だめ人間のたのしい余生 -15ページ目

深み

昨日、『ぐるりのこと』を観ようとしたが、約束の時間に間に合わず観られなかった。

友人のMくんが映画を堪能している間、僕はマンガ喫茶で脚本執筆。

土曜日に観ちゃえば良かった。


なんかモヤモヤを抱えたまま最寄り駅に着くと、ゲオが旧作100円キャンペーン中。

という訳で、同じ橋口監督の『ハッシュ』をDVDで観た。

 

素晴らしかった。

噂に違わぬ出来。

 

深みだな、と思った。

主人公たちがマイノリティであることもそうだけど、深くなければこの完成度にはならない。

 

あとは、ワンシーンワンカットの技術と覚悟。

画がキレイなんだよね。

長回しって、簡単そうに見えて結構難しいんだけど。

画も崩れやすいし、観客がだれちゃうこともあるし。

それを感じさせなかった。

上手い。

 

一方で、良くないというか、気になったのが、藤倉朝子という主人公の一人。

この人は、子どもが欲しくて、「人工授精でいいから精子くれ(要約)」って言ってゲイカップル(田辺誠一&高橋和也)の中に割って入っていくんだけど。

一方で、過去に2回中絶をしていて、田辺さんの方の義姉にこう言われる。

「2人も殺しておいて子ども生みたいなんて自分勝手(みたいなニュアンス)」。

こう言われて1回はショックを受けながらも、ゲイ二人に励まされて(その描写が実際に無かったのが、ちょっと興味深かった)立ち直る。とかなんとかしてるうちに、田辺さんの方の兄貴が亡くなり…三人の絆が強まったような描写、そして朝子は心機一転引っ越す。

で、最後3人が鍋をしながら朝子はこう言うんです。

「一人っ子じゃかわいそうだから、二人作ろう。最初は○○くん(田辺)の精子で、次は××くん(高橋)の精子」って。

えー義姉に言われた言葉うやむやにしちゃうのー、って。


そこちょっと残念だったかな。と言うかラスト。

僕が見逃しただけならアレだけど。

 

それでも面白い。

ちなみにMくんは「ぐるりもこんな感じぐるりもこんな感じ」と仕切りに言ってた。

幸せそうで良いと思った。

 

 

 

さて、最近CSのアニメチャンネルで『るろうに剣心』やってて、ついつい見ちゃってます。

アニメオリジナルストーリーってのがあるんだね。

横浜行ったり海賊に襲われたりは初めて見た。

それ以上に、回によって画の完成度が違い過ぎね?って思った。

アニメのことはよくわからないけど、良いときと「え?これは…」なときの差が結構激しい。

それこそ、長期連載マンガの初回と最終回くらいの違い。

当時は手書きだったりしたからかな。

あと、アニメーターって結構人手不足らしいね。昔は知らんが。

しかしどうにも、オープニングテーマは素晴らしすぎる。そろそろ1/2から3/1に変わる頃だろうか。

29

大学本部行ってきたー。

思った以上に嫌な気分になって帰ってきたー。

 

朝8時40分起き(目標)、9時57分発の快速急行乗車(目標)という強行軍にも関わらず(実際は、9時10分頃に起きて、駅に着いたのは9時58分の10時16分頃乗車)、12時には全てコトが終わった。

と言うわけで、ちょっと勿体無いので、映画でも観て帰ろうかと思ったけど、さすがに映画を観る体力が無く、美術館に寄ることにした。

映画を観る体力、と言うか、映画観に行ったら確実に寝る気がした。

美術館なら寝る心配は無いので。

 

で、向かったのは、上野。井上雄彦の最後のマンガ展めがけて。

行ってみたら、なんと芸大美術館でバウハウス・デッサウ展なるものが。

こちらを先に巡ることに。

 

