(『その3』から つづく。)
引き続き、
● 7月1日(日) 横浜
当日のあまりの暑さに、この辺りから記憶がぼんやりしております。
14:00 ~
◆ 『横浜開港資料館』
・金属活字と明治の横浜 ~小宮山博史コレクションを中心に~
今回訪問した博物館など、事の始めとして「ペリー来航」の顛末からという展示が多かった気がいたします。港町「横浜」の原点・・・的な。
ここの常設展は正にその辺りから近代までの横浜を語る内容だったと思います。
開催中だった企画展、これまた かな~りピンポイントに『金属活字』に的を絞った展示。
現場で観てる際にはよく分かってませんでしたが、後に改めてフリーペーパーの解説でその企画意図を知りました。
漢字活字の発祥はヨーロッパで、中国にキリスト教を布教するための中国語の聖書印刷の需要が高まったためとのこと。
それが長崎経由で横浜に入り、横浜では いち早く日本語の新聞が刊行された・・・という歴史的背景あり。
そういえば、今回の行程には入ってませんが『新聞博物館』ってのもあるらしい。
恐るべし、横浜。
14:50 ~
◆ 『横浜税関資料展示室「クイーンのひろば」』
歴史ある建物の様ですが、外壁の改修工事中でした。
(この建物の塔は「横浜三塔」のひとつで『クイーンの塔』と呼ばれてます。)
やはり事の始まりは「ペリー来航」から。
密輸の手口紹介(?)とか、金属探知機で税関の仕事体験コーナーなども。
随所に税関のイメージキャラクター『カスタム君』が・・・。
そろそろ夕方のライブの時間が迫ってまいります。
思ってたよりはるかに時間が足りない・・・。
15:20 ~
◆ 『日本郵船歴史博物館』
・企画展「ならべて積んで半世紀~コンテナ船の歩み~」
『氷川丸』とのセット券を “ 次回 “ に持ち越さないために、是が非でも当日消化してしまいたい。(無期限だからといって持ち帰っても、きっとまた紛失するだけなので。)
同博物館へは過去にも企画展目当てで行っているため、常設展ってあまりじっくり観てません。(まあ、ありがちなお話。)
今回は尚更じっくり観れずに ほぼ企画展のみに集中。
ちょっと前に話題になった、
~ 20世紀最大の発明は「コンテナ」である。
というのが うっすらと念頭にありました。(確か、某かの著書が新聞などで取り上げられていた・・・はず。)
そういう切り口で並べられたコンテナ船模型の変遷を観ると、より大量に/より合理的に と進化して行く過程が分かり易くて面白い。
国内に導入する際には陸路のインフラまで含めてそれまでの慣習を覆す大英断が必要だったらしいのですが、その価値は十二分にあったってことなんでしょう、きっと。
16:50
ここで博物館巡りは時間切れ。
ライブ会場へ向かうことにします。
今回事前に Google Map で当たりを付けたけれど行けなかった博物館(など)は、ざっとこんな感じ。
『横浜みなと博物館』
『神奈川県歴史博物館』
『三菱みなとみらい技術館』
『原鉄道模型博物館』
『馬の博物館』
『岩崎博物館 -ゲーテ座記念-』
そして、ものすご~~く気になるけど平日しか開いてないのがこちら。
『歯の博物館』
後日ネット検索で新たに見付けたのが、
『ニュースパーク 日本新聞博物館』
『海外移住資料館』
『日産エンジンミュージアム』
『大佛次郎記念館』
『横浜ブリキのおもちゃ博物館』
あと。
意味合いはちょっと異なりますが一応「ミュージアム」と名の付く
『横浜アンパンマンこどもミュージアム』
『カップヌードルニュージアム 横浜』
とかも・・・。
恐るべし、横浜。(Reprise)
当初は みなとみらい駅周辺まで行って電車で折り返す想定をしておりました。
が。
結果的に移動出来たのは距離にしてその半分程度。
しかも中途半端に遠い(駅まで&駅から歩く距離を鑑みると、ライブ会場まで直線的に歩いてしまった方が早い)ので、徒歩移動にて。
一応プリントアウトの地図は持ってましたが、中華街の中だなんて いかにも “ 迷う “ シチュエーションじゃございませぬか。
地図と現実の街並が脳内でリンクしないまま、半分勘でなんとか辿り着けました。
● 7月1日(日) 横浜 F.D.A YOKOHAMA
16:30 ~
『タテタカコ&F.A.D presents 「夕刻に悲喜交々の中華街」』
◆ 射守矢 雄 と 平松 学
◆ 田淵ひさ子
◆ タテタカコ
会場の「F.D.A YOKOHAMA」と『タテタカコ』さん の共同企画とのこと。
対バンはちょっと珍しい構成のインストバンドと、アコギ弾き語り。
う~む。
多分、私が分かってなさ過ぎるに違いない。
7/1(日)の横浜はここで終了。
(『その5』に つづく。)
■ FJスズキ ■