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軽やかに動けるカラダをつくるスタジオ
Flow bodyworkのみきよです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
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「骨格は整ってるのに、なんだか動きが安定しない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はそれ、
筋肉の“張力”が整っていない状態
かもしれません。
私自身も、先日リレーの代走で久しぶりに本気ダッシュをした際、
まさにそれを体感しました。
骨格のケアはこの数年しっかり続けていたので、
体の反応は良く、勢いよく走り出せたのですが──
その勢いをコントロールできず、
「力が入らない」ような不思議な感覚
に陥ったのです。
この経験からあらためて気づいたこと。
それは、
「骨格を整えただけでは、動ける体は完成しない」
ということでした。
■ 骨格 × 筋肉 × 重力
〜 張力でバランスを取る身体へ 〜
私たちの体は、重力の中で生きています。
地球の中心に向かって、常に引っ張られている。
だからこそ、「重力に逆らう」のではなく
「重力を活かす」視点が必要です。
このとき、体はテントや吊り橋のような構造に近い
と考えてみてください。
-
骨格:支柱、軸
-
筋肉:張力を生むワイヤー
-
重力:常に下に引く力
この三者のバランスが取れていると、
最小限の力で体を支え、動かすことができます。
逆に、筋肉の張力に偏りがあると──
たとえば拮抗筋のアンバランス
(例:太もも前だけ強く、後ろが弱いなど)──
骨の位置がずれ、歪みや痛み、動作の不安定さに繋がってしまうのです。
■ “張る”筋肉を育てるという発想
筋肉と聞くと、「縮める」「力を出す」
イメージが強いかもしれません。
でも、私たちが日常の姿勢を保ち、
なめらかに動くために必要なのは、
「張る」筋肉=“張力”としての筋肉です。
しかも、これを育てるにはただ生活しているだけでは不十分。
■ 日常生活では、
筋力は維持できない
運動生理学では「トレーニングの三原理」という考え方があります:
1. 過負荷の原理
→ 筋肉は「ちょっとキツい」刺激でなければ成長しない。
2. 可逆性の原理
→ 運動をやめれば筋肉は衰える(40代以降はとくに加速)。
3. 特異性の原理
→ 必要な機能には、目的に合わせた運動刺激が必要。
つまり、私たちが毎日当たり前にしている「日常動作」は、
筋肉にとっては“慣れきった作業”でしかないのです。
そこに新しい筋力や動作の安定を求めるのは無理があります。
■ 「動ける体」は
“意図して育てる”もの
特に40代以降は、速筋(パワー系)の筋肉が急激に落ち始めます。
「気づいたら踏ん張りがきかなくなった」
「つまづきやすくなった」「疲れやすくなった」
これらは、構造ではなく張力(筋力)の低下が原因かもしれません。
だからこそ、骨格を整えたあとに必要なのは、
● 拮抗筋のバランスを整える
● 張力を育てるトレーニング
● 重力を味方にする動き方
これらを意識した、**“意図的な運動習慣”**なのです。
■ まとめ
◎ 骨格を整えるのはスタートライン
◎ “張力”を整えることで、体ははじめて安定して動き出す
◎ 日常動作だけでは足りない、だからこそ運動が必要
「整えた体を、どう使うか?」
これからの時代、“動ける体を自分で育てる”ことが、
フレイル(虚弱)を防ぎ、
健康寿命を伸ばすカギになると私は感じています。
もし、今のあなたが
「整ったけど、動きにくい」
「運動まで必要なの?」と思っているなら──
今こそ、「張力を整えるトレーニング」を始めてみてください。
体は、ちゃんと応えてくれます。
整えた骨格は、
使ってこそ本物になる。
「骨を整えたら、次は“動ける未来”の準備です」
どんどん軽やかに動けるカラダになる変化を
感じていきましょうね!
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