ソフトな花びらで、か弱いイメージのトルコキキョウですが、
実は暑さに強い。
バラやガーベラなど多くの種類のお花の品質が低下する真夏でも、
キレイなトルコキキョウを楽しむことが出来ます。
品種改良も頻繁で、毎年様々な花形、花色が出てきて
花屋でも付いていくのが大変💦
花の名前は、「トルコキキョウ」
だけど実は…
“トルコ”とも“キキョウ”とも全く関係ない。
トルコキキョウ
科・属名： リンドウ科ユーストマ属
和名： トルコ桔梗（トルコギキョウ、トルコキキョウ）
別名： ユーストマ、リシアンサス
英名： Lisianthus, Eustoma, Texas Bluebell, Tulip Gentian
原産地： 北アメリカ
原産地は、トルコではなく、北アメリカだし、
キキョウではなく、リンドウの仲間なのです。
つぼみの形が、
トルコ人のターバンのようであり、花の姿や色がキキョウに似ている、
その見た目から名付けられたと言われています。
日本には、原産国の北アメリカから1930年台に持ち込まれたとされています。
そして第二次世界大戦が終わった頃、世界中のトルコキキョウは戦争の影響でほぼ絶えてしまったのに対して、
日本では1960年台に品種改良が盛んに行われるようになり、
現在流通しているほとんどの品種は日本原産となっています。
中曽根さん・ナカソネフリンジアッシュ
佐瀬さん・雅
学名の「ユーストマ（Eustoma）」とは、
ギリシア語で「eu（良い）」「stoma（口）」という意味。
「良い口」から「良い語らい」との花言葉も
トルコキキョウの花言葉は、
『優美』『すがすがしい美しさ』『希望』『良い語らい』『思いやり』『あなたを思う』