2018年7月の『覚え書き』。(その3) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』

 

 

『その2』から つづく。)

 

 

 

 

引き続き、

 

● 7月1日(日) 横浜

 

 

もう 7月分を書き切ったかのごとき錯覚を抱いておりますが、まだまだ初日分の序盤も序盤でした。

この先 いったい何分割になるのか分からないまま進めます。

 

 

 

12:00 ~

◆ [3]『シルク博物館』

『その1』の冒頭で入手の経緯を記したパンフの中でも、特に気になっていたのがこちら。

 

いえ、別に『シルク』そのものにはあまり(ってゆーか “ ほぼ “ )興味はございませんが、

 

 「そんなピンポイントを攻めた博物館ってアリなのか?」

 

とか、

 

 「いったい誰が観に行くんだろう?」

 

というベクトルの興味は大いにありましたよ。

 

事前に勝手にイメージしていたのは、

 

 ~ 古い石造りの建造物の転用で、展示資料が全般的に黄ばんでいる感じの渋い博物館。

 

みたいな・・・。

 

実際に行ってみたら全然違った。

なんかモダンな建物。

 

入口の写真撮ってる間にも、若い女性 2人組とか/外国人観光客らしきグループとかが観覧を終えて出て来ます。

 

 「おお、ニーズはあったのか!」

 

シルクにまつわる展示あれやこれや。

確かに、言われてみれば

 

 ~ 横浜土産にシルクのスカーフ

 

みたいな話も聞いたことがあった様な気がする。

シルクは横浜の地場産業ってことなのね。

 

クイズ形式の展示もあったりで、恐らく課外授業で訪れたり/夏休みの自由研究のネタを拾いに来る小学生なんかを意識しているものと思われます。

“ 生 “ の「お蚕様」が桑の葉っぱを食べてる姿や/繭玉を作ってるところも見られます。

虫関係(特にイモムシ系)が苦手な方は要注意です。

 

恐らく「繊維」繋がりということかと思います。

2F が各国の民族衣装や/古代~近代の衣類の変遷の展示だったのですが・・・。

う~む。

妙に静かな空間。

うまく表現出来ませんが、1F 展示とのギャップに何とも言えない違和感(?)を覚えましたが、それが何に由来するものかは不明です。

(あくまで私の内部的な問題なので、説明が出来なかったら全く伝わらないのが道理。)

 

 

 

12:30 ~

◆ [4]『横浜港 大さん橋 国際旅客ターミナル』

 

博物館とかじゃありませんが、ここは外せません。

超変態系巨大建造物。

行く度に ついつい写真撮っちゃいます。

今回、正面の道路で初めてこの ↓ 銘板を見ました。(上空を渡る歩道のところ。)

 

 

 

 

 

そしてもう一つ新たな収穫が。

屋上デッキの補修箇所、新品の焼けてない材がはまっております。

ナルホド、完成当時は全体的にこんな色合いだったわけね・・・と頭の中で想像してニヤニヤしてしまいます。見てみたかった。

 

そういえば。

デッキ中腹に建物内部へ降りるスロープがあるのですが、そこを構成する材がこんな赤茶の色合いです。

ちゃんと確かめてはおりませんがちょっとしっとりとしたオイルフィニッシュ調で、それらしき臭気も漂っております。

これまでずっと、「スロープだから滑り止めか?」などと思っておりましたが、実はここがオリジナルの状態を残しているのかも。屋根に覆われて直射日光が当たってないので。

 

 

お昼時だったので『大さん橋』内部 入り口付近のレストランで昼食。

前回行った時までの記憶だと、

 

 ~ よく公共機関とかに隣接していそうな(?)、高齢の方々でも割と落ち着いて利用出来そうな渋めな感じのレストラン。

 

が入ってます。

つまりは私にも利用し易い雰囲気ってことです。

 

が。

行ってみたらお店が変ってる!

なんかちょっとチャラ・・・いや、え~と、若者ウケしそうな今風な感じ??

恐らくこれまでは旅客ターミナルの利用客向けを意図していたのが、改めてこのターミナル自体を観光スポットとしてアピールする方向に転換したいんじゃないかと勝手に想像いたします。

 

お店の雰囲気と表のメニュー看板見て腰が引けましたが、外はとにかく暑いし、もう休憩込みってことでここに決めました。

席に案内される際に「カウンター席か?/テーブル席か?」と訊かれ、反射的に「カウンター席」をチョイス。

“ 反射的に “ というのは、日頃『やよい軒』などで そこそこ空いている時間帯でもどうせ「お独り様」なのでちょっと気を遣ってあえてカウンター席を選んだりしているので。

 

案内されてみて「あっ、違った!」と気付く。

このお店でいうカウンター席とは、

 

 ~ カップルが海を眺めながら語らうための・・・

 

的なチャラい・・・いや、おっされ~な感じのヤツじゃん。

ちょっと場違いな感じで恥ずかしい。(最早、被害妄想の域か?)

 

とか思いつつ。

カンターから、グリルチキンカレー越しの『氷川丸』。

ここでまた父親のことを思い出して、少~し泣く。

周囲にはバレてなかったとは思いますが、やや動揺したためか、飲み干してほぼ氷だけになったアイスコーヒーのグラスを倒して店員さんに迷惑を掛ける。

 

 

「チャラい」とか思ってスミマセン・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

う~む。

この先は さらりと行けると思います。

 

 

 

(『その4』に つづく。)

 

 

 

 

 

■ FJスズキ ■