般若心経は、正式には、般若波羅蜜多心経という。

西遊記の蔵法師(玄奘)がインドから持ち帰たとされている。サンスクリット語で書かれた大般若心経600巻を漢語に訳し、それをわずか300字弱にしたのが、般若心経だ。
般若心経は、観音様が、“智慧の完成(般若波羅蜜多)”の修行をし、次の様に見極めたことが書いてある。


人は私や私の魂というものが存在すると思っているが、実際に存在するのは体、感覚、イメージ、感情、思考という一連の知覚・反応を構成する5つの集合体(五蘊)である。


そのどれもが私ではないし、私に属するものでもないし、またそれらの他に私があるわけでもない。


だから、結局どこにも私などというものは存在しないのだ。しかもそれら5つの要素も幻のように実体がないのだ。

そして、この智慧によって、すべての苦しみや災いから抜け出すことができた。

 

と言う所から始まる。(続きはそのうち書こうと思う)

★★★

お経というのは、いったい何だろう?と思って調べてみた。

今まで、何で興味がなかったんだろう?大変興味をそそる。

 

真言宗の開祖である弘法大師空海は承和2年3月21日(835年4月22日)に入定されたことから毎月21日は、私の先祖の墓があるお寺では写経の集いをしている。

 

私も軽い気持ちで、初めて参加してみた。

書き終わった後に、この写経は高野山の総本山に奉納されると言われた。

もっと上手になってから奉納してもらいたいが、一応提出しみた。