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自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

フレンチ奥村亭

 国の登録有形文化財に指定されている築約170年犬山の豪商、奥村家住宅を利用したフランス料理店。

朝10時から夕方5時まで明治村にいて満開の桜やヤマツツジ、その他多くの花を愛でながら文化遺産の建物を見て周りましたが、あまりにも広くて今回も約70ある建物の三分の一は観られませんでした。

よく歩いて疲れた後は、フレンチでワインを飲みながら犬山祭りの夜山車を楽しみます。

明治村から犬山市内へ。

 奥村亭近くに来るとお祭りを見ようと大勢の人々。

通りを歩くと黒光りした一際古い建物の壁が見えてきて 小二階に格子の長い桟が見事な屋敷が現れる。

長屋門のような入り口から店内へ。

店に入り、中庭の見える廊下を通り小二階へ。

 

席につき

まず、喉を潤すのに地元犬山のビール

★犬山美偉瀏(いぬやまびーる) ALT

 やや濃厚でまろやかンな味わい

 

◎小柱のパンサラダ

 海老のムース

 輪切りのパンに小柱と野菜が乗せられている

美味しい

海老のムースが主張しすぎず小柱がいい感じで効いている 

 

◎桜エビのリゾーニ

 

結構美味しいが

リゾーニはお米の長粒米のような感じに小さくしたパスタだが、直接長粒米を使った方が美味しいと思う。

 

◎カリフラワーのクリームスープ

 

★赤ワイン

シャトー フルカオスタン

 ボルドーフルボディ

  カベルネ・ソーヴィニヨン50% メルロー48% カベルネフラン2%

 エルメスグループが所有

上品な果実と豊かなタンニン 複雑で奥深い余韻

 

◎鰆と海老

赤ワイン

★シャトー オー マグネット 2018

 ボルドー

タンニンの角はなく少し濁り感あるが飲みやすい

 

◎飛騨牛 ランプ

ズッキーニサヤエンドウ 人参 インカノメザメ

ランプはサーロインのすぐ横の部位なので脂が多く甘くて一口だけなら美味しいが、それ以上は脂が多すぎて食べる気が失せる。

飛騨牛等はトウモロコシや栄養価の高いものを食べているので、脂身も甘いのだがちょっと濁ったネットリ感のする脂。 グラスフェッド(天然の草を食べて育った牛)は脂もサラッとした感じで後に残らない感じで食べやすい。

 

◎デセール

桜餡を使ったムース

 アプリコットソース

 

◎コーヒー

カップがすばらしい

 とても持ちやすい これは凄い!

全く力を入れないでも右手の親指 人差し指 薬指の3本にピタリと収まる 素晴らしい! 良いカップだ。

 

 

ちょうど食べ終わった頃

  ピーヒャラ ピーヒャラ ドンドコ

 365個の提灯をぶら下げた8m以上もの高さがある山車(やま)がやってきました。

 この様な大きな山車が市街で13台も ピーヒャラ ピーヒャラ ドンドコ回っています。

 



 

 祭り山車

  過ぎれば寂し

    名残おし

 

   次来る山車を

    さがし追いかけ

花とあそび

  春を謳歌の

     明治村

 

花にあそぶ

 

先日は4匹のワンコと風に散る花びらの梅園で春を満喫しましたが、

今回は様々な花を明治村で

 

 開村は昭和40年(1965年)と59年も前。明治時代の日本を代表する貴重な文化遺産建築を移築し、建物は全て実物を移築していてレプリカは一つもありません。初年度は6館でしたが、毎年少しづつ増え、現在はさらに拡大してとても広大な敷地に約70もの素晴らしい洋館や日本建築がゆったりと建っています。

 明治時代の蒸気機関車 京都市電 ボンネットバスも乗って園内を回れます。

 

  私も50年以上前に初訪問して以来、最近は桜の季節に時々来ています。

 ここはとても広大な敷地に様々な花も多くゆったりと花見もできる絶好の場所です。

今年は様々な桜、山躑躅 木瓜 椿 雪柳 木蓮 その他沢山の花々が咲いていて、春を満喫。

 

