まだまだ暑い日は続きながらも、時々感じる日差しはそろそろ秋の日差し。少しだけ柔らかく、少しだけ弱い。少し前の刺さる程の日差しとは違う。
数年前までは、必ず海の近くか、山の近くに居た。だから、確実に夏は感じていた。特に海の近くに居た頃は、夏はある意味 "祭り" だった。でも、ここ数年、季節を感じる事なく生きていた。今年もそうだ。気が付けば日差しが少しだけ柔らかくなっている。俺の「夏」は始まることなく終わった。きっとそんな時期だって必要なんだ、俺の「夏」が始まることなく終わった事に気付いていれば。
「カトリーナ」の深い爪痕が未だに残っている「強い国」アメリカ。そしてこの国でもやはり台風で数名の死者を出している。確かにこの国では「パーフェクト ストーム」みたいなとんでもない状況は起こりにくい。でも、毎年のように大きな台風が来て、いつだって大きな被害を被る。ただ、その被害はワールドワイドで考えたら、おそらく、台風の規模の割には少ないはず。俺達日本人の歴史は、いつだって自然災害と闘ってきた、そんな歴史の上にこの国がある。
台風だけではなく、地震に対してもナーバスだ。世界有数の地震国、しかも「先進国」と言われる中では稀な位に。きっとこの国に生まれ育った人間の「多くは」自然災害に敏感であるのと同じ位、季節の移り変わりを肌で感じる事ができる。
今回の台風14号でも死者は出た。でも、その死者に対し、変に哀れみを持つべきではないように思う。死を迎える瞬間、彼らはきっと苦しみの中でその瞬間を迎えたのだろうとは思うが、それでも、「他の人間に殺された」訳でもなく、まして自殺した訳でもない。天寿を全うしたんだ。
十数年前、占いに凝って、色々な占いに首を突っ込んでいた知人が居た。俺はそいつに言われた。「おまえは○○歳に自殺する」と。きっとそっち方面の方ならおわかりかと思うが、そんな事は間違っても本人に言うべきではない。でも、その心ない「痴人」(そう、知人ではなく)は、勝手に俺の事を占って、無責任にそう言い放った。そしてそれが今年。
確かに、今までにない位、精神的な負担も多く、いつ首を吊ってもおかしくない状況。でも、「痴人」田辺の言うがままに俺の人生が終わるのは癪だから、今でも必死に藻掻きながらも、どこかで息を抜いている。 絶対に自殺なんてするか!
(いつかどこかで「痴人」田辺に偶然会ったら、
社交辞令の前にまず奴を殴り倒す!
2度と立ち上がれないように)
ここ数年、美しい光景を見ても感動しなくなった。原因を考えてはみたが、やはりわからなかった。でも、今夜気付いたんだ、"祭り"の季節を過ごしていなかった事に。盛り上がる時期がないから、いつだってすべてが平坦。こんなに四季のはっきりしている素晴らしい国に生まれ育っているのに。
時々思う、笑いながら人を殺せる感覚が欲しい!と。でも大丈夫、今の俺にはそんな感覚、十分に備わっている、俺自身気付いていないだけで。
むしろ俺に必要なのは、「コンセプト51」!
まだまだ暑い日は続くけど、でも、季節はそろそろ秋。俺は、秋は嫌いだ。中途半端だから。