとしていますね。

 

 

 

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高遠城

高遠城の築城年代は不明とされていますが、もともとは高遠氏が拠点にしていた城と考えられています。それが、戦国時代になって甲斐の武田信玄によって滅ぼされ、天文16年(1547年)に大改修が行われました。以後、信玄の近親者ばかりが城主となっていることからも、この城が南信濃支配の重要拠点とされていたことがうかがえます。

高遠城址公園

「天下第一の桜」それは信州高遠に咲く桜のみに許されたほまれ。春には約1500本の固有種タカトオコヒガンザクラがまるで薄紅の雲のように高遠城址を埋め尽くします。

一般的なソメイヨシノよりやや小ぶりながらも赤みをおび、こぼれるように咲く可憐さと、その規模の大きさから高遠の桜は「天下第一の桜」と称されるようになりました。

 満開の期間は全国から15万人の観光客が訪れます。

  長野県伊那市高遠町東高遠

花に酔い

 花に誘われ

  花想う

 

  幾夜重ねど

   尽きぬ花恋

      周之介

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いつまでか

 野べに心の

  あくがれむ

 

  花し散らずば

   千代も経ぬべし

 

     素性法師  古今和歌集

いつまで、花の咲いている野に心惹かれていることだろうか、もし花が散らなければ、永遠に憧れ続けることだろう。

 

 今回の花の園は

  桜

  椿

  木瓜

  ユキヤナギ

  水仙

  タンポポ

  ハナニラ

  ムスカリ

  小さな白い点の様な花

 

たくさん咲き乱れています

 

   恵那市大井町

.
   芳しき
 梅園に来て
   花に酔い

  我が世の春と
   駆けまわる仔ら









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 岐阜県恵那市明智町
    土助梅園

春なれど

  寒さ戻りて

     遅れ花

 

 

 

 

春らしい日々から急に寒の戻り

ちょっと春らしいお花を活けました

 

〈花材〉

カナクギ

フリージア

金魚草(スナップ)

ヤツデ

ユーカリ

 

花器

 染織家吉田たすく作

  (たすくは私の父です)

 

 

 艶やかに

  艶かしくて

    艶やかに

 

   妖艶の花

    紅なる椿

 

 


 

 艶(あで)やかに

   艶(なまめ) かしくて

       艶(つや)やかに

 

      妖艶の花

        魅惑の女性

 

   花にあそぶ   紅椿

              周之介

 

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艶やか(つややか)

   つやがあり美しいさま。 「 -な肌合い」 「 -な黒髪」

艶やか(あでやか)

  (女性が)はなやかで美しいさま

艶(なまめ) かしい

    姿やしぐさが色っぽい。あだっぽい。

 豊田市美術館

『生誕一二〇年 人間国宝 黒田辰秋 木と漆と螺鈿の旅』

2025年3月15日(土曜日)〜2025年5月18日(日曜日)

 

 

黒田辰秋は京都の漆芸・工芸家で27歳の時には巨大な素晴らしい家具や素晴らしい漆細工を多数鍵膳に納めたり、民芸運動最初期から河井寛次郎などと一緒に仕事をしていました。 漆芸・工芸で最初の人間国宝です。

 私の大好きな作家で、3ヶ月前も京都国立近代美術館で同じ展覧会を観てきましたが、今回また、豊田市美術館で観てきました。

 京都国立近代美術館と同じタイトルの展覧会で、国立近代美術館とは会場の大きさも少し違うのですが、同じ作品が8割はありました。

 こちらも王様の椅子もあり(豊田市美術館では、会場には表示がなく、その説明は携帯で見ないと出てきませんが)、凄い木彫家具と漆作品 素晴らしいものばかりです。

 

 展示方法、作品説明は国立近代美術館の方が随分うまくできていました。(今までの豊田市も決して悪いわけではなかったですが。キュレーターのレベルやセンスの違いですね。相手は国立ですから揃っているのが当然ですが、センスさえ良ければもう少しいい感じになったと思います。)

 館内撮影禁止なので写真は撮っていませんが、先回京都国立近代美術館へ行ったときの模様をブログへアップしていますので、興味のある方は

「黒田辰秋展foo-d 風土」

 で検索されますと出てきますので、そちらをご覧ください。

 

 

すばらしい展覧会ですから皆様どうぞお出かけくださいね。

 先日投稿しましたが、豊田市民芸館では

「おいしい民窯 - 食のうつわ」 展が開催中ですから、あわせてご覧ください。車ですと1日で両館拝見できます。

 私は豊田へ行く時は両館を一緒に観ますが、いつも昼食は「手打ち蕎麦 くくり」へ行きます。

豊田市近辺の蕎麦屋では一番いいとおもう美味しい蕎麦屋です。11時オープンですが、それより早めにいかないとすぐ満席になります。

花さけど

  人影もなき

   梅林は

 ありがたきかな

  我と犬のみ

 

