第3回歌唱力No.1決定戦雑感 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

「第3回歌唱力No.1決定戦雑感」

 これまで審査方法に疑問を呈してきたけれど(5~7人くらい居たほうが良いとは今でも思うけど)、今回の審査結果には納得してる。応援していたメンバーも大体ファイナルに進めなかったけれど、まあ仕方ない。

 今日はなーみん(浅井七海)の話をしよう。

 僕はかつて浅井七海推しだった。ただ、推しだからって何でも褒めるわけじゃない(キリッ)ってタイプだから、歌唱力は買っていてもそこまで手放しで絶賛というわけでもなかった。

 たとえば、当時の歌唱力予選(第一回)では、こんなことを書いている。

なーみんの歌唱は、僕の印象では、ややパンチに欠けていた。審査員の十川さんがなぁちゃん(岡田奈々)の歌唱を、「技術の上にもうひとつ何かが乗っかっている」と評していたけれど、なーみんの歌唱にはその「もうひとつの何か」が欠けているように思えた。
https://ameblo.jp/flowinvain/entry-12503109022.html

上手いけどもうひとつ何か足りない。それが僕の評価だった。

 推しを離れた今年の予選では「ちゃんと訓練されている」という感想。当たり前のことなんだけど、今の48ではそんな当たり前のことも難しい。そんな中で、ちゃんと自分を磨いてきた浅井七海の姿は凛々しく思えた。はじめて彼女のSNSにコメントをしに行った。

 迎えた今日(昨日)。
 


 「届けたい人の元へ」というtwitterで聞いた言葉は、正直、クリシェ(決り文句)に聞こえてしまって、そこまで何かを期待していたわけでもなかった。

 

 最激戦区、第3組のトップバッターとして登場したなーみん。歌うのは「MOTHER」。そうか…頭の中でさっきの言葉がカチッとはまった。

 

 この歌唱は泣けた。

 


 これまで足りないと思っていた何かがそこにはあった。「母」という具体的で身近な対象を得たことで、これまでややもすると平板に聞こえた彼女の表現がグッと1点に凝縮された感じがした。

 推しだった時にSRでよく聞いた「ママー!?」って言葉が頭をよぎって、それから、あの頃、劇場に行くたびにいち早く57ちゃんロッカーに向かっていたことや、渋谷のソロライブで人混みの後ろから一生懸命にその姿を眺めたことなんかを思い出した。

 僕らしいク○みたいな理由で推し変したことを後悔してはいないけれど、でもなーみん推しは羨ましいなと思えた。あの子はちゃんと自分に足りないものを分かって、そして着実に進化していく。

 

 

 結果的には届かなかったけれど、(ファイナルの1位と3位が生まれた)あの第3組でワンチャンあるかもと思わせたことは立派な成長だ。あれほど遠くに思えたなぁちゃんの背にも手が届くかと思わせてくれた。僕にこんなことを言う資格はないけれど、どこか誇らしいような、そんな気持ちになった。

 今回のなーみんは本当に良かった。僕の特別賞はなーみんにあげる。