くレッスンスケジュールを確認♪
軽やかに動けるカラダをつくるスタジオ
Flow bodyworkのみきよです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
昨日の記事では
健康日本21のことや健康運動指導士について
ご紹介しました。
その中でも運動指導における
社会的つながりの重要性について
筑波大学の助教授 辻大士先生に講義いただき
一言に健康づくりのために
運動をしよう!といっても
個人でするのか、人とするのか
何をするのか
何がいいのかということを過去の事例を踏まえ
教えていただきました。
健康日本21では
全ての国民が共に支えあい
健やかで心豊かに生活できる活力ある
社会の実現
を目指しています。
個人の行動と健康状態の改善の土台に
社会環境の質の向上があることで
個人の行動が変化するような取り組みが必要になってくるのではないか
となっています。
実はこれまでは個人と社会がそれぞれは独立されて
考えられていましたが
第3次(2024年4月~)では、
社会とのつながり・こころの健康の維持向上
誰もがアクセスできる健康増進のための基礎整備をすることで
運動などの関心の有無に関係なく
自然に健康になれる環境づくりをしていくこと
で先に紹介した赤文字の部分へ向かっていくように
目指しています。
どんな社会参加が介護予防に効果的か?
(65歳以上の日本人男女12951人を4年間追跡した研究より)
4年後に要介護状態になるリスク
運動、趣味、町内会が基準値より低く
市民運動、政治、業界、宗教は基準値より高かった。
→様々な社会参加のうち
運動グループへの参加は最も要介護状態になりにくい
社会的つながりがある人は長生き
(148のコホート研究308849名を統合して解析した研究)
社会的なつながりは、たばこ、酒、運動、肥満などよりも
長寿に長く関係している
要介護認定への影響
この研究はおもしろいなと思ったのですが
運動をしていてスポーツぐるーぷに参加しているものを
基準としたところ
運動をしていてもスポーツグループに参加していないものは
1.29倍要介護状態になりやすかった。
一方運動はあまりしていなくてもスポーツグループに参加しているものは、
統計学的な差が認められなかった。
→運動頻度が少なくてもグループに入っている
ということがもしかしたらいいんじゃないか
そしてメンタルヘルスの影響においても
運動なしの人よりも
誰かと週2回以上運動していると
2年後に抑うつになるリスクも低いということがわかりました。
これらをまとめると
社会的つながりを伴う運動は
①健康効果が高い
②継続しやすい
③健康なコミュニティづくりに役立つ
という意義があります。
そして面白いことに
運動に参加していなくても
運動グループ参加者が多い地域に住んでいるだけで
本人の参加の有無にかかわらず
認知症のリスクも低い
という研究結果もあるのです。
まさしく、地域レベルで
健康に良い行動が『伝染』する!
健康に良い雰囲気が『醸成される』!
健康に良い環境が『整備』される!
ということが起こってくるので
地域の中で社会的なつながりを地域の中で広げていくこと
はとても重要なんだと実感しました。
じゃあ、自分のすんでいる地域はどうだろう?
コロナ禍によって
地域のつながりが希薄になっている中で
孤立が運動不足にもなり
活動量が低下しています。
今一度、新しい方法で
コロナ禍の前のような繋がりができる仕組みは
地域の健康を、そして家庭の健康を、自分自身の健康を
育んでいくものだとおもいました。
そして
今や動画などで黙々と動くこともできます。
時間を選ばずにできるといった運動を始めるのに
いい面がたくさんありますが
スタジオのように
一人で参加するけど
クラスに人数が集まって
ヨガやピラティスの時間を共に過ごすことの意味も
ちゃんとあるんだなと思いました。
実は、動くということだけでも
1つじゃなく何個も利点がありやっていることには
意味がある
健康にも
様々な側面があるので
全てはバランス。
偏りすぎず無理しすぎず
気持ちよく継続できることを
ほどほどにやる
これが人生100年時代を謳歌するポイントですね。
公式LINEより気軽にご連絡ください♪
過去30日間のアクセス記事ベスト3
ベスト1
ベスト2
ベスト3