 

 満開の

  梅の香りに

    首輪とり

   我が庭のごと

    走りよろこび

  〈西行梅露庵にて〉

 梅林を

  我が物顔で

   走る春

 

  〈西行梅露庵にて〉

豊田市民芸館

「おいしい民窯 - 食のうつわ」 展

  令和7年1月11日 (土) ~ 5月25日 (日)

 

  案内より

「民窯(みんよう)」とは、日々の生活のなかで使う器や道具などを焼く窯、またはそのやきもの自体を指します。本展では愛知県の瀬戸焼をはじめ、 当館が所蔵する日本全国の民窯の食にまつわるやきものを一堂に会します。 民窯のうつわには用途に合わせて形作られた自然の造形美が宿っています。 日本各地の民窯を訪ね歩くように、諸国の気候や風土が育んだやきものたちの素朴な美しさをご覧ください。

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 日本には100以上の民窯がありますが、この展示会では表記の地図のように代表的な民窯50箇所のものが出品されています。

 紹介されている作品は、飾る為に作られた豪華な美術品などものではなく、日本各地のその風土で、使うために作られたものばかりで、民芸運動創始者の河井寛次郎や濱田庄司、バーナードリーチ等と日本各地の民窯作品ですから気分もゆったりと見られます。   

 私の故郷は鳥取県倉吉市で、父の実家(伯父)は河井寛次郎や濱田庄司、バーナードリーチ等民芸運動の創始者や、弟分の棟方志功などが度々来たり、倉吉市で芸術家が集まるサロンのようになっていました。父はその影響もあり染織家で、私の家も日本各地の民芸品が沢山ありました。

 夜になると毎夜様々な方たちが訪問され、食事と共にお酒を飲みながら芸術談義などを夜遅くまでされていました。家族と父のお弟子さんとお客様で毎晩8~12、3人一緒に飲みながら会話をしながら食事をしていましたから、いつもたくさんの食器が要り、使うのはどれも民芸陶器ばかり。そういう環境の中で育ったものですから、この豊田市民芸館の展覧会の作品はとても懐かしく、あまりにも身近な存在でした。

 子供の頃からの影響で、岐阜県恵那市へ住むようになってから現代も民藝陶器ばかり使っております。

 今回出品の代表的な民窯50箇所の中で、私が今までに訪問した民窯を数えてみると、

栃木県益子焼 石川県九谷焼 福井県越前焼 愛知県瀬戸、犬山、常滑  岐阜県美濃 三重県伊賀 滋賀県信楽 兵庫県丹波立杭 鳥取県牛ノ戸 島根県袖師、布志名、湯町、出西 愛媛県砥部 沖縄県壺屋、読谷焼の18箇所、約三分の一強は行っていました。

 まあまあの数字ですが、これではまだダメですね、せめて半分以上実際に訪問して勉強しなくてはと思います。

 現在私のギャラリーで飾ったり普段使っているものは、上記訪問した18箇所の民窯と、石川県大樋焼 鳥取県因久山焼 佐賀県伊万里、大分県小鹿田 福岡県小石原等の民窯で、上下レベルの差はありますが全合計24箇所、今回展示50ヶ所の約半分もありました。

こうやって書き出してみると思った以上に沢山ありますね。

 しかし、会場はゆったりと広くより美しく陳列してあります。拙宅の貧乏ギャラリーは狭く隙間なく置いているので器がちょっとかわいそう。ここの様にゆったりと陳列できたら器たちにもどんなに良いかとおもいましたが、家を新しくするわけにもいかず、申し訳ないですがまあ仕方ありません。

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 皆さん、ぜひこの展覧会にいかれて、日本各地の器にその郷土の野菜や料理が盛られたことを思い浮かべながら観て感じて楽しんでいただけたら、民藝を楽しむ一人として嬉しく思います。

 そして帰り際に、第二民芸館内に現代の民窯作品が販売されていますから、それらと展示されていた作品を見比べてみてください。

販売されているものは上記の民窯の何代目かの方やお弟子さんのものであり、同じく庶民の使うための器ですが、現代の作品らしく、今風に変化しています。

 それらは、どっしりとした温かみや深みより、

やはり現代らしく、軽く薄くなっています。

重さだけでなく、土も釉薬の色もなにもかも。釉薬も現代物で、より科学的。

軽くならなくても良い釉薬の深みさえも浅く軽くなっています。

 軽い世の中には この軽さがウケるのですね。

 どうみても現代の作品  世相を現しています。

時流に合わせて民芸も変化していきます、

 次の時代の民芸はどう変わっていくのでしょう

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「おいしい民窯 - 食のうつわ」 展

 令和7年1月11日 (土) ~ 5月25日 (日)

豊田市民芸館

 愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100

  0565-45-4039