上海で暮らしてみた -20ページ目

上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

電話やメールをいただいたみなさま、ご心配おかけしています。

日本でも大きく報道されていますが、本当にヒドイ。主張を伴ったデモではない。
幸い(?)上海では今日昼頃に領事館周辺でもみ合いがあった程度で大きな被害はなし。
私はほぼ1日家にこもっていましたが、周りに騒ぎはなかったし、近くの日本食材店も普通に営業していました。

用事があって家に来た不動産屋の営業によれば、「上海は成熟してるし、そんなヒマじゃないから」他の都市ほど過激にならないそう。

ただ、18日はデモの数が増える予定なので、何が起こるかわかりません。
仕事面でも日本からの貨物の通関が遅れたり、日本製品の敬遠もあるので影響出ると思います。

とりあえず私個人の生活は心配いりませんが、しばらくは緊張した日々が続くか。。
今週は風邪ひいてダウン。海外で単身だとこういう時は辛い。。

さて、先日、日本から友人が3人で遊びに来てくれました。

普段、日本人同士で食事に行く機会はたくさんありますが、結局は仕事上のつながりが多いので、
気のおけないメンバーで休日を過ごせるのは本当に嬉しい。

豫園、外灘など定番の観光コースを巡ったあと、2日目は「西塘」という水郷の町へ。
上海市内のツアーバスセンターから昭和の時代を彷彿させるバスに乗って1時間ちょっと。

「西塘」に到着!


上海の近郊にはいくつかの水郷がありますが、ここは朱家角や周荘より人が少なくていいです。
川沿いぎりぎりのところまで瓦葺きの屋根つき街路が迫っているのが特徴。


土産屋をめぐって、昼からビールひっかけて、船に乗って川をめぐって、庭園を散策して、、、
友人たちも堪能してくれた(かな!?)

ところで、トム クルーズ主演の映画「ミッション インポッシブル3」って見ました?
ラストシーン近くで、トムが水郷の街をありえない全力疾走で爆走するシーンがあるんですが、
そのロケ地がここです。

なので、ところどころにトム クルーズの看板がたってます。

トムと水郷。最高にミスマッチ。
看板も、心なしか ぞんざいな扱いになってるような・・・


ところで、センカクの件で反日運動が大変なことになってますね。。
今のところ私の家の周辺は平穏ですが、公安(警察)や武装警察が巡回していて緊張感はあります。
来週南京へ出張を予定していましたが、さすがに止めました。
長引くと売上にも影響でるかも。

元々、9月18日は満州事変発端の日で、その前1週間は毎年の様に反日キャンペーンが起こる時期。
そんな時期に国有化を打ち出すなんて、ちょっとは考えてほしい。

明日は私の住んでいる古北でもデモが予定されている様子。
たぶん18日までに何か事件が起こると思いますが、明日は食料を備蓄して自宅待機!


謝謝!
世界最大のビール消費国、中国。
ただ単に人口が多いだけって言ったらそれまでですが…

上海でよく見るビールを並べてみました。

左から、
キリン(一番搾り)
アサヒ(スーパードライ)
サントリー(三得利 超純)
チンタオ(青島 上海産)
シュエホァ(雪花 清爽)

右端の「雪花」は日本だとマイナーかもしれませんが、実は中国のビール生産量No.1の会社です。
中国全土で見ると、上の5社以外に数十社のビール会社があり、各社複数のブランドを発売しているので、流通している商品の種類は日本とは比べものにならないほど多い。

■日本と同じブランドでも中身が少し違う
一番搾りやスーパードライは一見日本のと同じに見えますが、中国産は中身がちょっと違います。
たとえば、スーパードライのアルコール度は日本だと5.0%ですが、当地では4.3%と少し低めになっています。
ドライなのに辛口な感じがあまりしません。
でもやっぱり日本の会社のビールがおいしい。中国ビールは味が薄い!

