もう傷つきたくないあなたが執着を手放し幸せになる本  根本裕幸著 より。

 

人が抱える悩み、その多くは「執着」という心の歪みが原因だ。 

執着とは、一定の人や物、状況に心が囚われて離れようとしない状態。
強い感情を伴わなくても、窮屈さ、自由のなさ、不安や恐れを感じながらも「何かそのまま」にしているなら、何かに執着しているのかもしれない。 

自分の執着に気が付かない人、心地よく感じている人もいる。執着を消し去るには大きなエネルギーが必要だ。執着が幸せになることを邪魔をしている。 

執着は捨てるのでもなく、諦めるのでもなく、手放す。
こだわりと執着の違いは、喜びがあるか、苦しみがあるかだ。

 

★★★

これの本を読んで、自分は家族にものすごく執着しているのに気づいた。

家族の為に、口うるさく言ったり、家族にやらせればいいものを自分でやってしまったりして、それに文句を言っていた。

『あ、これって執着なんだ。』

すぐに手放すのは難しいが、気づきながら手放していこう。

 

 

もっと観察することを学びぼう。

物事の反応に流されるのではなく、反応があなたの存在の中で起こっていることに気付こう。

観察者としてそこにとどまろう。心の流れに注意が引かれないようにしよう。

私達は普段、何かが起こるとすぐに行動に移す。
「観察」とは、何かに気が付いても、それを何も判断もせず、反応をせず、ただ気が付いているという状態で留まること。反応をしないことで、あなたは自分の中の存在に気が付くだろう。
そうすれば、あなたは簡単に反応することも、影響されることもなくなり、安定した場所に留まり、叡智があなたの内側から湧いて来る。

 

★★★

何か起こると素早く反応しなければいけないと思ってしまう。

それは、些細な、全く自分に関係ない事でもだ。

反応的に怒ったり、イライラしたり、残念に思ったりする。

そう感じる前に、起こっているものを観察できる力があるといい。

ずいぶん前に、メモっていた文です。

誰が書いたか探したのですが見つかりませんでした。

 

★★★
なんて私は幸せなんだろう。 
きれいなものをきれいと言う人は、きれい。 


心が汚い人に対して、汚いと思う自分は汚い。
心が汚い人は、愛されず褒められすぎた。それが自分だと気がつく。


人の悪口を言う人は自分が言われ続けた言葉を言っているだけ。
じゃあ、その人を私が褒めてあげればいい。


その人の中にあるきれいな言葉を私が増やせば、

自然ときれいな言葉を使う事が増えて、
その人は幸せになるし、私がその人に対しても憎悪を抱く事がなくなるから
私も幸せになる。  

般若心経は、正式には、般若波羅蜜多心経という。

西遊記の蔵法師(玄奘)がインドから持ち帰たとされている。サンスクリット語で書かれた大般若心経600巻を漢語に訳し、それをわずか300字弱にしたのが、般若心経だ。
般若心経は、観音様が、“智慧の完成(般若波羅蜜多)”の修行をし、次の様に見極めたことが書いてある。


人は私や私の魂というものが存在すると思っているが、実際に存在するのは体、感覚、イメージ、感情、思考という一連の知覚・反応を構成する5つの集合体(五蘊)である。


そのどれもが私ではないし、私に属するものでもないし、またそれらの他に私があるわけでもない。


だから、結局どこにも私などというものは存在しないのだ。しかもそれら5つの要素も幻のように実体がないのだ。

そして、この智慧によって、すべての苦しみや災いから抜け出すことができた。

 

と言う所から始まる。(続きはそのうち書こうと思う)

★★★

お経というのは、いったい何だろう?と思って調べてみた。

今まで、何で興味がなかったんだろう?大変興味をそそる。

 

真言宗の開祖である弘法大師空海は承和2年3月21日(835年4月22日)に入定されたことから毎月21日は、私の先祖の墓があるお寺では写経の集いをしている。

 

私も軽い気持ちで、初めて参加してみた。

書き終わった後に、この写経は高野山の総本山に奉納されると言われた。

もっと上手になってから奉納してもらいたいが、一応提出しみた。

 

不幸とは感情だ。人間は不幸を考えるようにできている。
冬が来ると、大変だとか、食料がなくなったら大変だとか。

幸せとは意思。幸せとは、どうしても幸せに持っていくという意思。
ご飯が食べれて幸せだとか、朝起きれて幸せだとか。

感情的に生きるのが人間らしいと言うが、サルでも感情的に生きている。
人間だけに意志がある。

人は上機嫌で生きるとよい。不機嫌でいると周りに迷惑がかかる。
機嫌よくし続けるのは修行だ。この修行はすごく楽しい。
この世の最高のボランティアは機嫌を良くしている事。

機嫌は自分でとること。人に取らしてはいけない。
自分の機嫌ぐらい自分で取ること。
不機嫌なヤツには不機嫌な事がよく起きる。
普通のヤツには普通の事しか起きない。

自分の機嫌をいつも上機嫌に持っていくこと。
上機嫌のタネをまいていると上機嫌の奇跡が起きる。

幸せは黙っていてはだめ。幸せなら「幸せだね」と言葉にだす。
言霊。言葉に幸せが付いてくる。微笑む。
楽しいから笑うのでなく、笑うから幸せになる。
笑いながら、愛ある言葉を使う。

上機嫌も不機嫌も周りに伝わる。
上機嫌の修行をしてみよう、毎日が楽しくなる。
上機嫌で生活していると不機嫌になる時間がもったいなくなる。

 

★★★

私のモットーは、上機嫌でいる事。

忘れがちになるが、一人さんの言葉を聞いて、思い出すことにしている。