バウハウス・デッサウ展良かったです。

でも、演習内容とか演習作品とかは、絵画や美術の勉強してる人じゃないと何のこっちゃかな、と思った。少なくとも僕は、それに関しては半分くらいしか理解できなかった。

絵やってて、色彩論なんか学んでる人は「ふむふむ」なんだろうけど。

まあ、そういうもんだと思ってるし、いいんだけど。


思ったのは、あんまり建築と関係ないけど。

もう実験映画やってる奴らはバカだな、と。

バカですよ。

まんま僕のゼミの教員ですけども。

もう、実験映画の亡霊にとり憑かれているとしか言いようがないですよ。

オスカー・シュレンマーの映画が上映されていて。多分、あれはオスカー・シュレンマーだったと思うけど。

こういう人たちが、やるのはいいんです。たとえ現代でも。

あと、寺山修司とかね、アンディ・ウォーホールとかね。

彼らは、多才であるがゆえに、数多ある表現手法の一つとしてソレを取り入れたに過ぎないのよ。

それは、「表現者として」の実験映画だから。

アーティストである限り、そういうことをやるのはいい。

でも、「映画作家として」実験映画に手を出すのは僕はどうかと思ってしまう。

あんなもんは映画作家のすることじゃないですよ。

 

つまり。

言ってることはとっちらかっているけれども。

表現者として、アーティストとして、表現の模索のひとつに映像を選ぶと言うのはあるでしょう、と思う。

しかし、映画作家としては映画の中で実験しろ、と言いたいんです。

そりゃあ、誰だって常に新しいことを試しながらモノを作ってるんです。

そこへ来て、実験映画なんつーオナニープレイをしてくれるな、と。

実験映画、っつー言い方が神経を逆撫でするのかな。

違うな。 

そんな能書きより、何より、僕はアノヤローが大嫌いなんだ。

 

 

あ、あと、パウル・クレーが相変わらず好きすぎた。

建築とまったく関係ないとこだけど。


 

芸大美術館を出た後は、さあ井上雄彦!と思いつつ、「チェコへの招待」っつー企画展をこれがまたタダだったので、国際子ども図書館にUターンして見に行く。

まず、国際子ども図書館という建物が素晴らしすぎる。

前に読んだ建築の本にも載ってたけど、実際初めて中を見て(外観は見たことあったけど、その日休館だった)ここはヨーロッパの大学かどこかですか?な気分。

素晴らしすぎる。

チェコへのなんちゃらも良かったです。

チェコの絵本の特集展で。

日本のマンガ文化、なんて言ったりしてますが、チェコのアニメーションやなんかも相当にハイレベルですしね。

 

 

そして、いよいよ!と思って上野公園を突っ切ろうとすると、おっさんがたくさん集まってアメージンググレースに「ハレルヤ」と歌詞を載せて大合唱。

……まあ、これは飛ばして。

上野の森美術館へ行くと長蛇の列!!

入んないで帰ってきちゃった。

 

だって、並ぶの嫌だし。あれだけ並ぶ、ってことは、ゆっくり自由なスタイルで見るのもままならないだろうし、なんか最後尾の看板の人もワケわかんないこと言ってたし。

そもそも美術館なんて休日に行くもんじゃないんだ。

それはバウハウス・デッサウ展のほうもそうだけど。

映画館も美術館もガラガラのところに行くべきだよね。

まあ、映画館ガラガラだとちょっと心配しちゃうけど。

 

 

と言うか、久しぶりに長い日記、まあそれはよくて。

前例、っつーのは怖いですね。

前例、っつーのは怖いです。

前例があるから、僕たちはその前例に捉われちゃうんですよ。

前例って、ある意味でそれがもう常識にすらなっちゃうよね。

何が言いたいか、っつーと、映画館にしても美術館にしても高ぇっつーの、ってことですよ。

だって、映画代金は1800円だ、ってもう決め込んじゃってるし(僕は学生料金で1500円だけど)、美術館も大体の相場が決まっちゃってるんですよね。

それは良くないだろう、と思う。

と言うか、高い。

だから日本の文化レベルは衰退する一方だ、ってことに気づかないのかね。

だから、映画も美術館もアホみたいにクソつまらないデートの定番コースに組み入れられちゃうんだよ(お、失言)。

せめて学生にはもっと安く見させろよ、と。

映画なんて、上限1200円くらいでも十分だよ。と言うか、名画座がどんどん減ってる状況に歯止めをかけようよ、って。

美術館にしたって、入場料もっと下げたって、図録とかで利益回収くらいできるんじゃないの?と。

国立新美術館なんてロクな企画やってないんだからさ。

 

金の無い学生を締め出す、ってのは大して良策ではないんだけどなあ。

 

