心の病を克服するマインドセット
重症の時は、マインドセットは超難しい、または不可能です。
でも、症状が改善していくに従って、当事者の方が、いつかしなきゃいけなくなります。
どうしてかというと、思考や感情のあり方、働き方が、精神に影響を与え、精神からの影響をコントロールしていくからです。
特に、症状が改善しきて、理性が入り込む余地ができてきた時からです。
言われて勉強/仕事すると、
- 効果が少ない
- 逆効果
けれど、主体的にやると、
- 効果が上がりやすい
- 逆境を対処しやすい
- 適正を見極めやすい
など、
- プラスに進める
- 手段の取捨選択ができる
という効果があります。
心の病の取り組みや、自己啓発は、ダイレクトに精神や心に関わる事なので、もっともっと「本人の気持ち次第」の及ぼす力の割合が大きくなる事を、僕自身が体験しています。
今回は、
「病気や病気で起こる悪い事を避ける為の
目的目標を立てるとどうなるか❓️」
についてお話しします。
僕が心の病を治す動機は２つありました。
今日は、その動機の一つをお話しします。
それは、
『誰にも僕が心の病だと知られずに治す』
でした。
理由は、
「病院で精神疾患と烙印を押されたら、社会から阻害されて、仕事を得られず、収入も無くなり、人間関係から阻害されて、孤独に餓死していく。」
でした。
都合が悪い事を避ける動機は、危機感から生まれるので、短い時間で行動に移す強い動機と気力になります。
生き物としての自己防衛機能ですね。
はじめは、危機回避で良いのですが、早い内に動機と理由を変える必要があります。
何故なら、
- 恐怖
- 不安
- 憤り
- 悲しみ
などのネガティブな気持ちから逃れる為に行動すると、病気にばかり意識が染まり、益々強く縛られていくからです。
その結果、
- 病気から逃げる事
- 病気を避ける事
- 病気への不安、恐怖、諦め、絶望
といった思いや気持ちが単純化され、
- 病気
- 不安
- 恐怖
- 諦め
- 絶望
といった感情に染まりやすくなります。
染まると、その感情がいつも湧いてきて思考にも影響を与えながら、感情も思考もどんどん頻繁化、強化、慢性化していきます。
これが、ネガティブな精神と心のスパイラルにはまりこむ『気から病』です。
このスパイラルにはまりこむと、
『想像⏩️感情⏩️想像⏩️感情』
という連鎖が段々速く強くなっていきます。
まるで、パニック発作の予期不安ですね。
この連鎖が予期不安の様に生活の色んなシーンに伝染していきます。
すると、
- 諦め
- 悲しみ
- 憤り
- 恐怖
- 絶望
などといったネガティブな、後ろ向きな、破壊的な気持ちが大きくなっていきます。
感じるストレスも頻繁かつ強くなっていきます。
なので、
- 回避する動機や理由は、気力や活力を生み続けにくいです。
- 出来事など、自分の外側から受ける刺激によって、精神、心、身体にストレスを受け続けます。
- 自分でネガティブな感情と思考を生み続けて、精神、心、身体にダメージを与え続けます。
身体への悪影響は、倦怠感や偏頭痛など、沢山ありますが、体調を崩す事です。
精神、つまり脳から出ている神経は、身体中にはりめぐらされていますよね。
だから、当然身体の健康を左右します。
更には、他の心の病を誘発する事もあります。
ネガティブな精神と心を強くしていくからです。
例えば、生活習慣が悪くて糖尿病にかかると、他の生活習慣病になる事が珍しくないのと同じです。
精神も肉体も、生活状態が悪いまま、或いは悪い状態が一線を超えて、病気の併発と悪化に歯止めがかからなくなるのです。
最後のまとめですが、回避や逃避が動機/理由/目的は、短期的には気力、体力を上げます。
凶悪な事件や悲惨な事故、または天災の時は、火事場のくそ力が働きますよね。
なので、自己防衛には、本当に必要不可欠です。
でも、長期的には、ネガティブを受け続ける、自分で生み出す頻度と強度を上げていきます。
その為、ネガティブを減らし、ポジティブや安らぎ、癒しを増やしていく為に、つまり心の病など、精神心理をより良くしていく為に、回避や逃避とは違う動機、目的、理由へと、早い内に変える必要があります。
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