こんにちは。
今日は朝からフラワーアレンジメントと
プアンマーライのレッスンでした。
画像は生徒様の作品。
ダイニングテーブルに置くブルー系の
アレンジを作りたい
と伺い、花材と器をコーディネイト
させていただきました。
作りながら色々お話していると、
ブルー系は食欲を抑えるのに
効果的なのでダイニングに
置きたいという裏事情？も出てきて、
楽しく和やかな一時でした。
さて、長くなってきたこちらのタイトル。
私がこれから数十年かけて
取り組みたいことを綴っています。
これまでの話はこちら
タイの花数珠プアンマーライを
アーティフィシャルフラワーで
再現していたら、
欲しいという方が沢山来て
くださるようになりました。
でも花の世界ではその認知度は
ゼロに近いくらい知られていません。
こんなに綺麗で面白い花文化なのに、
プアンマーライの魅力が世界的に
知られていないのは勿体ない。
でもタイ人はそれに気が付いていない。
そんな理由からプアンマーライを
もっと広く世界的に広めたいなと
思うようになりました。
そして今、取り組んでいるのが
私のプアンマーライを
タイ人に作ってもらう事です。
広めていくためにはある程度の数を
作る必要がありますが、
一つ一つ時間をかけて丁寧に作るため、
私一人で数多く作るのは
難しいのが現状です。
そこでご縁があったタイ南部、
サトーン県のコパヨン村の村人に、
私のプアンマーライを作る仕事
を委託することにしました。
コパヨン村で暮らしている
協力者のさきさんのお陰で
すでにトレーニングが始まっています。
（さきさんのブログはこちら）
コパヨン村はタイ南部にある
とても小さな漁村です。
自然豊かな環境ですが、仕事が少なく
特に障害を抱えている人やその家族には
就労することがかなり厳しい場所です。
コパヨン村のマングローブの森
でも、プアンマーライの作業は
部屋の中で家族を見守りながら
自分のペースで出来る仕事なので、
遠くに働きに出られない
女性達の就労支援になります。
タイの花文化を広めながら
作り手の安定した現金収入になるには、
しっかりと長期間向き合う必要があります。
一時的な支援や寄付では意味がない。
そこで自分たちで会社を作り
コパヨン村に工場を作ることにしました。
搾取ではなくフェアトレードで
一番弱い立場の人達に寄り添いたい。
一緒に実現を目指すパートナーは
アパレル作家のYOCOさんです。
もちろん軌道に乗せるまでには、
沢山の困難があると思います。
でも誰もやらない事にこそ
本当の価値があるし、
私の花を通して誰かが
幸せで豊かになれるなら
こんなに幸せなことはありません。
いつか村の子どもたちに
ここで働きたい
と思ってもらえるような
場所を作るのが目標です。
経過はまたご報告します♡
インスタもフォローいただけると嬉しいです♡
