田子坊 | 上海で暮らしてみた

上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

街の中心部近くに「田子坊」という場所があります。
以前は住宅や倉庫だった建物を改造して、ショップやレストラン、バーなどにした地帯で、旅行ガイドブックでは「観光地」として紹介されています。

迷路の様に小さな路地が入り組む中に店がひしめいています。
ここはカフェ。


ちょっと散策するのにいいので地元の人も行きますが、いる人のほとんどは欧米や日本、韓国などからの観光客。
HISの旗を持ったガイドさんに先導されながら列をなして来た日本人もいました。

売っているものは、人民服を着たオバマ大統領のTシャツや毛沢東マグネットなど定番(?)の土産ものや、インテリア雑貨、バッグや帽子などいろいろ。
英語の通じない上海でも、ここでは英語で買い物が可能です。

ここは雑貨屋。


こちらはプリンなどのスイーツを売っている店。


週末は人が多くてちょっと窮屈だし、短期滞在時にわざわざ行くところでもないけど、特に目的なくぶらぶらするにはいい感じです。
ニセブランド品の販売もないので、「トケイ。ヤスイ。ミルダケOK」などとしつこく勧誘されることもありません。

これだけ読むと綺麗な場所を想像するかもしれませんが、店のわきをちょっと奥に入れば普通の住宅になっていて、
庶民生活そのままの光景が見られます。
洗濯物を木にかけて干していたり、おじさん達がヒマそうにトランプしてたり。
完璧に整備されておらず、どこか古い上海の庶民生活が垣間見える、そんなところが外国人旅行者にとってはいいのかも。



謝謝!