どうしたも落ち込んじゃって起き上がれない時というのは、
きっと見えなくなってた「身近な幸せ」に気付くための時間。
「遠く」を見つめすぎると、
「近く」が見えなくなって、
足が宙に浮いてしまうから。
落ち込んで気持ちが沈んでいるのに、
アタマだけがまだしつこく、
フワフワと自分以外の何かを見つめたまま、
その視線の先にしがみついている。
気持ちが落ち込んだなら、
アタマも一緒に地面に沈めるように、
とにかく落ち込んでみるのです。
そしたら、やっと想い出せるから。
自分が本来持っていたものや、
自分が得てきたものに。
その足元を支えてきたものに。
もともと持っているものを忘れてしまったとき、
それを「自分の中以外のどこか」に探しに行っちゃうだけ。
きっとそれを迷走というのね。
沈み込んだとき、
沈む場所があるということに気付けたときから、
「本来のわたし」を思い出していけばいい