本日本屋の前を通ったら、以前から表題が気になっていた本があったので、衝動買いをして、近くのコーヒーショップで読んでみました。


そのタイトルは「なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?」というもの。
スペインでベストセラーになったビジネス書(!?)だそうです。





単に私がゴルフをやらない ので、この書籍が「やらなくてはいけない」ということを示唆しているものかも知れない、というのが購入した動機です。


実際読んでみると、内容はあまり表題とは関係なく、正直期待した程のものではなかったのですが、いくつか参考になるフレーズがありました。


一つ目は、「業績や競争力のアップに必要なコスト削減はするべきではない」という部分。

コスト削減をすれば一時的には赤字幅を小さくしたり、利益を積み増しすることができます。
ただ、コスト削減には「無駄な費用を見つけてカット・節約する」のと「本来必要なものを我慢・削減する」という2種類があります。

これらを一緒くたにしてしまうのは危険で、後者は一時的にどうしても仕方がない場合を除いて、本来はしてはいけないことだという自覚をすることが必要だと思います。


同じくよく勘違いしてしまうのが「コスト削減により利益を調整して満足してしまう」パターンです。
売上が達成できなさそうになると、本来予算で組んでいた人員増強や広告宣伝費を使わずに利益でつじつまを合わせるのです。

もちろん、これは悪いことではありません。

会社は株主に対しては利益を出すことが使命です。
例えば『fonfun』も経常利益と営業キャッシュフローを重要な経営指標としていますので、社長である私が株主に対して最も意識しているのは利益であることは間違いありません。


ただ、現場では「売上を増やすこと」にもっともっと執着してほしいと思っています。
ストレートに言って、コスト削減をすることよりも売上を増やすことの方が難しいですし、売上を増やさなければ将来の業績拡大の傾斜角は小さくなるのです。


例えば、技術力が競争力の源泉になっている会社が、研究開発費を無くしたり、技術人員を削減したら、将来の商品開発の目はなくなってしまいます。
「戦略上必要なものには投資する」勇気が時には必要だと思います。


もう一つ、本に書いてあったことで参考になった部分。
これは私自身に対して自戒の意味を込めてあえて書くのですが「かたくなせいで失敗するのはNG」ということ。


難しいことをして失敗、もしくは一生懸命にやって失敗をした場合には、仕方がないのですが、思い込みが強かったり、うまくいかないことを他のせいにして、続けて失敗をしてはいけない、のです。


時には撤退する勇気も必要だということですね。
私も性格的に多少頑固なところがあるので、注意しなくてはならないと思いました。