癒しと現実の再構築について | 東京練馬区のヒーリングサロン

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こんにちは。渡邉利咲です。

 

人の癒しの段階には陰陽があるように感じています。

 

陰とは内に内に入るようなエネルギーで、例えば、無気力感、自尊心、罪悪感、恨みなどは自分の内にこもって沸々とする感情です。

 

陽とは、過剰で外に出すような感情で、例えば怒り、残酷、自分の思い通りに物事を進めようとする、利己的、礼節の無さなどになります。

 

陰をきっかけに癒しをするきっかけになった人は幸いだと思います。

 

「自己価値を高めたい」「辛い記憶をどうにかしたい」など、そのようなことをきっかけに癒しをはじめた後、ある程度クリアリングができてくると陽が強くなっていきます。

 

幼少期に辛い記憶があるとき、例えば毒親だったことなどにアプローチするにしたがって、不安や恐れ、罪悪感、恨みなどの感情はやわらいでいきます。

 

ある程度、それらがやわらいでいくと、今度は辛い記憶のなかにある自分から見た加害者の記録を再生し始めることがあります。

 

例えば、ご両親が子供に完ぺきを求めるとき、自分自身の不安や恐れの感情がある程度解決した後はご両親の記憶の再生がはじまりますが、相手の失敗を許せなかったり、人に完ぺきを求めたり、自信過剰にふるまいはじめます。

 

そして、陽にアプローチしていくことにより、また少しだけ陰に傾くこともあるかもしれません。

 

でも、陽にアプローチすると気づきが出てきます。

 

「毒親だったと思っていたけれど、実は私のことを愛していたんだ」と思うようになったり、「母も苦しんでいたのかも」と思ったりするようになり、そこまでいくと「私はここから何を学ぶ必要があったのだろう?」という段階に入る人もいます。

 

答えがわかると、するっと荷物が落ちたかのように何かが取れる感覚があり、エネルギー的に別人になっていきます。

 

陰は自分自身が苦しいので乗り越えることが可能ですが、陽に入ると気づくのが難しくなっていきます。

 

でも、「相手が悪い」「私はすごい」とか、「手に入らないものもあるのを受け入れるのが難しい」という気持ちがあるとき、陽の段階に入っていることを知っていることで、気づくことができます。

 

陰と陽の両方にアプローチすることでそのテーマは完結するように感じていて、まるでエネルギー的に違う人間になったかのように純粋になっていき、その純粋さが同じものを引き寄せて現実が再構築されていきます。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

素敵な一日をお過ごしください。