今回は、『沢山生まれるマインドセット』です。
⏬過去2回⏬
第一回目…回避型マインドセット
第二回目…精神疾患克服を通過点にしたマインドセット
第二回目でお話しした、僕の精神疾患克服を通過点にしたマインドセットは、
『自分の心を自由に感じて使えるようにする』
でした。
一生かけたテーマなので、精神疾患を克服した今もこのマインドセットです。
この一番芯になるマインドセットの他にも、生活していると、症状が立ち塞がる色んな物事に対して、目標を立てる場面が出てきます。
僕も、過食症、パニック症、境界性パーソナリティ障害などが起こす症状の一つ一つに対して、目標、成し遂げたい事、掴み取りたい事が、何回も出てきました。
12年間の過食症を一瞬で完治させた時は、
「(結婚したばかりの奥様に)悲しい思いをさせない」
でした。
ウィンドサーフィンのパニック症克服は、
「もう一度、自由に海を駆け巡りたい。今迄の独り自由勝手気ままじゃなく、みんなと一緒に。」
でした。
このどちらも、病気に意識が当たっていません。
なので、病気以外の事にも意識が向きます。
その結果として、
過食症では、例えば家族でご飯を食べる事に楽しさや嬉しさに焦点が当たっているので、頭から過食が消えています。
という事は、食事の度に過食に対して恐れたり不安になったりしません。
なので、意識の動き方が、精神的な刺激になる内容は、過食と食事へのネガティブな気持ちと刺激ではありません。
その代わりに、食事の楽しさ/幸せから生まれる気持ちのパターンは、ポジティブ。
だから、気持ちが精神に与える影響は、過食症を慢性化、悪化させる悪循環とは逆の好循環になります。
また、食事そのものがポジティブに感じるので、ありふれたメニューでも何でも楽しく嬉しくなると余計に好循環です。
ウィンドサーフィンでは、種目を変えてゼロからスキルアップしながら克服していき、結果的に発症前よりレベルアップしました。
また、発症前より人付き合いをする様になりました。
返り咲くには人の力にもお世話になり、その事を心底実感して感謝する人格に変わっていっていたので、勝手気儘に一人でやっていた昔とは変わりました。
この様に、いつも目標を、病気を克服を越えた所に置き、目標を叶えたついでに、精神疾患を治していく形になっています。
本当に心から叶えたいからこそ、症状や、金銭/時間/場所のやり繰りなど、その都度、自分にとっての大きな逆境を何とかして乗り越えます。
そうでなければ、発作に呑まれたら最悪溺死のウィンドサーフィンでの発作を100%完璧に押さえきったり、心が折れずに続けられませんでした。
死ぬ危険をおかしてまで海に乗り出し続けた程、僕はウィンドサーフィンが大好きなんです。
理屈じゃない純粋無垢な本心。
根性じゃないんだよ。
他人の意見は関係無い、本当の真心の目標/願いを立て続けて叶える努力を続ける事が、症状克服と人生の為にとてもとても必要です。
そんな心から叶えたいモノを自分の中から見付けて、症状克服だけでなく、生き甲斐がある自分の命の使い方をして下さい。
病気克服は、本当の目的に向かっていった事への、オマケ、副産物、ご褒美みたいなものです。
オマケみたいに思える程、
- 本当の願いを叶える最中の一本気さ、純粋さ、気力
- 本当の願いを叶え終わった達成感、嬉しさ、幸せというのは、
病気克服は大きな障壁ですが、本当の目標/目的/願いの方が、病気克服よりも、もっと大きく、高く、複雑な障壁に思えます。
何故なら、摑み取りたいモノが、症状を乗り越えるより高みにあり、その高みから症状を見下ろす形になるからです。
たとえ下から見ても、症状の向こう側にある目標に意識をセットしているので、症状に意識がセットアップされずに、症状への意識を突き抜けて目標を遠くではなく手元に置く意識を持てます。
症状を何とかした次に摑み取りたいモノを見るという、二段階方式の意識とは違います。
症状に惑わされず、こ自身の願いを立てては奮い立ち、叶え続けながら、症状を乗り越え続ける一挙両得、一石二鳥を進み続けて下さい。
僕はそんな道を歩んできて、そんな道のサポートをしています。
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