Smile Always -21ページ目
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4分の1の波及

J.O.の体調が良くなってきた。


食事の30分前に薬を飲み

脂っこくないものをなるべく食べさせる


ワタシの顔を見るたび「ハラヘッタ」っていうので

食欲はあるんだろうな


部活は相変わらず休んでいるが

塾の夏期講習には、休まず参加している


塾から帰ってくる時間を見計らって

近所の公園へ

デュモンと太郎さん(夫)は、サッカー


「疲れたー」を連発するJ.O.だけれど

楽しそうなムードに誘われて、家で薬を飲んだら公園へすぐ合流

疲れている割には、ボールを追いかけて走り回る


体力も付くし

運動すると、顔つきが明るくなる


4人家族

ひとりが病気でも

他の3人までちょっとシュンとする


元気になったら

みんな元気になる


30分遊んだら、家でお夜食

消化の良いようにと、雑炊を作っておいたのだけれど

足りなくて、おやつ用に買って置いた冷凍焼きおにぎりをペロッと食べられてしまった。


嬉しい誤算

たくさん食え!!



なんだかんだで

太郎さんが一番バテていた

トシには勝てないね



救いの手

デュモンが不登校だった頃

ワタシの頭の中も、今以上にぐるんぐるんだった


「学校」

「勉強」

「○○(担任の名前)」

と言う単語を聞くと、拒否反応を起こす、デュモン


号泣する

腹痛を起こす

吐く

担任が家に来ると、部屋にこもってバリケードを作る


一日中、ゲームをやっていた

よくわからないことを口走って、2時間ぐらい赤ん坊のようにワァワァ泣いていることもあった。


小学校の高学年男子がワンワン泣くなんて、思っても見なかった。


学校側は、「無理矢理連れてこい」というスタンスだった。

「学校なんて、楽しいものじゃないのが普通ですよ」

「嫌なことにも、ちょっとずつ慣れないと」

「3日ぐらい口をきかないで、突き放したらどうですか」


1週間ぐらいはなんとか説得して、別室登校させてたけど

なんだか、だんだん変だと思い始めた。


「デュモン君が、学校へ来ない理由を教えてください」

「事細かく報告してください」

と言うから、デュモンが言ったとおりのことを伝えると


「アンタは、なんでもそうやって学校のせいにする」

「母親が甘いからダメなんだ」


報告しろって言うから、報告してんのに

逆ギレする


報告すると揉めるから、報告するのをやめると

「なんで報告しないんだ」

「やる気はあるのか」


いよいよ困って、地区の教育委員会がやってる相談室に相談に行った。

相談に乗ってくれたのは、地元でも名の通った元校長先生


その元校長が、学校へ出向いて話をしてくれた。

その後、学校は手のひらを返したように

「無理強いはいけませんよね。デュモン君の様子を見ながらちょっとずつやっていきましょう」

と言いだした。


権威が学校に勝った瞬間を見た。



元校長先生は、元教師だから

教師っぽい考えを強く根底に持っている人ではあったけど

話せばわかる人だったし

なんでも話せる人だった

愚痴も言えたし、不満も言えた。


ワタシと意見が合わなくても、話合ってお互い歩み寄れる関係になれた。


学校がプレッシャーかけてくると、上手に助けてくれた。

ワタシとデュモンへ差し出された、1つ目の救いの手であった




クローズドクエスチョン

デュモンは1年半の間、不登校でした。

まぁ、その話はまた別の機会に書くとして


そう言うことがあってから

息子達へのアプローチのしかたをイロイロ考えた。


コイツらは、私に似て指図されるのがキライ

特に、紋切り口調で指図されるのがキライなんだと思う

「きちんと納得させろや、ゴラァ」

と反発してしまう


なので切って捨てるような言い方は、反抗心を招くだけである


いいから言うこと聞きなさい

速くやりなさい

ぐずぐず言ってないで、やりなさい

今やりなさい


こんな風に言ってたら大失敗まちがいない


「親の言うことはなんでも黙って聞けぃ」

なんて言ったらぶちこわし


良く話し合い

納得させ

煽らない

急がせない


「こうしなさい」では通じなくても

「ワタシはこうした方がいいと思うのよ」だと通じる


めんどくさいけど、これが一番の近道なのだ


普段の日は、日中学校へ行っていてくれるので

母もちっとは余裕を持って接することができるわけだが


いまは夏休み


いつも家にいるコイツら


自然とクローズドクエスチョンを口にする機会が増えてしまう。

「宿題はやったの?」


やってないことは丸わかりの上で聞いているので

答えは「NO」しかないのだ

「NO」だとわかっているのに、あえて質問するワタシ


嫌なヤツ全開ですよ

わかってますよ




なので、これからは

「宿題・・・・どう?」って聞くよ


はーーーーーーーーーぁ

やってらんない(涙




外に出る

J.O.を外に連れ出す

薬が効いているのか、おなかの調子は良さそう


ずっと家にいて

夏休みの宿題をやっているのは良いのだけれど

せっかく発達させた筋肉が痩せてきている


落ち込んでいてやる気も失っているJ.O.

夜、デュモンとお散歩に行くことにしたので

J.O.も誘ってみる


靴下はいてないとか

気が乗らないとか

ブツブツ文句言っていたけど

なんとか連れ出してみる


最初はノロノロ歩いていたけど

だんだん元気が出てきて

デュモンに耳打ちして、J.O.を挑発してもらう


笑いながら追いかけっこする2人

だんだんノってくる


途中の公園に入り込んで

遊具の上に乗ったり

ブランコを高くゆらしたり

2人でやりたい放題


J.O.に

「ジョギングが大変なら、サッカーボールでドリブルでもしない?」

と言ってみた


めずらしく素直に

「やる!」

と即答


「ジョギングだと、頭で余計なこと考えちゃうんじゃない?

サッカーならボールに集中して走れるよね」


明るい顔で帰宅したJ.O.

クールダウンのため、ストレッチして

薬飲んで、大メシ食って


気分転換できたみたい

よかった。


母はこれから、コーチングの勉強



夏休み?それが何か?

夏休みは楽だ。

朝、「今日は学校行ってくれるのかな?」って気を揉まないで済む


でも、J.O.は部活を休んでいる

ずっと胃の調子が悪く

吐き気に悩まされている


夏バテなのかな?

体が弱いのに、部活に命かけてたし


J.O.は卓球部

一年の時から一応エース

卓球をしに学校へ行っていた

卓球があるから、なんでもがんばれる

心の支えだった。


去年、腸炎で入院した後も

からだが思うように動かず

悩んでいた

泣いていた


母はいろんなアドバイスをした

医者にも通った

だんだん復活してきて

大会で優勝、部長になる・・・・と思った矢先


胃の調子が悪くなり

吐く・・・・何回も吐く

薬を飲んでも良くならない

運動すると吐く


見ているのはツライ

イロイロ考えて

イロイロやってあげるけど

それがプラスになっているのかどうかもわからない


見てるだけはツライ

乗り越えるのは本人しかいないのだろうけど

見てるだけって、本当にツライ



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