映画はいま本当に危ないです。

テレビのCM収入が減ってるもんだから、テレビ局が映画のフィールドにずかずか踏み込んできてる。

去年から今年にかけて、特に8チャンネルの方々がどんどんドラマ発映画とかを発表してるけど、実際にあれを演出してるのもほっとんどテレビディレクターだからね。

このまま行くのは本当に危険。

どんどん「テレビで見る映画」が増えて、「映画館で観る映画」が弱くなっていくかもしれない。

怖いなあ。

そういう意味で、映画館で観る映画ってどういうことなのか、みたいなアピールも含めて、何かしらの手だては考えないといけないんだけどね。


 

余談。

今日、上野の気温表示板を見たら29℃いってました。

僕、長袖2枚着てました。

……電車の中は寒いの。

敬意

先日の記事、「あと1時間半」とか書いてるけど、僕のウェブログ更新時間を表示しないからワケわからんことになってるのね。

ミキシ(mixi)のつもりで書いてしまった。

まーいいか。

ちなみに今は、午前四時。この前更新したときは、2時半とかだった気がする。

 

 

 

尊敬できる人に出会おう。

 

これ、今月の標語。来月もこれ。

そういうこと。

 

敬意を持てる相手が近くにいるのといないのでは、全然違うよ。

僕はゼミの教員をまったく尊敬できません。

でも、代わりによく話す教授と大学職員がいて、その人たちに敬意の念を持っている。だからかな、今年の頭くらいからやーっと大学生活が充実するようになってきた気がする。

 

 

この人が死ねと言えば僕は喜んで死ねます。

…って、それはちょっと奨励しませんけども。

でも、それくらいの心意気ね。


あ、だけど、この人に危機が訪れたら命を投げ打ってでも助けます。って人はいます、僕にも。

暇人

暇人の最大の欠点のひとつに「時間の使い方がヘタ」ってのがありますね。

「時間の潰し方」は得意なのにね。

現に今も、ほら、しなければいけない案件が山積みだってのに記事を書いてしまってる。

それからさっきジャンプを買ってきた。

意識改革が必要だ。

とりえあえず今日は高田渡を聴きながら脚本を書こう。

あと1時間半くらい。

ほうら他力本願。

ああ、燻りたくない。

これ以上燻っている暇はない。

負けたくない人がいる。

映画って、他人と競うものじゃないのにね。

でも、負けたくない。

素直な気持ち。

ああ、燻っている暇はない。

ぴょんぴょん跳ねる

今日はボウリングしたー。

もう、ただボウリングをする、というそれだけで楽しいなんて何年ぶりだろう。

いや、もちろんただボウリングをしたわけじゃなくて、いろいろ話したりボケたり…まぁ主にガターを連発したりしたけど。

よかった、発散できたー。

そして、明日はカラオケー。

今日のメンバーから6割残留だよ。 何してんだ僕らー。

まあ、いいやね。

就職活動の息抜きということで。

僕、就職活動してないけどー。

 

 

それはそうと、友人で同じゼミ生でスタッフでもあるMくんが内定を決めた。

フジの下請けの技術会社。下請けとは言え、結構有名なとこです。

「もう就活なんて絶対しねー」とは彼の弁。

色々事情があって、あまり知られたくない&自分で伝えたい、とのことなので誰にも話せず、ここで報告。

人ごとながら嬉しかった。

彼と別れた後、20秒くらいその場でピョンピョン跳ねてたよ。

誰にも見られなくて良かったよ…。

まあ、人ごとでも無いけど。

一応、僕が監督する作品のプロデューサーと照明をやってくれるので。

ちょっとこれから作業が楽になる。

それから、「学生で知ってるのまだヤノ(←あ、僕)だけだよ。そうだよ、思わず言っちゃったけど、本当はヤノより先にKに言いたかったんだよ」と言ったのが嬉しかった。

そういうことをハッキリ言ってくれるから、僕は彼が好きだ。

あ、ホモじゃないけど。

 

 

ホモと言えば、ホモじゃないけどはるな愛に若干の興奮を覚えることは否めません。

と言うか、はるな愛の口パク松浦亜弥はなんて言うか名人芸の域に達してると思う。

そんなわけで今日のボウリングは、はるな愛風の『Yeah!めっちゃホリデー』と『ぶらり途中下車』ナレーション風の野次を連発しながらだったことは、誰にも言わない。

 

 

それにしても就職活動って大変そうだなー。

僕、就活してないけどー。

これ、あんまり学校で言うと本当に怒られるので、ここで言います。

怒らないでください。

僕は9月が勝負なんだ。