 午後3時頃、休憩には、いつものように、懐かしい「電気ブラン」 を一杯。

電気ブランは東京浅草にある神谷バーで作られたブランデーベースのカクテルで、

明治村では開村初期の頃から出されています。明治時代まだ電気が珍しい時期で、左先端の「電気」と言う名称を使って新しさを強調しブランデーの「ブラン」を付け、当時はとてもモダンで新鮮に響いたようです。 明治村でも、この明治時代のモダンな飲み物が、

電気ブランは、ブランデー、ジン、ワイン、キュラソー、そして薬草が配合されていて、やや甘みがあり、アルコール度数は45度と30度があり。結構強いです。

 私が初めて飲んだのは東京で学生の頃で、それ以来浅草に行くと時々飲んでいました。

 

 

朝10時に明治村に入り夕方5時までいましたが、あまりにも広いので今回も約70ある建物の三分の一は観られませんでした。やはり明治村は2日間かけないと無理ですね。

今回もこの日を選んだのは、犬山祭があるためです。

 明治村で春の花を楽しみ、近くの犬山市内で170年以上の歴史を誇る文化財の奥村亭の2階窓側を予約して、フレンチを食べながらワインを飲みながら、2階の窓から外を通る国の重要無形民俗文化財である犬山祭の8mも高さのある三層の車山(やま)

を見物します。

博物館 明治村

愛知県犬山市字内山1番地 TEL0568-67-0314

 

 花にあそぶ

 江戸時代に高遠藩によって築かれた農業用の貯水池で、高遠城址公園で咲く固有種の桜「タカトオコヒガンザクラ」約120本のの大木が、大きな堤の周囲を取り囲むように咲き誇ります。

 「天下第一の桜」と称され、日本さくら名所100選に選ばれた高遠城址公園から、車で約10分の場所にありますが、高遠城と違い、桜見物の人はこんなに広い場所なのにいつも数十人しかいなくて、私の大好きな場所です。コロナの時は誰一人いなくて、独占で観られましたよ。

長野県伊那市美篶南割 笠原

 

 青空の

  白き峰々

   そよ風と

  甘き香りの

   紅染めの城

    周之介

 

 

花にあそぶ

 

 何十年も前から毎年の様に桜を見に来ていますが、今までは桜祭り提灯や行燈など無粋なものが付いていたのが、そういうものがなくて、最高。

 今まで来た時は、咲き始めや、散る最中の日、一部葉桜等の日で、今日の様に全部が揃って満開に咲き誇っている日は初めて。

 更に、春霞もなく中央アルプス(木曽山脈)もスッキリと見え、

全てが揃った素晴らしい桜見学ができました。

 ただし人の出も最多

大型観光バスは20~30台駐車していて、これだけで1000人~1500人これに無数の自家用車

凄い人出ですが、それでも東京の上野公園などと比べるとゆったりとしていますね。

 

 

 

 …………………………

高遠城

高遠城の築城年代は不明とされていますが、もともとは高遠氏が拠点にしていた城と考えられています。それが、戦国時代になって甲斐の武田信玄によって滅ぼされ、天文16年(1547年)に大改修が行われました。以後、信玄の近親者ばかりが城主となっていることからも、この城が南信濃支配の重要拠点とされていたことがうかがえます。

高遠城址公園

「天下第一の桜」それは信州高遠に咲く桜のみに許されたほまれ。春には約1500本の固有種タカトオコヒガンザクラがまるで薄紅の雲のように高遠城址を埋め尽くします。

一般的なソメイヨシノよりやや小ぶりながらも赤みをおび、こぼれるように咲く可憐さと、その規模の大きさから高遠の桜は「天下第一の桜」と称されるようになりました。

 満開の期間は全国から15万人の観光客が訪れます。

  長野県伊那市高遠町東高遠

花に酔い

 花に誘われ

  花想う

 

  幾夜重ねど

   尽きぬ花恋

      周之介

 …………………………

 