■値段が安い
缶ビールは330mlが基本ですが、一番搾りで80円くらい。青島だと50円くらい。雪花は更に安くて35円くらいです。
これらはコンビニ価格なので特売品ならもっと安い。ビール好きにとっては財布にやさしい。

■注がれる時は、グラスを手で持たない
仲間うちで食事をする場合、日本の様に注ぎ合う風習はありません。
マイビール瓶を手元において、自分で勝手に飲みます。
客人などをもてなす場合は中国でも相手のグラスに注ぎますが、もらう方はグラスを手で持たないのが一般的です。

■「冷えたビール」と言わないといけない
昔は冷たいビールは体に悪いと思われていたらしく、何も言わないとぬるいビールがでてくることがあります。
知らずに出されたら日本人は怒るかも。
最近は基本的に冷たいのを出されることがほとんどですが、普通に注文すると、「冷たいのですか?」って確認されることがあります。

まさしく愚問。

「いいえ」って答える人いるんだろうか??


謝謝!
街の中心部近くに「田子坊」という場所があります。
以前は住宅や倉庫だった建物を改造して、ショップやレストラン、バーなどにした地帯で、旅行ガイドブックでは「観光地」として紹介されています。

迷路の様に小さな路地が入り組む中に店がひしめいています。
ここはカフェ。


ちょっと散策するのにいいので地元の人も行きますが、いる人のほとんどは欧米や日本、韓国などからの観光客。
HISの旗を持ったガイドさんに先導されながら列をなして来た日本人もいました。

売っているものは、人民服を着たオバマ大統領のTシャツや毛沢東マグネットなど定番(?)の土産ものや、インテリア雑貨、バッグや帽子などいろいろ。
英語の通じない上海でも、ここでは英語で買い物が可能です。

ここは雑貨屋。


こちらはプリンなどのスイーツを売っている店。


週末は人が多くてちょっと窮屈だし、短期滞在時にわざわざ行くところでもないけど、特に目的なくぶらぶらするにはいい感じです。
ニセブランド品の販売もないので、「トケイ。ヤスイ。ミルダケOK」などとしつこく勧誘されることもありません。

これだけ読むと綺麗な場所を想像するかもしれませんが、店のわきをちょっと奥に入れば普通の住宅になっていて、
庶民生活そのままの光景が見られます。
洗濯物を木にかけて干していたり、おじさん達がヒマそうにトランプしてたり。
完璧に整備されておらず、どこか古い上海の庶民生活が垣間見える、そんなところが外国人旅行者にとってはいいのかも。



謝謝!
上海には、世界で唯一、高速運転で実用化されているリニアモーターカーがあります。
出張者の方々はおなじみでしょうが、一応紹介させてもらいます。

リニアモーターカーは中国語では「磁浮」列車といいます。わかりやすい。
「浦東空港」と、市内の「龍陽路」という駅を結ぶ約30kmを7分強で走り、最高速度は431kmに達します。
タイミングがあうと、着陸前の飛んでる飛行機を抜きさっていきます!

こちらが外観。


日本が後から実用化したら、中国のパクリとか言われるんだろうか・・・

内装はこんな感じ。いつ乗ってもだいたいガラガラ。


はじめに乗ったときに意外だったのは乗り心地。てっきりフワッとした感じなのかと思ったら、
かなりゴツゴツとレールにぶつかりながら走る印象です。地上で体感する400kmはなかなか迫力ありますよ。


<431km!初めて乗る人はカメラをかまえてこの瞬間を待ちます>

なお、最高速度は時間帯によって300km程度までしかでないことがあります。
騒音対策とか、速いと振動が大きくて橋梁が崩れるから、とか諸説あります。
(どの時間帯が300km制限か、知りたい方はご連絡ください。磁浮のホームページに載っている情報はデタラメです)

終点の「龍陽路」という駅は市内中心部からちょっと離れていて、結局そこから地下鉄やタクシーに乗り継がなくてはいけません。
「龍陽路」駅を降りると、白タクの呼び込みや「お金を盗まれたんで貸してください。私は怪しい者ではありません」
という人たちが寄ってくることがあります。

私にとってリニアに乗っている7分間は、日本での生活が終わって、価値観や仕事のやり方のスイッチを中国式に切り替えるとき。
いろんな思いが頭の中で交錯して、整理できないまま龍陽路駅に到着・・・毎回そんな感じです。


謝謝!