ここ最近「中国の頭髪を使った醤油」といい、「ミートホープ社の偽装ミンチ」といい、にわかに信じがたいニュースが世間を騒がせています。
まずは、中国の毛髪醤油。
中国政府が行った一斉調査で180ヶ所の食品加工工場に重大な違法行為が認められて、工場閉鎖命令が出されましたが、その中に人間の頭髪を使って醤油を生産していた工場があったそうです。
以前『hirog』で「中国の毒入り歯磨き」 のことについて触れたことがありましたが、醤油に人間の髪を使っているというのには呆れるばかりです。
頭髪を使った醤油と大豆を使った醤油の味はほとんど素人には分からないようで、日本でも戦時中には作られていたというから、さらに驚きです。
毛屑を10%の塩酸の中に入れて24時間煮詰めた後にろ過して苛性ソーダで中和すると醤油ができるそう・・・。
書いているだけで気持ち悪くなります。
一方のミートホープ社。
豚の内臓を混入したミンチを牛肉ミンチと称して販売、水道費節約のために雨水で冷凍肉を解凍、精肉機の安全弁を外して稼動させて従業員の指が切断、従業員全員の解雇通告・・・など、こちらも常識では考えられない有様です。
社長は開き直って「安物を買う客も悪い」と発言したとも言われていますが、本当だとしたらぞっとします。
前者は政府の食品監督部門と業者との癒着が原因と言われており、後者は社長の考え方や会社の体質の問題ですが、いずれもモラルに関する問題だと思います。
これらの記事を読んでいて、CSR(企業の社会的責任) や内部統制というのをあらためて考えさせられます。
最近、我々経営者の間ではJ-SOXについて話題にのぼることがあります。
J-SOXとは一言でいうと「財務報告に関する内部統制」であり、会社が会計処理について不正やミスが起こらない仕組みをきちんと取っているか?ということですが、これもまた昨今の企業の粉飾決算や不祥事が後押ししているものです。
先日『fonfun』でも外部コンサルによるキックオフミーティングみたいなものがありましたが、内部統制に求められるものは、ますます大きくなってきています。
本来、こういった法規制などが無くても、問題が起きないようにできればいいのですが、冒頭のような企業が存在する限り、なかなかそうはいかないのでしょうか・・・。

