こんばんは、守田矩子（のりこ）です。
６月のクラウドファンディングのリターンとして、
私が監修した『インテグレーションタロット』を
ご購入頂いた方に、タロット１枚引きをプレゼント致しました。
その中のおひとりが、いつもお世話になっている
三浦秀明（みゆみゆ）さん。
みゆみゆさんは、
西野亮廣さんと私を繋いでくださったお方でもあります。
３月の西野さんワークショップもお手伝いして頂いたりと
お世話になりっぱなし。
今年３月に長年勤めた会社を早期退職されたみゆみゆさん。
ですので、退職祝いとご恩返しを兼ねて、お食事をしながら、
『タロット１枚引き』をさせて頂きました。
みゆみゆさんのご質問は、「今後について」。
その質問に対して出たのが、『塔』のカードでした。
リバース（逆さま）に出ました↓
あっちゃ～～～～～～(≧▽≦)
会社を辞めて、新たなビジネスを始めようとしている
みゆみゆさんですが、今のままでは、上手くいかないでしょう。
だって、今まで積み上げてきたものが、雷の一撃で
壊れてしまうのが、『塔』ですから。
１枚引きで、この『塔』のカードを引かれる方は、経験上、
自己否定感や自己破壊衝動が強い方が多いと感じます。
心の奥底に、「どうせ自分なんて。。。」という
自己を否定する想いがあるために、
物事や人間関係を壊したり、
上手くいかない現実を引き寄せたりしてしまいます。
では、みゆみゆさんの『自己否定』は
どこから来ているのでしょうか？
ご恩返しも兼ねているので、そこから、もう少しだけ
カードを追加で引かせて頂きました。
すると。。。
みゆみゆさんの自己否定感の原因が、
その生い立ち、特にお父さんにあることが分かってきたのです。
みゆみゆさんには、「育ての父」と「実の父」が
いらっしゃいます。
本当のお父さんと、殆ど会ったことのないみゆみゆさんにとって、
「実の父」の存在が、『無かったこと』にされていたのですね。
無いものに対して、感謝の気持ちが湧くことはありません。
そして、「父という存在は、無い」という思い込みが、
「息子さんにとっての父＝自分」の存在をも
無きことにしていたのです。
ちなみに、みゆみゆさんは離婚経験があり、
別れた奥さんとの間に、息子さんがいらっしゃいます。
しかし、殆ど会っていないご様子でした。
鑑定が進むにつれて、
お父さんへの想いが溢れて来たみゆみゆさん。
今まで封印してきた想いと愛に触れて、
みゆみゆさんも、その場に一緒にいた私たちも、
全員が大号泣する事となりました。
私も、みゆみゆさんと似たような境遇にあり、
長年、父の存在を認めることが出来ませんでした。
ですので、みゆみゆさんの気持ちが、痛いほど
よく分かったのです。
さて、その数日後。。。
この鑑定結果を、みゆみゆさんがFBに投稿されて、
ちょっぴり驚きました。
そして、感動しました。
ですので、ご本人の許可を得て、その投稿をシェアさせて頂きます。
以下、転載↓
【父の日に向けて】
少しカミングアウトも含みます(๑>◡<๑)
実は三浦の母は今で言うシングルマザーでした。
当時は私生児と呼ばれてた。
生まれてから中三までは『松田秀明』として育ち
高校から今の三浦姓となりました。
三浦の父とは折り合いがつかず、でも、
そのお陰で大阪に出て来れたので
今思えば感謝してます(๑>◡<๑)
５月の大腸癌の手術も無事成功し、
どうやら飲んだくれの楽しい日々を過ごしているようです。
あ、今日の父の日に向けては
三浦の父ではなくて、、、、、
先日、守田 矩子さんとゆっくりと食事をしました。
その時にこれからの事をカードで見てもらいました。
その時に気付いた事が、、、
私はこれまで57年間生きてきた中で
実の父へまったく感謝をしていなかった事でした。
母から聞いてた話では
（実際に会った記憶は１度だけで、
それも2〜3分の会話で終わったような）
実の父は、山口県の秋吉台で大きなホテルを経営していたとか、、、
私が26歳の頃に病気か何かで他界されてます。
なので、ごく稀に思い出す事はあっても
感謝はまったくしていませんでした。
森沢明夫さんの小説から
『他人にするのは期待ではなく、感謝だけでいいんだよ。
期待は自分に向けなさい』という事を学んだのですが
ついつい他人に期待を向けてしまって
その先の失望にモヤモヤを繰り返していました。
それは、きっと頭では理解してたつもりなのに
魂ではまったくわかってなかったんだと思います。
実の父への感謝をしていないこと。
それが、今の三浦に1番欠けているものだと
矩子さんに気付かせていただきました。
ありがとうございます。
そして、その日の夜から寝る前と朝に目覚めた時に
『天国のお父さん、いつもありがとうございます。』
洗顔の後に鏡に映る自分の瞳を見つめても
父への感謝を述べています。
すると、少しですが変化が起こって来ました。
ひとつは、、
秋吉台のホテルが今でもある事。
そして、兄弟と思える人がわかった事。
そして、一番の驚きが、、、
今年30歳になる息子Tが居ます。
最初の奥さんの時の息子です。
その息子からラインが来ました。
T：『お父さん、おばあちゃんはまだ元気なん？』
み：『千葉の施設に入ってるけど元気やで、
でもアルツハイマーが進んでもう父さんの事もわからんけどな』
T： 『ほな会いに行くわ』
み：『えぇーー‼️なんで？どーしたん？』
T： 『映画のリメンバーミーを観たらおばあちゃんに会いたくなってん』
み：『そーなんや。でも、Tも覚えてないやろ？』
T： 『うん、全然覚えてない。けど、会えるうちに会いたいって思うねん。
来月あたりに会いに行くわ』
み：『まじか！』
彼も自分のルーツになにやら興味を持ったのかもしれません。
タイミングが合えば一緒に行こうと思います。
実の父にもそして三浦の父にも
感謝をたくさん伝える、そんな父の日にしなきゃですね(๑>◡<๑)
転載、ここまで。
離婚してから、殆ど会う事も、連絡を取り合うことも
なかったという息子さん。
みゆみゆさんが、自分のお父さんの存在を
心の中に取り戻した途端、息子さんにも変化が
現れたようですね。
とても不思議なことに思われるかもしれませんし、
たまたまの偶然だと感じるかもしれません。
しかし、『先祖⇒親⇒自分⇒子ども』は、
集合無意識の中で、深い繋がりを持ちますから、
自分の変化が、親や子どもに影響を及ぼすことは、
よくあるようです。
親の存在を認められるということは、
自分の存在を認められることに繋がります。
自分のDNAは、両親から半分づつもらっていますから、
自分の心身の半分は、お父さんとお母さんから
出来ているのですものね。
自分を（親を）否定することをやめて、
両親の存在（両親の『行為』ではない）を
認められるようになれば、自己肯定力は上がります。
両親に感謝できるということは、
両親が創った自分という存在にも感謝できるということ。
すると、色々な事が、上手く廻り出したりするから、
人生って面白い。
今後のみゆみゆさんを見守り、応援したいと思います。
みゆみゆさん、いつも、ありがとう！
（大好きな、みゆみゆ夫妻（右）とダーリンと私）
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