上海的ビール事情 | 上海で暮らしてみた

上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

世界最大のビール消費国、中国。
ただ単に人口が多いだけって言ったらそれまでですが…

上海でよく見るビールを並べてみました。

左から、
キリン(一番搾り)
アサヒ(スーパードライ)
サントリー(三得利 超純)
チンタオ(青島 上海産)
シュエホァ(雪花 清爽)

右端の「雪花」は日本だとマイナーかもしれませんが、実は中国のビール生産量No.1の会社です。
中国全土で見ると、上の5社以外に数十社のビール会社があり、各社複数のブランドを発売しているので、流通している商品の種類は日本とは比べものにならないほど多い。

■日本と同じブランドでも中身が少し違う
一番搾りやスーパードライは一見日本のと同じに見えますが、中国産は中身がちょっと違います。
たとえば、スーパードライのアルコール度は日本だと5.0%ですが、当地では4.3%と少し低めになっています。
ドライなのに辛口な感じがあまりしません。
でもやっぱり日本の会社のビールがおいしい。中国ビールは味が薄い!

■値段が安い
缶ビールは330mlが基本ですが、一番搾りで80円くらい。青島だと50円くらい。雪花は更に安くて35円くらいです。
これらはコンビニ価格なので特売品ならもっと安い。ビール好きにとっては財布にやさしい。

■注がれる時は、グラスを手で持たない
仲間うちで食事をする場合、日本の様に注ぎ合う風習はありません。
マイビール瓶を手元において、自分で勝手に飲みます。
客人などをもてなす場合は中国でも相手のグラスに注ぎますが、もらう方はグラスを手で持たないのが一般的です。

■「冷えたビール」と言わないといけない
昔は冷たいビールは体に悪いと思われていたらしく、何も言わないとぬるいビールがでてくることがあります。
知らずに出されたら日本人は怒るかも。
最近は基本的に冷たいのを出されることがほとんどですが、普通に注文すると、「冷たいのですか?」って確認されることがあります。

まさしく愚問。

「いいえ」って答える人いるんだろうか??


謝謝!