「身体が欲求するモノを食べればいい。」
という正論があります。
身体の声に耳を傾ければ、本当に必要なものがわかる。
その声をちゃんと聴けば、その時必要な栄養素を摂ることができる。
まさにその通り。
正論です。
身体の欲求に従って食べると、たくさん食べても消化もスムーズでびっくり！
は、私も体験済みです♪
が。
その食欲、ホンモノでしょうか？
食欲には、ホンモノとニセモノがあります。
ホンモノなら大丈夫ですが。
ニセモノだと、大変です。
欲に振り回されて、厄介なことになります。
ニセモノの食欲が現れる原因は。
・カンジダ菌の増殖
・血糖値の乱高下
に、あります。
甘いもの（砂糖と小麦粉）を食べ過ぎると、腸内にカンジダ菌が増えます。
これは増殖しすぎると、腸壁を傷つけてリーキーガットを引き起こしたりします。
カンジダ菌が厄介なのは。
菌が脳を乗っ取り（イメージ的にですが）、欲しくて欲しくてたまらなく感じさせることです。
それは、意志の力では、もはや制御できません。
甘いものへの強い欲求から、離れられなくなります。
さらに。
血糖値の乱高下、も厄介です。
GI値の高いもの（精製された炭水化物や糖類）ばかり食べる。
↓
食後に血糖値が急上昇。
↓
大量のインスリンが膵臓から分泌される。
↓
血糖値が急降下する。
（この時、糖が必要になります。身体がそのように欲します。）
↓
副腎から、コルチゾールが分泌される。
そもそも血糖値を急上昇させなければ、急降下することはないので。
そんな渇望感とは無縁に過ごせます。
カンジダ菌の増殖と血糖値の乱高下。
が。
「甘いものへの強い渇望感（＝ニセの食欲）」を作ります。
強い欲求のままに、毎日数時間ごとに甘いものを食べる。
という生活を送っていたら。
・インスリンが効きにくくなり、糖尿病になる。
・鼻炎、花粉症などのアレルギー。
・うつ、アルツハイマーなど、脳の機能低下。
・副腎疲労による、慢性疲労、不眠など。
など、厄介なことを引き起こします。
カンジダ菌の増殖を抑えるには、砂糖と小麦粉を控えるのが一番ですが。
「無理〜！」と思う方は、とりあえずどっちかだけでもやめて様子見るとかはいかがでしょうか？
抜けてくると、あの渇望感はなんだったのか、と思いますよ♪
血糖値を安定させるには。
・野菜→タンパク質→炭水化物の順で食べる。
・GI値の高いもの（精製された炭水化物と糖）を、控える。
など、工夫が必要です。
ただでさえ、いろいろ大変な日常なのに。
自分以外の「菌」なんかに、人生の舵取りをとられたら大変ですよね〜。
ニセの食欲に騙されない自分になって。
自分の人生、自分で思うように歩んでいきましょう♪
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