心の病を治す正しいマインドセットとは
前回は、
「病気や病気で起こる悪い事を避ける為の目的目標を立てるとどうなるか❓️」
でした。
まとめると、回避する動機や理由は、動物が持っている生命維持の為に、有効に働く本能であり、素早く力強く行動に移す原動力になります。
この点は、とてもありがたい能力なのですが、後々厄介になるというお話しでした。
今回は、
『後々どこに目標や目的のマインドセットをすれば良いか』
のお話しです。
前回の僕の回避型の理由とマインドセットは、これでしたね。
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他人や社会に自分が精神疾患だとバレると孤立し、仕事に就けなくなって収入が無くなり、孤独に餓死していくのが怖い。だから、診断され通院する病院を使わず、誰にも精神疾患を知られずに治す。
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もう一つあった、そして病気を克服した今も持っているマインドセットは、『自分の心はかけがえのない大切なものだから、自分で心を自由に感じて使えるようにする』です。
このマインドセットは、病気という難問や障害が目的達成の手段と通過点になっている所が最大のポイントです。
難関や障害のお陰で持てた生きる目標ですね。
癌等のとても重い病気になって、
『もう最期かも知れない。それなら、◯◯を叶えよう❗』
と、一念発起するのと同じ種類のマインドセットです。
身体的な病気でも、病気を越えて何かを達成するマインドセットだった方々が、病気を克服する話はよく聞きます。
残念ながら、病気で亡くなってしまっても命を最期まで使いきった生き方をしてきます。
精神疾患の場合、精神疾患そのもので死ぬ事はありませんが、例えば過食症の為に、生活習慣病等になって重い後遺症を背負ったり、異常な精神の為に人の輪の中で生きられず、死んでしまう事はあります。
次に、何故、
- 病気を通過点とする事が
- 病気克服を達成手段とする事が
良い効果を発揮するかについてお話しします。
映画やドラマでも、目標や使命に向けて頑張る人は、途中の逆境へ意欲的に、強い気力を持って取り組んでいきますよね。
そして、火事場のくそ力みたいな、逆境の乗り越え方をします。
これが現実に生きる生身の人間にも起こります。
しかし、大前提として、目標が、本当に真心に沿ったモノである事ですね😃
現実や創作ストーリーの中でも、「夢破れる事」はあっても、気力や馬力は凄いモノを発揮していますよね。
特に心の病は、脳や神経に影響を与えています。
その脳/神経は、意識が受ける、または意識が生み出す刺激を受けて働き、脳の動くパターンやつくりが変わります。
なので、意識が生み出すものとして、マインドセットが心の病を克服するには、とてもとても重要な鍵を握ります。
実際、僕は、そのマインドセットによって、12年間続いた過食症を一秒かからず止めました。
このブログでも頻繁に紹介している妻の一言だけで、別人になったかの自我になって過食をやってる場合ではない心地になったのです。
その時の気持ちは、こうです。
- 過食をしている場合ではない
- 過食はもう絶対にしない
- 妻を悲しませない
- 一言をくれた妻への感謝
心理スキルを使って花粉症を止めるなど、マインドセットでアレルギーを止めていく理屈も、『意識の変換』にあります。
『気から病』
先程お話しした様に、脳/神経に悪さをする心の病には、この病気を
- 度外視
- 通過点
- 二の次
- 踏み台
もし、病気にフォーカスした目標だと、病気に意識が集中して、症状に振り回されやすい、ネガティブを生みやすくなります。
例えば、
「病気が治ったら◯◯する」
といった、『タラレバ思考』に陥ります。
すると、諦め、口惜しさ、羨望の様な、弱い気力、体力、活力になりやすいです。
比較的何でもない時でも、病気が意識を占領するので、不安や恐れ、悲しみ等のネガティブな気持ちになりやすくなります。
元々精神的な病気なのに、更に自分で精神的に落としていく形になります。
最悪、他の心の病を誘発。
そこまでいかなくとも、何かのネガティブな気持ちをとても強く持つ精神性や性格にしてしまいます。
なので、病気という逆境に焦点が当たらない、当たりにくい目標を立てる必要があります。
すると、病気を治す事が目標を達成する手段の1つに見えます。
という事は、病気が目標より小さく感じやすくなります。
高い位置から低い位置にあるモノを見て考える感覚ですね。
また、物事を多角的に見る形にもなります。
病気克服が大目標になると、それが一番大きなモノとして意識するので、大きな存在に思いやすくなります。
とても圧迫感や挫折感がある感じですね。
すると、その圧迫感や挫折感に呑まれやすくなります。
この様に、
- 病気を越えたマインドセット
- 病気をターゲットにしたマインドセット
の2つには、精神的、心理的に大きな違いをもたらします。
意識の持ち方と精神的に与える影響が全く変わります。
例えば、病気を目標の通過地点にしていた「心を自由に感じて使えるようになる」という僕の闘病中のマインドセットは、病気克服が終った後も、変わってきません。
何故なら、病気を克服する最中から、
『自分の心を自由に感じて使えるようにする事は一生取り組むモノだ』
と、解ったからです。
周りを見渡して、健常者であっても、心が不自由そうな人を見つけられると思います。
そして、それは病気を克服して、健常者の域に達しても、僕にも誰にでも当てはまる事を自覚させられています。
この様に病気を越えたモノの見方もできるので、病気を越えた発展性もあります。
なので、
- 病気を越えた、通過点にした、
- 病気を治す事が目標達成の一手段になる
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