窓の外には雪がちらちらふる
寒い土曜日のこと
3.4回目の
中国茶初期講座でした。
毎回、濃い内容の講義
今回は
どうして「茶」がカラダにとって良いのか
どんな作用をするのかを
中医学的、西洋医学的に、学びました。
これを知ると
やっぱりお茶、飲むしかないなぁ
なんて思いました
茶の薬膳的な効能
古代、「茶」は嗜好品というより
解毒や清熱、利尿などの
「薬」として用いられていました。
【茶葉】
性味/帰経:涼、苦/心、肺、胃
効能:清利明目、生津止渇、食消止痢、利尿、消腫、解毒
「神農食経」には
茶葉は利尿作用、痰と熱を取り除き
口の渇きを癒し
飲むと眠気が覚め
力が増え
心情が愉快になる
「本草捨遺」には
茶葉は熱気を取り除き
大腸小腸によく
長く続けて飲むと体が痩せ
脂肪が減る
◉以上、薬膳素材辞典より引用
また
発酵度合いの少ないお茶は
どちらかというとカラダを冷まし
発酵度合いの強いものは
カラダを温めます。
それを知ることで
その時の自分の体調や体質、季節に応じて
飲み分けるのが良いでしょう。
さて、そんな「茶」は
西洋医学界からも
抗癌などに対する
研究が盛んにされているそうです。
現代医学的な視点では
どのような効果があるのでしょうか
茶の栄養成分
茶の学名
カメリア・シネンシス
茶の主な成分(茶葉の抽出液)
・ポリフェノール(茶カテキン)
・アミノ酸
・カフェイン
その他。。
特に多く含まれている
茶のポリフェノール(茶カテキン)の効能が
老化を防ぐ作用がたくさんあるんですよね。
例えば
・癌予防
・抗菌抗ウイルス
・抗酸化作用
・血圧上昇抑制
・中性脂肪、体脂肪低下
・虫歯予防
・抗アレルギー
また
アミノ酸(テアニン)
カフェインにも
ストレス緩和
記憶学習能力向上
美容効果
などもあるそうです。
お茶の健康効果をまとめると(一部)
・感染症予防
・血圧低下
・糖尿病予防
・ストレス予防
・癌発生予防
・抗アレルギー
・代謝促進
・虫歯、歯周菌予防
・老化防止
・認知機能
・肥満予防
・生活習慣病予防
・二日酔い
↑↑↑
現代病ともいえる
癌、アレルギー、老化、糖尿病、ストレス、肥満
などに、対する効果が多いですよね。
伊藤園さんのHPも参考になります
お茶を飲む時間を持つ
お茶には
老化予防など、効能的にも
エイジングケアにはとても良い!
というのはわかりました。
そこで
一番大切なのは
「お茶を飲む時間を持つ」
ということ。
わざわざ中国茶や
茶器などを用意する必要はないので
いつも飲む緑茶、紅茶、コーヒー
でも良いので
「今はリラックスする時間」
「ホッとするなぁ〜!
「ありがたいなぁ〜」
と感じる
心の余裕を持つことも
エイジングケアにはとても大切だと思います。
最後に
花粉症対策のお茶
特にこの季節には
花粉症にもお茶が有効とされていますが
茶カテキンのなかでも
「メタル化カテキン」の含有量が多いお茶がおすすめだそうです。
↓↓
・べにふうき(和紅茶)
・凍頂烏龍茶(台湾茶)
・四季春(台湾茶)