久々に会社帰りに近所の書店に寄りました。
今回、珍しく
〜 その日に発売される雑誌を購入したい。
という明確な目的があったので。
元々普段から本や雑誌を購入する機会自体が乏しい上に、近年はその限られた機会をネット通販で埋めてしまいがち。
気が付いたら いつの間にやら会社帰りに車でちょっと遠回りで寄れるくらいの郊外の書店が、ほぼ壊滅状態に陥っておりました。
コミックスの品揃えで特色を出していた様なお店も、側から見たら安泰かと思いきや そうでもなかったみたい。
(尤も、閉店に至った事情は全く存じません。)
近隣で唯一生き残っているお店は左程店舗が広い訳でもなく、これといって特色を打ち出している様にも見えませんがこのご時世で善戦されていると思います。(あくまで私の主観。)
とはいえ、ふらっと立ち寄ったところで 何某か琴線に触れるコアなアイテムや/こってりとした専門書など に遭遇することは まあないと思ってよいでしょう。
それだけに、今回の様に「その日に発売の比較的メジャーな雑誌」というライトなミッションでこそお金を投下すべきかと。
目的の雑誌はすぐに見付かったので、ついでに店内を一巡。
ある棚の前に来たところで、思わず小声で
「うをっ!!」
と叫んでしまいました。
『魚屋のおっさん』でもないのに関わらず・・・です。
(あくまで小声です。)
こちら ↓。
アニメ『宝島』のブックレット付き DVD。
奇しくもつい先日、(2019年)5月26日(日)の 静岡 UHU ソロ出演の際、「カバー曲コーナー」と称して正にこのアニメ『宝島』の主題歌を歌ったばかりでした。
「いつか演ろう。」と思っている内に 軽〜く 30年間とか放置してしまっていたカバー曲(主に昭和のアニソンなど)を ちょっとでも回収せねばと思い立ち、数年前からぼちぼちとではありますが弾き語りのレパートリーに加えております。
ただ。
MC でも説明した通り、
〜 主題歌はカバーしてるけど、アニメ本編は ほぼ観たことない。
という作品がほとんど。
この『宝島』に関しても、このジャケットにある様な荒々しいタッチのキャラクターの絵面こそ浮かぶものの、ストーリーは全く覚えていない。
「覚えていない」以前にほぼ観てないし、原作も読んだことないので。
ん?
いや、『ProjectNyx』の『宝島』公演 観たじゃん、5年くらい前に。
『寺山修司』脚本の、『未唯 mie』さん 客演のヤツ。
DVD も買ったし。
それ、確か未開封で・・・・・
え〜と。
アニメ『宝島』は、私の記憶違いでなければもう 40年も前の作品。
少なくとも静岡地区では日曜日の夕方にやってました。
何故だか、兄が熱心に観ていたな〜という印象だけが残っております。
夕食時だったので、私も同じ TV の前には座ってたはずなのですが・・・。
正直なところ、この主題歌(タイトルはズバリ『宝島』)についても、ほんの歌い出しの
〜 さあいこう♪
という、たったワンフレーズ(にも満たない?)しか記憶に残っておりませんでした。
以前、角川映画『野性の証明』の挿入歌『戦士の休息』をカバーしようと思った際に『町田義人』さん のベスト盤を購入。
その CD に『宝島』が収録されていて、そこで改めていい曲だな〜と思っていた次第。
「いつか演ろう。」と思いつつ、既に 7〜8年は経過しております。
その間、時折 車の中とかで CD に合わせて歌いながら覚えようと思ってはいたものの、何故か歌詞が頭に入らない。
そんなに長い曲でもないし、歌詞はむしろ平易な言葉で綴られているというのに。
しかも、どちらかと言えば私の得意な “ ビジュアルが浮かぶ “ 歌詞だと思うのですが・・・。
これはもう、
〜 脳が減っている。
と、自覚せざるを得ない。
きっと、「その内に・・・。」とか言ってる間に気付いたら脳味噌が無くなってるパターンのヤツだ。
そんなこんなでギターのアレンジと歌詞の丸暗記の末、約5ヶ月間に渡る練習期間を経てようやくこの日に初お披露目に漕ぎ着けました。
カバー曲にしてもオリジナル曲にしても、自身の中では「一応 “ これ “ が最高到達点」と思えるところまで仕上げたつもりでも、何故かライブに出さない限りどこまで言っても「完成」には辿り着けない感覚があります。
まあ、往々にして初出の際にはボロボロだったりもするのですが、それでもライブに出すことでようやく “ 最後の一線を越えられた “ という実感が得られます。
ある種の「通過儀礼」的なものかも知れない。
よく分からんけど。
いずれにせよ 私自身の思う「完成」と/観る人たちが思う「完成」とのギャップ はどこまで行っても埋まらない気はしますので、そこはアレなんですけど・・・。
アニメ『宝島』については、ちょうど動画配信サービスとかで探して観てみようかな〜と思っていた矢先だったので、思わず
「うをっ!」
って叫んでしまった訳です。
繰り返しにはなりますが、『魚屋のおっさん』でないのにも関わらず・・・です。
(あくまで他の人には聞こえないくらいの小声で。)
もしこれが分冊百科方式の
〜 毎週 1話ずつ発売で、全 26週で完結。
みたいな形態だったら「うえっ〜。」ってなって きっと食指は動かなかったことでしょう。
この「1巻/月 × 3回」で完結 & 1巻当たりの値頃感(税込み 1,500円)が ちょうどツボにハマった感じ。
反射的に手に取っておりました。
この際、冷静に「フツーに既出の DVD BOX を買った場合との比較」とかは “ 野暮 “ だし/ “ 今更 “ なのでやめておきます。(笑)
あ、あと。
ちゃんと観ます・・・。
■ FJスズキ ■