しあわせになる方法はない。幸せであることを思い出すことはできる。 

 

思い出すには、単純にただあるこの瞬間に呼吸を宇宙と合わせて、

この一瞬一瞬に自分を思い出すだけでいい。

それが幸せです。

幸せは喜びとイコールであり、喜びとは宇宙の本質だから。

地球には、喜びの他に怒り、悲しみなどがある。

それは地球独特なもの、尊いものである。 

 

★★★

今を感じるということは、人間が日常生活の中で見落としがち。

心を落ち着かせて、呼吸をしている自分を認識する。

穏やか、安らぎ。私はそこに意識を向けるようにしている。

実は人は誰もが聖なる存在なのだ。

祝福されていない人など、誰ひとりとしていない。

あなたは聖なる人として生きているか?

もし、あなたが「NO]と答えたなら、それはあなたに問題があるのだ。

それは、あなたが自分自身の意識によって

聖なる存在という立場捨てているという事なのだ。

そしてもし、あなたの生きる環境で、荒んでいることがあれば

それは、あなたが導いたのだ。

波長の法則=類は友を呼ぶという。

自分自身の環境を作るのは、自分次第という事。

あなたを聖人とするのも、罪人とするのも、あなた次第だ。

あなたは天国の心で生きていたいか?

もし、天国の心で生きることを望むのであれば、簡単だ。

あなたが聖なる存在として生きていれば良いだけなのだ。

あなたは聖なる人としての、想い、言葉、行動をしているか?

天国を作るのは、あなた次第。

 

★★★

江原啓之「スピリチュアル・パワーブック」より

 

ちょっと落ち込んだ時は、この本を読んでいる。

悩みや、苦しみは全て自分の中から出てきている。

全ては私しだい・・・。

心をすぐに切り替えられる人は、幸せ者だ。

 

 

 

 

ジャン・チョーズン・ペイズ「今ここ」に意識を集中する練習 より

 

一週間毎日、何かしら「良い事」「親切な事」「人の為になる事」をこっそり行う。簡単な事でいい。

流しに残っていた他の人のお皿を洗ったり、歩道に落ちているゴミを拾ったり、トイレの洗面台をきれいにしたり、匿名の寄付をしたり、同僚の机の上にお菓子をおいたりするような事。 密かに人の為になる事をするのは、案外楽しい物だ。

 

この練習をすると、認められたり、褒められたりしなくても、自分は人の為に進んで努力ができるのだということがわかる。

 

釈迦は、寛大であることの大切さを繰り返し説いている。

「私の様に、恵みを分け合う事の喜びを知ったら、分け合わなければ恵みを楽しむ事もできなくなる。ケチな心に取りつかれてる事もないだろう。たとえ、最後に残った一つであっても、食物の一片であっても、それを分かち合う事の出来る人がいるのに分け合わなければ、楽しむことはできない。」

 

この練習で、「自分の為の自分の物」と呼んで、溜め込んで必死に守ってきた物を少しづつ手放すことができる。

 

★★★

この書籍は、仕事と人生のパフォーマンスが劇的に変わる「マインドフルネス」53のエクササイズ(心の練習)を紹介している。

毎週1つのエクササイズをすることで、毎日を無駄にダラダラと生きるのではなく、身のまわりのことへの感謝と、多くの「気づき」にあふれてるようになるそうだ。

 

一日一善と考えると負担になるのだが、私は犬の散歩のときにゴミ拾いをしている。それが一善だと思ってもいなかったし、人の為にすすんで努力しているとは、思わないが、確かに楽しい(かな、というより癖になっている)

これから、もっと簡単な一善も増やしてみたいと思っている。

(最低な)相手を最も深くは恥らさせる方法は、酷い行いに対して親切で返す事だ。

 

悪意に対して、善意を返す

 

憎いという感情によって悪影響を受けるのは、その思いに浸っている本人に他にならない。

 

酒や麻薬が身体に悪いのと同じで、憎しみや怒りの感情も身体に悪い。

狭量、身勝手、強欲、つまらない嫉妬心といった性質を乗り越える程、賢く成長した人は幸せである。

その(悪意)感情は、人が持っているよい感情まで消し去り、心を暴力にしてしまう。

 

一体いつになったら人類は、互いに打ちのめそうとするのではなく、手に手をとって慈愛の心で助け合いながら、人生という道を歩むことを学ぶのだろう。

 

人生における唯一の成功とは、人類にどれだけ貢献したかで判断されるということをいつになったら理解するのだろう。

 

 

 

何百年もの間、人間は自分の外部にあるものばかり見つめ、外的な状況によって一喜一憂してきた。

 

自分の幸福も悩みも、自分以外のものによって決められると信じていたので、環境や条件が変わる度に恨んだり、妬んだり、怖がったり、がっかりしてきたのだ。

しかし人間は創造的な考えをもっているので、考え次第で幸福にも不幸にもなるのが真実なのだ。

 

自分の生き方は、全て外部からの力に左右されるなどという間違った概念を完全に捨て去って、今ここの天国(調和と平和)をつくるのも、地獄(苦難と悲惨)をつくるのも、まったく自分自身の力なのだと言う事を悟るべきだ。

 

★★★

人には考え方の癖がある。

私は、常に肯定的に捉えようと思っているが、つい否定的な見方をする。

最近は、その場で、否定的な考えだと気づくことも多い。

それが第一歩だろう。

外的なものでなく、自分の力で天国を創りあげれる日が来るだろう。