いつまでか

 野べに心の

  あくがれむ

 

  花し散らずば

   千代も経ぬべし

 

     素性法師  古今和歌集

いつまで、花の咲いている野に心惹かれていることだろうか、もし花が散らなければ、永遠に憧れ続けることだろう。

 

 今回の花の園は

  桜

  椿

  木瓜

  ユキヤナギ

  水仙

  タンポポ

  ハナニラ

  ムスカリ

  小さな白い点の様な花

 

たくさん咲き乱れています

 

   恵那市大井町

.
   芳しき
 梅園に来て
   花に酔い

  我が世の春と
   駆けまわる仔ら









 …………………………
 岐阜県恵那市明智町
    土助梅園

春なれど

  寒さ戻りて

     遅れ花

 

 

 

 

春らしい日々から急に寒の戻り

ちょっと春らしいお花を活けました

 

〈花材〉

カナクギ

フリージア

金魚草(スナップ)

ヤツデ

ユーカリ

 

花器

 染織家吉田たすく作

  (たすくは私の父です)

 

 

 艶やかに

  艶かしくて

    艶やかに

 

   妖艶の花

    紅なる椿

 

 


 

 艶(あで)やかに

   艶(なまめ) かしくて

       艶(つや)やかに

 

      妖艶の花

        魅惑の女性

 

   花にあそぶ   紅椿

              周之介

 

 …………………………

 

艶やか(つややか)

   つやがあり美しいさま。 「 -な肌合い」 「 -な黒髪」

艶やか(あでやか)

  (女性が)はなやかで美しいさま

艶(なまめ) かしい

    姿やしぐさが色っぽい。あだっぽい。

 豊田市美術館

『生誕一二〇年 人間国宝 黒田辰秋 木と漆と螺鈿の旅』

2025年3月15日(土曜日)〜2025年5月18日(日曜日)

 

 

黒田辰秋は京都の漆芸・工芸家で27歳の時には巨大な素晴らしい家具や素晴らしい漆細工を多数鍵膳に納めたり、民芸運動最初期から河井寛次郎などと一緒に仕事をしていました。 漆芸・工芸で最初の人間国宝です。

 私の大好きな作家で、3ヶ月前も京都国立近代美術館で同じ展覧会を観てきましたが、今回また、豊田市美術館で観てきました。

 京都国立近代美術館と同じタイトルの展覧会で、国立近代美術館とは会場の大きさも少し違うのですが、同じ作品が8割はありました。

 こちらも王様の椅子もあり(豊田市美術館では、会場には表示がなく、その説明は携帯で見ないと出てきませんが)、凄い木彫家具と漆作品 素晴らしいものばかりです。

 

 展示方法、作品説明は国立近代美術館の方が随分うまくできていました。(今までの豊田市も決して悪いわけではなかったですが。キュレーターのレベルやセンスの違いですね。相手は国立ですから揃っているのが当然ですが、センスさえ良ければもう少しいい感じになったと思います。)

 館内撮影禁止なので写真は撮っていませんが、先回京都国立近代美術館へ行ったときの模様をブログへアップしていますので、興味のある方は

「黒田辰秋展foo-d 風土」

 で検索されますと出てきますので、そちらをご覧ください。

 

 

すばらしい展覧会ですから皆様どうぞお出かけくださいね。

 先日投稿しましたが、豊田市民芸館では

「おいしい民窯 - 食のうつわ」 展が開催中ですから、あわせてご覧ください。車ですと1日で両館拝見できます。

 私は豊田へ行く時は両館を一緒に観ますが、いつも昼食は「手打ち蕎麦 くくり」へ行きます。

豊田市近辺の蕎麦屋では一番いいとおもう美味しい蕎麦屋です。11時オープンですが、それより早めにいかないとすぐ満席になります。

花さけど

  人影もなき

   梅林は

 ありがたきかな

  我と犬のみ

 

 

 満開の

  梅の香りに

    首輪とり

   我が庭のごと

    走りよろこび

  〈西行梅露庵にて〉